三池ろむこさんのレビュー一覧

君色リバーシ 小説

染井吉乃  三池ろむこ 

女装じゃなかった

ほのぼのしていて、好きです。

「姉代わりに、お見合いを断りに」のパターンで
女装かなーなんて期待していたけど、
ふつーの高校生のままの出会い
待ち合わせの 相手を間違えて 意気投合。
受験生の日常にしては 穏やかな日常だなー。
あれ あれという間にお泊りデート

意識をしていても、「恋」と気が付かない。
しかも、ライバルがきっかけを作った「姉」
長谷川さんの優しさは、ちょっ…

4

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

人の気持ちなんてわからないものだけど

「言ノ葉ノ花」はCDを聴いて素敵な作品だと思っていたのですが、本はまだ読んでいませんでした。
シリーズの最新巻「言ノ葉ノ使い」を読んだのがきっかけで、ぜひ前作2巻とも読まねばと購入した次第です。

「言ノ葉ノ使い」のレビューでも書きましたが、このCPがシリーズの中で一番好きです。
「心の声が聴こえる」設定が秀逸なのとそれが存分に活かされている秀作です!

心の声が聴こえてしまう余村と、…

8

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

想像がつかない領域

人の心の声が聞こえてしまう男のラブストーリー。

ファンタジーというより軽くホラーだと思いました。
人の心の声が聞こえること自体ゾッとしますが、その能力を得ることの意味不明さもあります。
余村の葛藤や苦悩と一緒になって考えてしまう感じで、BLとして登場人物に萌えたりなどはあまりできませんでした。
タイトルや表紙のふんわりとした雰囲気から、こんな読後感を覚えるとは思いませんでした。

3

おつきあいしてください。 コミック

三池ろむこ 

大人に余裕はそんなに無いw

少しばかりお久しぶりのろむこさんのコミックスです☆

『おつきあいしてください。』他2話
ドラッグストアの支店長・北村は
日々忙しく真面目に働いている34歳でゲイ。
なんの変哲もない毎日だったはずが
ある日以前から可愛いと思っていた学生の坂本碧に
つきあってくれませんかと突然告白されてしまいます。
いくら両想いでも年の差もありすぎるし
一時の気の迷いでこちら側に引きずり込んではい…

4

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

世界観が素晴らしい

言ノ葉シリーズ最新作。
1作目と2作目はCDしか聴いていないのですが、とても良いお話だったので、最新作が出ていたのを今さら知り読んでみました。
どういった二人なのか知らずに読み始めたのですが、思いがけず好きなヤクザさん登場w
このシリーズでヤクザ側の話がどんな展開を迎えるのかすごく気になって、夢中になって読みました。

心の声が聞こえるカンナは、お母さんから言われた通り人の役に立とうと必…

3

カクゴをきめて コミック

渡海奈穂  三池ろむこ 

友紀のお父さんが一番好きでした

原作の渡海さんにはまっている時に読んだ作品です。
ストーリーと三池さんの絵が合ってて、雰囲気を出しています。

メインカップルよりも、友紀と数学教師・佐原のカップルの方が好きでした。

自分にだけきつくあたる佐原に、切れて反撃をする友紀。顔を近づけただけで、真っ赤になってうろたえる佐原。調子が狂った友紀は、佐原を意識するようになります。佐原に好きだと告白される友紀。でも、実は、佐原の初恋…

1

不機嫌王子と誘惑ランプ 小説

はなさくら  三池ろむこ 

精霊の涙

はなさくらさんは作家買いしている一人です。今回は大好きなファンタジーということで発売を楽しみにしていました。

攻めは小国の王子のアレク。兄達に疎まれていて、人間不信になっています。受けはランプの精のジンニー。精霊界にイフリートという恋人がいます。
アレクが母親からもらったランプをこすってジンニーを呼び出し、二人は出会います。恋人を精霊界に待たせているジンニーは、早くアレクの願いを叶えて精霊…

6

魔法使いの恋 コミック

三池ろむこ 

表題作より

表題作より、2番めの話「キミのすべて」のほうが
好きでしたね。
短い話でしたけど。

何より攻めがワンコ!
これが何より可愛くて…。

背が小さいのに、「付き合って下さい!」
とか必死で言われたら、
もうほだされちゃいますよね。

友達として付き合っていくようになった二人ですが、
年下のワンコ攻めが、
主人公の受けに攻める攻める。
ガンガン攻める。

ああ、カワイイ…

1

その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

青春物語

青春物語が似合いそうな三池さんの絵。

今回の話もまさしく
青春の1ページという感じでした。

「あまりにも早くくっつき過ぎかなー?」とも
思いましたが、
それもありかなと思わせてしまう
三池さんの力もすごいですね。

「俺のモンになれよ」とか
殺し文句ですよね。

主人公みたいにびっくりするし、
赤くもなりますよね。

慎司(攻め)が主人公のたまき(受け)のものな…

0

狂犬は一途に恋をする 小説

野原滋  三池ろむこ 

365日ネガキャン開催中の受

一風変わった人材派遣会社で働く攻と、そこに依頼人として現れた受のお話。
野原さんの作品は3冊目ですが、これってもうこの方のスタイルなんだね、っていうくらいのテンポの良さが特徴です。
ぽんぽんと進む台詞回しに、絶妙に混ぜてくるコント風のやりとり。
時折、ぷっと吹き出してしまうようなシーンも多く、最後まで飽きずに一気読みできちゃいます。

攻が人情に厚く涙もろいという性格に反し、受けは現実に…

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