三池ろむこさんのレビュー一覧

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の声が聞こえたら

人の心がある日突然聞こえるようになってしまった話。

プロポーズした恋人の本音、友人だと思っていたはずの同僚の本音、いつだって人の本音と建て前は裏腹。その裏がある日突然見えてしまったら人間不信になるのは当然。恋人と別れ、仕事も辞め、引きこもって数年。生きていくにはお金がかかる。心の声が聞こえる事にも少し慣れ、派遣社員として社会復帰したが、接点のないはずの同性の同僚が自分の事を好きだと気付いてし…

2

愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

引き込まれました

「明日になっても傍にいる」は既読ですがスピンオフとは知らずに読みました。

読み応えありました。そして心霊現象が怖くてドキドキしました。それと井上につきまとう女の思い込みが不気味でした。

なかなか心霊現象の原因が分からなかったので、面白かったです。

最初は幸春のキツい性格が読んでいて受けつけなかったんですが、井上との関係が進むにつれて可愛げが出てきました。それと井上の図書館司書と副…

1

青ノ言ノ葉 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

孤独な天才科学者の救世主



「言ノ葉」シリーズ。
とはいえ、前作から300年ほど未来の話なので、今作だけで十分だと思います。
人の心が聞こえるようになった科学者の話。

9歳にして、言葉を発せず会話ができる技術を開発した天才科学者ソウマ(攻め)は、ある日突然他人の「心の声」が聞こえるようになった事に気が付きます。
それは自分の現在の研究テーマでもありました。
が、自分の状況を解明できないばかりか、他人の「…

0

狂犬は一途に恋をする 小説

野原滋  三池ろむこ 

何を言ってもケチをつけるネガティブ受け

超ネガティブな受けということである程度覚悟はして読みはじめたのだけど、「どうせ……俺なんか……」みたいなウジウジ系ではないんです。
ネガティブだけど攻撃的というか、相手の言葉尻を卑屈に捉えてケチつけて反論してくるので疲れるというか……。

何でも屋である攻めに「高校の同窓会にゴージャス美人を連れ添って幸せな俺を見せつけてやりたい」という依頼をした受け。
髪ボサボサで貧相な依頼人と「ゴージャ…

1

愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

ちょっと怖かった

なんと少しホラーテイストありのお話でした。びっくり。ひー読めませんというほどまでは怖くなく、ホラー部分以外はいつも通りの椎崎先生テイスト、ぐるぐる話です。ぐるぐる長いなあとやはり思ったのと受けの性格が今一つ好きではなかったので中立にしました。本編340Pほど。「明日になっても傍にいる」のスピンオフですが前作未読でも問題ないと思います。

喫茶店で別れ話を切り出した幸春。可愛い顔をしているからか…

5

青ノ言ノ葉 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の中は未来も同じ

「言ノ葉」シリーズ第5作。
例によって「心の声が聞こえてしまう人間と普通の人間が出会い、惹かれて求め合うが能力ゆえにつまづき、危機があり、また愛で結ばれる…」の展開に沿っています。
今回の舞台は300年後の世界。
これは成功していると思う。
というのは、これまでのシリーズ作品は全て現代日本のパラレル的な世界観で、その部分が次第に「こんな能力の人がいっぱいいるわけないでしょ」的無理やり感が出…

0

ぎんぎつねのお嫁入り 小説

川琴ゆい華  三池ろむこ 

ぎんぎつねすずの初恋


助けてもらった恩人に恋したぎんぎつねが恋に突っ走る話

雑誌掲載分「ぎんぎつねの恩返し」と書き下ろし「ぎんぎつねのお嫁入り」の2本立てです。
どちらも受け視点。


<あらすじ>
怪我をして倒れているところを助けてもらったぎんぎつねのすず(受け)。
恩人はキッチンカーのオーナー大倉陽壱(攻め)。
陽壱が大好きになってしまったすずは養い親の九尾の狐・緑蓉に頼み込んで人間にしても…

3

ぎんぎつねのお嫁入り 小説

川琴ゆい華  三池ろむこ 

ほんわりしたラブラブカップルです!

可愛い。本当この一言につきます!
受けが可愛い過ぎて、ほっこりしました。

あらすじやネタバレは他の方がしているので、私は感想を。

いや、すずが陽壱に惚れちゃうのもわかる。自分ではコンプレックスだと思ってたものを「綺麗」と素直に褒められるって本当に嬉しいですもんね。
それに二人とも堂々と「ラブラブ」してるのがまた!!
ここまで堂々としてると、呆れを通り越して微笑ましいですよ!

1

魔法使いの恋 コミック

三池ろむこ 

素直になりたい若者達

表題作
◾︎西崎(陽キャラ大学生)×荒谷(暗め大学生)
どうしても、西崎のセリフは口のいい男の言葉に見えてしまうので、荒谷の気持ちの方が分かる。この先ずっと一緒にいる事は出来ないかもしれないって保険をかけ続けちゃうんだよな〜。でも西崎は西崎で、荒谷から好きって反応が返ってきてほしいのも分かるから、あんまりずっと殻にこもってると見放されてしまうぞ。
この2人がもう少し長く読みたかった!

0

ユア・オンリー・アイドル コミック

三池ろむこ 

アイドルだけど日常ですね❗️

初読みの三池ろむこ先生。

甘やかな画とお話です。おなじCPですが、オムニバスみたいです。

幼なじみの2人が、時を経て、一人はアイドルに、一人は大学生になりました。

アイドルの優斗と大学生の秋朋は、互いが好きで告白して、ちゃんと付き合っています。

この作品は、どちらかと言うとアイドルや芸能界は設定として存在していますが、どちらかと言うと日常的な場面が多いのです。

三池先…

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