三池ろむこさんのレビュー一覧

願いかなえば コミック

三池ろむこ 

青春の1ページ

大学の演劇部(演劇研究部というのかな?)の話です。

一目置かれている俳優(攻め)と
初心者脚本家の主人公(受け)の
青春物語といった感じです。

絵柄はとても物語の雰囲気にあっていて
青春物語というところを
更に盛り上げている気がします。

三池さんの絵は好きなんですが、
こういう話に、一番しっくり合うなあという
気がしました。

発展途上の主人公の脚本が、
同じく…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

もしも心の声が聞こえたなら

もし、人の心の声が否応なしに聞こえてしまったら。
やっぱりどんな善人でも人間不信になるだろうな。
そしてそれが突然聞こえなくなったら、それはそれで腹の探り合いに嫌気がさす……実際人の心の声が聞こえたことなんてないのに、主人公の気持ちがじんじんと胸に伝わってきました。
それでもこのお話が照らし出すのは悲惨な運命を負った主人公ではない。
心の声が聞こえたことで攻めの恋心に気づくことができた、二…

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俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

暴走うさぎのお導き

たれ耳うさぎにしろうさぎ。イラストは三池ろむこさん。こういう作品を無条件に「カワイイ・・・」と思えたら、わたしの読書の間口ももすこし広がるのになあ。妙にガタイがよくって色黒の野郎どもになぜかうさみみが生えちゃってる松雪作品の方を愛らしく思ってしまうわたしは多分筋金入りの変態なんでしょう。
 突然みみつきになった人のお話としては鈴木あみさん「ウサギ狩り」の一羽を思いだしますが、せつなさやハラハラ…

1

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

癒されます。^o^

とにかく話がめっちゃ可愛い!
切ない系が好きな私なんですが、
表紙の可愛さに惹かれて購入しました。
本当に良かったです!!
うさぎを飼いたいって気持ちになりました。>_<
癒やされたい時にオススメです!!

3

チンピラ犬とヤクザ猫 小説

神奈木智  三池ろむこ 

ヤクザとチンピラ

猫科の猛獣のようなヤクザ・藤波は、小さいながらも一家を率いる組長。
そんな藤波に密かに憧れていた陽太は、同じ傘下ながらも敵対する組のチンピラ。
ある日、陽太は怪我した藤波を匿うことになり、、、

恋は人を強くする!?

それまでフラフラとチンピラ生活に甘んじていた陽太は、ただ遠くから見て憧れていただけの藤波と生活している内に、この人のそばにいたいと覚悟を決めます。
一方藤波も、陽太と…

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カクゴをきめて コミック

渡海奈穂  三池ろむこ 

攻めのビジュアルだけなら萌×2

うほ!
チャラ男ヘタレイケメン大好きです。

三池ろむこさんは小説の挿絵が大好きで、この度漫画にも手を出してみました。
原作は渡海奈穂さんです。
これは小説でも読んでみたいですねえ。

受けはヤクザの跡取り息子で、名門校に通う鉄。
攻めは顔だけが取り柄の最低チャラ男の瀬能。

瀬能がね、本当最低野郎なわけですが、でもビジュアルがすんごいわたし好みで!
三池さん、ありがとうござ…

2

十の願い 小説

火崎勇  三池ろむこ 

さらに願いを叶えて幸せになるといい!!

乃坂の孤独感とか養母を亡くした時の気持ちとか少しわかるところあってもう(´;ω;`)ブワッてなった。
ひとりでいたくない
ひとりがこわい
ひとりのほうが気楽とか思うのはまわりと繋がっているからだろうし、家族がいないわけではないからだよね。
彼と同じ状況を想像するとホントにこわい。
乃坂はさらに願いを叶えて幸せになるといい!!

火崎勇さんのこのタイプの話はたいへん大好きです(*´ω…

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その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

俺のものになるなら、

好き勝手に振る舞うけれど、受けに弱くて実は甘えたがりな攻めと
そんな攻めの手綱を握った意外と男前な受けの話です。
ろむこさんの絵柄が大好きで、特にトーンもベタもない髪の毛のキャラが
好みなので、余計楽しめました。

すぐにちょっかいを掛けて、犬みたいにまとわりつく攻めが可愛いです。
受けも受けでちょっとツンデレで想像のなかで
「もっと構ってよ!」と詰め寄る受けも物凄く可愛かったです。…

4

夢で逢えたら 小説

谷崎泉  三池ろむこ 

お笑いの世界を舞台に、手堅く読み応えのある良作

谷崎さんの描くお笑いもの。
今まで読んできた筆者の作品とは世界が違うのだが
安定感のある筆力は健在で、気持ちよく読める。

舞台は芸能界。
高校の同級生で、お笑いコンビを組んで8年になる賢介と律。

ツッコミの律は、高校時代から賢介に片思いをしているが
ブレイクした時期を過ぎ、二人はコンビとしても微妙な時期に来ている。
ボケの賢介は、お笑いではなく俳優として売れっ子で、解散の危機…

4

夢で逢えたら 小説

谷崎泉  三池ろむこ 

あれは究極のプロポーズの言葉だと思いました。

いつもの書店で特典つきフェアがあり、その時に初めて知り、
その機会に購入しました。

この作品は280ページほどあるのですが、そのうち約半分、
160ページくらいまで受けの律くんの辛く苦しい思いばかりが
書かれていて、もう律くんの辛さや苦しさがヒシヒシと
ずっと伝わってきて、もう痛々しくて見ていられなくて、
こちらの読み手が耐えきれないくらいでした。

律くんの長年の想い人で相方…

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