三池ろむこさんのレビュー一覧

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

事例2:人の心の声が聞こえても図太く生きれる。

余村が臆病になる人ならこちらの人は能力を図太く利用して生きている。

2作目「言ノ葉ノ世界」はスピンオフです。心の声が聞こえる主人公って言う設定だけ一緒で、全く別物のお話です。
話の展開的にもこっちの方がSFちっくで、深いかも。攻こと仮原はこの能力が結びつけた不思議な縁で今の暮らしをしていたり、受こと藤野は理系の頭で、なぜ人の心が読めてしまうのかという部分を分析したり二人で話すシーンがあった…

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カクゴはいいか 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

ドS vs ドS 

マンガ『カクゴをきめて』のスピンオフ。
といっても、あちらの主人公達の石上組ではなく、その敵対組織・極真会の息子とその守役の男の話。
マンガは今一つな感じでしたが、やはり小説、こちらのほうが断然面白い!

極真会長の妾腹の息子・真は、優等生だけど暴力的で問題を起こすような悪い奴。
大学では目立たないように、平凡なふりをしてるんですが、一歩外に出るとそれはもう、尖ったナイフというか騒動のネ…

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Dear+Heaven ディアプラス・ヘヴン vol.6 グッズ

どうせならもっと濃いのがあってもよかったかなー。

読みたい作家さんがあったのでGETしましたv

「生徒会長に忠告・番外篇 副会長の権力」門地かおり
図書館でイチャラブ。
知賀はどこでも発情しますねぇ(笑)
いや、それに流される国斉さんも大概だとは思うのですが。
知賀が攻なのにキレイ。

「シュガーコード・番外篇 大人の時間」
大土井さんいろいろしすぎ…。
っていうか、なんの説明もナシにオモチャ持って来られたら誰だってビビるよ…

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ここからどうする? コミック

三池ろむこ 

ほんわかなんだけど

あいかわらずふわふわした感じのやさしいお話。
かわいいんだ、かわいいんだけどちょっとモノ足りなさを感じてしまうんだ。どうして恋をするのかという理由付けとか葛藤とかそういうものが足りてない気がするんだ。

表題作の部活モノとか、さわやかなリーマン×コンビニ店員とか。
かわいいんだけどなー……

そんなことを言いながらも犬神様の話のケモ耳と尻尾にもえたぎってしまう私は大の人外スキー。一冊ま…

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言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

色々モニョモニョしました

モニョモニョしました。
なんか足りないような、逆に過剰すぎるような。単純化しすぎてるような、逆に複雑化しすぎてるような。
その兼ね合いが、私の趣味とは180度違うことにモニョモニョ。
進化論に関する話における学術的な意味での間違いも気になりました。非常に初歩的かつありがちな勘違いをされてるような。

でもいちばんは、キャラに魅力を感じなかったことです。
主役は、悪い男というよりは、ウザい男だと思い…

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ここからどうする? コミック

三池ろむこ 

萌えた

よくわからないけど、妙に萌えた。
ライバルでありながらも、もっとも心の奥で向かい合ってる関係というのか、ちょっと緊張感のある二人に萌えまくりました。
高校生ならでは、の無自覚、無鉄砲さもいいかな。
三池さんは、いいなと思う時と、これでいいのかとげんなりする時と、両極端なんですが、これはよかった。
わたしは楽しめました。
ライバル萌えなのかな?

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魔法使いの恋 コミック

三池ろむこ 

チビ攻め

表題作は、ぐるぐる系の後ろ向きの受けが痛々しい。
いい話だったけど、萌えツボとは微妙に違っていました。
ただ、攻めが猫を飼ったことがないと悶絶しているところは受けました。可愛かったです。

同時収録のチビ攻めのほうが目的で手に取ったんですが、チビワンコ攻めで忠犬すぎたかな?
可愛くてよかったんですが、ちょっと受けがイマイチだったかも?

それにしても、表紙イラストの雰囲気と内容がまる…

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魔法使いの恋 コミック

三池ろむこ 

恋という魔法

とってもかわいくて、きらきらさらりとしていてあまり後には残らない、そんな三池さんらしい短編集

表題作カップルの二人の距離感が切なくてよかったです。
いつかなくなるものは初めから欲しがらないと、色々なものを最初から諦めてしまっている大人しい受と、そんな彼にはまってしまった社交的で明るい攻。
欲しい誕生日プレゼントを聞かれて「今が終わらない魔法」と答える受はなんともいじらしくて切ないです。

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その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

思ってる以上に愛されてる

“幼なじみはちょっとオレ様”って帯なんですけど
オレ様っていうか、
“親友”って立場にギリギリの所で止まって
たまきは俺のもので、大好きなんだ
をアピールしてると言った方がいいかな。
お話は たまき目線なんですけど、何回か読み返すと
慎司が、すごーくすごーく たまきの気持ちが追いつくのを待ってた
というイイ奴です。
たまきは俺のもの。って自覚してから長く想ってた分、
言うことがね…

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言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

結局みんな

臆病で、ピュアなんだよね。

もう、いっぱいレビュー上がっているし、自分でもとっくにレビューしたつもりになっていたけど、、、あれ?

仮原は、悪ぶって、ずるい事して生きているけど、子どもの頃から与えられ続けた痛みに怯え続けているただの子どもだ。
それが、裏表のない藤野の心の歌に救われる。
途中、それなりに紆余曲折や葛藤はある物の、結局は甘い結末のラブファンタジー。
「アキムラ」にして…

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