三池ろむこさんのレビュー一覧

甘えたがりで意地っ張り 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

甘酸っぱくてほろ苦い

渡海さんの初文庫本サイズということなので楽しみにして読んだのですが、渡海さんの青春しつつもどこか大人びている登場人物や世界観と三池さんの素敵なイラストがとってもマッチしていて、買ってよかった!と思える一冊になりました。

このお話は、とある中途半端な進学校の男子校が舞台となっています。
顔が整ってて、優しくて、気に入った子にすぐナンパする1年先輩の来生(受)から、硬派でなかなか感情を表にしな…

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幻の恋人 小説

大鳥香弥  三池ろむこ 

差し障りのない

ずっと前から読んでみたかったのを、先日発見して、すぐに読み始めました。
縦長の、少し厚めの本となっていますが、ページ数は250ぐらいで、文字も大きかったので見た目ほど長くなく、さくさくと読み進めることができました。

このお話は、幼いころから優しくて頼りになる信一くん(攻)にずっと片思いをしている真面目で奥手な俊くん(受)のお話です。

女の子が大好きで扱い慣れている信一くんに恋をしてい…

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裸足でワルツを コミック

三池ろむこ 

目の空虚さに話が合ってる感じ

基本線三池ろむこさんの本が肌に合ってなかったらしく評価が激辛なんですが、この本はかなり好きかな・・・
というかこの本が良かったんで作者買いして片っ端から合わなかったというか。

特に好きなのは海辺での別れ際を書いた
「さよなら、冬の日」
男女三人組のドリカムのようなセットの中で肉体関係はあったものの、本当は相手の男女の方が好きあってるんだろうな、と理解した上で罪悪感を感じ、別れなければい…

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ここからどうする? コミック

三池ろむこ 

一寸理解しづらい

三池ろむこさんの本はなんかもう一度読みたいと思わせるインパクトが残らなくて、
もう処分しよう・・・と思いながらも
「もう一回買っちゃわない様にレビュー位は書いておくか」
と読み返すとそこまで悪くもないか・・・と思う本。

でもじゃぁじっくり読もうとすると「なぜそうなる?」と思わされる所が・・・
この本においてもこれだけじっくりとエッチ以前の段階を書いているのに、なぜ好きになったのかが自…

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背中合わせでキスを 小説

安曇ひかる  三池ろむこ 

後からじわじわ

 隣同士の家に三日違いで生まれた桜井郁弥と三神峯皓。
 幼い頃から何かにつけて張り合いながら大きくなった二人を周りは「いいコンビ」というが、本人達は「とんでもない!」と思っていた。
 ライバル意識を持つあまり素直になれない二人。
 中学三年の夏、郁弥は皓の様子に微妙な変化を感じていた。
 それは今まで同等だと思っていた二人の間に距離を置かれたようなそんな違和感だった。
 ある日、体育の授…

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ゆうぐれのまち コミック

三池ろむこ 

むむむ…

どうにも三池ろむこさんのほのぼのな空気感が私は苦手なようです。
あと、受けくんの行動にも違和感が。

たとえば「ひみつ」とか言っていかにも思わせぶりな顔をすること。惚れた相手にそんな言い方されたら、そりゃあ相手も聞き出そうとするさ。
たとえばエッチの最中に、深刻な悩みとして「俺、重くない?好きすぎて重たく思われないか不安」みたいなことを打ちあけること。
こういう言動は相手から否定の言葉を引き出すこ…

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キラキラ コミック

三池ろむこ 

ハートフル(^▽^)

ルームシェアしているクリエイター達のお話。
3組のカップルが出てきます。
高校の先輩・宮田、後輩・加持の再会モノ。
同じ瞬間を共有してた喜び!
何かと運命づけするのって、割と女子的思考だと思うんですが、男子にもあるんですかね?

高校時代、一度宮田にフラれている加持。
その宮田と急に同室に住むハメになり、気まずい…と思いつつも、また目の前に現れた宮田に恋をしてしまう。

2人ともすごく真摯。
流さ…

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十の願い【コミコミスタジオオリジナル特典番外編小冊子】 グッズ

結構ヤキモキ焼きなんです♪

本品は『十の願い』の
通販書店限定特典品の小冊子です。

本編は受様視点でしたが
攻様視点でのラブラブ後日談になります♪

相馬の恋人である乃坂は
不幸な生い立ちのせいか幸福に慣れない
遠慮がちな優しい好青年です。

対して創馬は親の後を継いで会社社長となり
欲しいモノには躊躇なく手を伸ばしてきたので

彼の健気さに気づいたら愛おしく手放せなくなり
社長の特権で自社に入…

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十の願い 小説

火崎勇  三池ろむこ 

自分のために願う事

今回は受様の店の常連客で土地開発会社社長と
義母とたばこ屋を営む青年のお話です。

土地買収問題を絡めながら
受様が攻様と出会って幸せをつかむまで。

受様の実の両親は
飲むと受様に手をあげるような二人で
母が男ともに家を出て行くと
父は養護施設の前に受様を置き去りにします。

暴力や空腹からは解放されても
自分がいらないモノとして捨てられた受様は
希望や期待を持つ事もな…

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十の願い 小説

火崎勇  三池ろむこ 

ハラハラしました

主人公(乃坂)にとてもハラハラし、何回も本を閉じて、開いて、を繰り返して読みました(笑)

火崎先生の作品は初めて読んだのですが、
とても読みやすく尚且つ感情移入かできるものでした。

主人公の心の内がよく表されており、人間味溢れているなあと思い、
恋をするとたぶん私もこんな風に考えてしまうかもなあとか思いました。

中盤では主人公の引きすぎな性格というか、なんでもネガティブな考え…

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