ヴヤマさんのレビュー一覧

またね、神様 上 コミック

ヴヤマ 

闇と病みの上塗り

ヴヤマ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
不憫 4
闇 4
健気 2
エロ 1
な感じだと思います。

両くん×幸太郎くんのカプです。

某番組で知りましたが本当に闇BLですね。しかし、第1話の闇要素がまだまだ序の口だったことを、読み進めていくと思い知らされました。

帯に書いていますが、宗教要素が描かれているので、それだ…

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またね、神様 下 コミック

ヴヤマ 

この結末を待っていた。

この結末で本当に良かったんだけれど、どうして幸太郎は両に電話をかけて戻ってきたんだろう。好きだったからだろうけど、両から逃げたよね。戻るきっかけが分からず、「あれ、私 読み飛ばしてるあるのかなぁ」と思った。再会の際、ちゃんと避妊具用意して準備万端だし、幸太郎の描写や思考の流れが何か抜けていたように感じた。そういえば、上巻で両が幸太郎の儀式を最初に見て驚いて苦悩しているのに、突然幸太郎の家に儀式をし…

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またね、神様 下 コミック

ヴヤマ 

上巻とは対照的なストーリーに救われる

(こちらは下巻のみのレビューです。上巻については電子書籍の方へレビューさせていただきました)

1巻(上巻)に引き続き、電子で2巻(下巻)を読みましたのでレビューしてみます。242ページ。以下少々ネタバレあります。

上巻では、両が自ら階段から飛び降りて大怪我を負うという衝撃展開で度肝を抜かれました。自分から離れていきそうな幸太郎を、命をかけて繋ぎ止めるとは…ヤバさ全開!見事なヤンデレっぷ…

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またね、神様 下 コミック

ヴヤマ 

自らの手で「始まりの為の終わり」を選べる強さ

まともに見えていた両が冷静さを失い、見るべき足元も未来も過去も全てから目を背け、ただひたすらに幸太郎が自分の側に居るという事にだけ囚われてしまう

逆に異常な生活にさえ慣れてしまって見えた幸太郎が、そんな両を通して自分の弱さに目を向け受け止める

情緒が乱れまくる両に対し冷静な幸太郎

6話の彼らのお話しは「終わり」でもあり「始まりの為の終わり」でもあったすごく感情が揺さぶられる対比で…

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またね、神様 コミック

ヴヤマ 

名前の意味を考えてみた

作品内容やその衝撃度など、レビューで書きたくなる側面をたくさん感じる作品でした

その中で、上巻で最も最初にエグっ…と思った幸太郎の家で行われていた「儀式」で出て来る耳慣れぬ名前について考えてみました

先ず、養母が儀式を行う息子に向けて声を掛けた呼び名は「エレナ」
エレナは宗教で言えば「聖ヘレナ/エレナ」を思い浮かべるのが妥当かな?と思います
人物的にはローマ帝国の皇后でキリスト教に…

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またね、神様 コミック

ヴヤマ 

1巻はかなりダークな内容 でも引き込まれる

以前より気になっていた作品。紙本発売と同時に電子の2巻も発売されたので、あわせて読んでみました。電子なので他の方に倣って、こちらに1巻(上巻)のレビューをします。電子205ページ。
(ちなみに紙本の上巻には描き下ろし漫画10Pが収録されているそうです。)

特に1巻は、前知識少なめで読まれた方がいいかなと思うので、決定的なネタバレはしないようレビューしてみます。

高校生の両(攻)が美人…

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またね、神様 上 コミック

ヴヤマ 

読み進めるのが怖い

傑作です。
怖いけど、、、
下巻まで完読して自分の心が晴れました。

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またね、神様 上 コミック

ヴヤマ 

一番様子がおかしいのは、誰ぇだ?!!

宗教絡みのお話です。

とにかく登場人物、みな様子がおかしいような気がしました。
なにせ、誰が一番様子おかしい選手権が開催されても、(なんだ、その例え、、汗)誰が一番になってもおかしくない濃ゆいキャラばかりです。


主な登場人物は、上巻お表紙にもなっている美しいDKの幸太郎。
実は、「儀式」を行っている家の子で、信者と呼ばれる男たちに身体を捧げている身。



そして、下巻…

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またね、神様 下 コミック

ヴヤマ 

作品タイトルが活きて来る下巻 「罪悪感」という感情の人間らしさ

「またね」は「また」がある、もしくはある事を願って使う言葉
そう考えると、両と幸太郎が道を違えた事がすごく響いて来るタイトルにも感じます

そしてもしかしたらこの「またね」は幸太郎と養母の関係に於いても当てはまるのかも知れない

上巻のレビューで書いた養母の「悪意のない悪」と両の「悪である事を理解している」という違い
理解した上で見ないフリをして悪事に手を染めた両には「罪悪感」がちゃん…

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またね、神様 コミック

ヴヤマ 

上下巻で読むと作品への印象が変わりました 「悪意のない悪」が狂わす世界

上下巻読みました
両方とも電子購入なので上巻はこちらにレビューをします

上巻のレビューなので当然下巻の内容自体に関しては極力避けますが、作品から受ける印象が上巻と下巻ではかなり違うと思ったのでここに関しては事前に言及しておくことで作品への門戸が広くなる可能性もありますし、同時にこの作品の持つ多面性をあらかじめ知っておく事で上下巻読了後の”何か違った・・・”を防ぐ事も出来るかも知れない?と思…

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