三池ろむこさんのレビュー一覧

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

中庸の世界

言ノ葉シリーズ三作目。
人の心の『声』が聞こえるという
かなりオーソドックスな設定で
大ヒット&主人公を変えて三作も
書けるのは本当にすごいと思います。

奇をてらわず、ほどほどに切なく、
最後は安心のハッピーエンド…
みたいな中庸な作風が万人受けするの
かもしれません。


今回の主人公は、20歳の青年・カンナ。
同じ能力をもっていた亡き母親の教えで、この力で人を救うこ…

8

春待ちチェリーブロッサム 小説

松前侑里  三池ろむこ 

そうか、ツンデレだったんだ・・・

松前さんで、高校の先生×生徒で年の差もの。これ以上ないくらい好みのド真ん中なのに、意外なくらい受け付けませんでした。
キャラクターも別に大キライというほどではないんですが、好きとも言えません。メインキャラクターのどちらにもまったく魅力を感じない。

実は、あとになって他の方のレビューを拝見して『悦也(受)がツン成分の多いツンデレだからか!』と気付きました。
もともと、攻受問わずツンデレは…

1

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

うさぎ、発情中

うさ神様の中途半端な恩返しで、俺がうさぎでうさぎが俺になってしまって、ドタバタするお話。

中身がうさぎな俺は、欲望に忠実なのに、人間の俺は臆病で、
でも、ハイスペック幼なじみも、中身は実は臆病で、
そんなこんなで、初恋を拗らせたまま無駄にした10年以上。
いまいちピントがずれている神様が叶えてくれたのは、うさぎになっちゃう荒療治で、
でも、最終的にはちゃんと願いが叶って、よかった、よ…

2

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

切ないけど…

以前に読んで手放していたことを忘れ、二度買いしてしまいました…。

あらすじ通りの切ないお話だと思いますが、高評価に期待し過ぎたのか私の感受性が乏しいのか、200%の切なさより主人公の日常の閉塞感が重苦しく、仕事の場面に生活感があり過ぎて読むのに疲労してしまいました。
なので、長谷部はどこがそんなに良かったのかも、余村の後ろ向きな気持ちを浴び過ぎた私にはイマイチわからなかったです。

と…

3

いじわる社長と料理人 小説

みとう鈴梨  三池ろむこ 

お腹が空きます!

受けの社長の言葉のわるいこと!ホント意地悪(笑)
その意地悪な言葉攻めにも負けず美味しそうな料理を作り続ける攻めさんがいじらしい。
血縁者を信じられないという社長さん、最後までかわいそう。桜さんの正体わかったのなら歩み寄るとか出来ないのでしょうか。家族の絆は相原と巳口に任せるだけというのも…。
ありきたりでも最後は家族関係良好にしても良かったのわでは?

それにしても料理の数々が美味しそ…

1

魔法使いの恋 コミック

三池ろむこ 

魔法使い=ファンタジー


魔法使い=ファンタジーだと思ってました。
わーい、BLファンタジーだ~とか喜んでたんですけど、全く違いました。

でも、裏切られた訳じゃないです。
読んで良かったです。

唇を噛む癖のある荒谷がとても可愛いです。
恥じらう荒谷が本当に可愛い。

終わった時が恐いらしく喜んだり、感情を出さないようにしている、それが、唇を噛み締めると言う事らしいです。
可愛いですよね。ちょっ…

2

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

期待を裏切らない可愛さ!

三池ろむこさんの表紙絵が可愛くて、発売前から楽しみにしていました。
頁をめくったら、カラーの扉絵がさらに可愛い~!
うさ耳というと、頭の上にまっすぐ生えた耳を想像しがちですが
こちらはロップイヤーなので、てろんと垂れたベージュのお耳が特徴です。
長いお耳が肩の上で柔らかくたわんでいるのがもうたまらない~☆

お話は、幼馴染の受けと攻めが想いを寄せつつも
お互いの気持ちに気付かないまま…

7

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

第3弾ですね!

ヤクザ:額田学×心の声が聞こえる青年:栞名希一です。
心の声が聞こえるシリーズの第3弾です。

1作目は突然心の声が聞こえて、2作目は生まれたときから心の声が聞こえて、
今回も生まれたときから聞こえていますが、お母さんも心の声が聞こえていた
ある意味サラブレットです。

前作では人の心が読めることで性格がひん曲がってしまっていましたが、
今回は人の心が読めるなら人助けをしようと思っ…

6

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

じわっと…

心にじわっと来ました。

一作目が好きで、なぜか二作目はまだ未購入ですが、三作目が店頭にあったので思わず…。

砂原worldキターーーーー!!
みたいな。

私個人の意見ですが、やはり砂原先生の描く世界が好きです。

母親も「聴こえる」体質の主人公は初めてで、
世に役立てようとする主人公、カンナはえらいっ!
が、つらいと思うよ…自分が他人の犠牲になって生きていくなんて。

2

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

兎が可愛いすぎる!

最近立て続けに、獣耳ものを読んでいる気がします…(笑)
主人公は在宅のフリーライターでオタクの八尋、25歳。初恋の幼馴染みが忘れらず、誰とも恋愛できていません。幼稚園のとき、お隣に住む幼馴染みの舜也に優しくお姫様扱いされ(びっくりするぐらいおマセさんな幼児ですw)、プロポーズされ、誓いのキスまでしてしまいます。中学、高校と進学するにつれ疎遠になり、社会人になった今では接触はほぼなし。ふっきりたい…

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