桜木知沙子さんのレビュー一覧

情熱まで遠すぎる 小説

桜木知沙子  高城たくみ 

晴視点で読みたかったです・・・

34歳と19歳の恋?19歳の晴が34歳の新堂に片想い中のお話なんですが、視点は新堂なので、その時点でせつなさは半減ですね。最初は晴の片想いの相手が違う相手だと思っていて、同情なのかなんなのかは分かりませんが、応援してますね・・で、時折嫉妬みたいなのを感じたりと・・

でももしかして自分は晴の事を?・・と思い自分でする時に晴の事を思ってしてみたりとするんですが・・
違ったみたいで、何故か?…

3

情熱まで遠すぎる 小説

桜木知沙子  高城たくみ 

派手さのない、誠実なきれいな話

いやー、びっくりしたデス!
自分はオヤジ受け好物ですが、今回の主人公の歯科医さん、まさか自分からお尻をさしだすとは!?
童貞君を思いやったからなのでしょうか?
ひょっとしたら先々リバもありうるカプなのか?
読み終わって、この二人の先のほうが気になってしまったですよ。

開業するまで大学病院で施術していた優秀な歯科医の新堂は、開業医になってからは、のんびりペースで腕がいいのに売上は低空。…

3

凍らない水 小説

桜木知沙子  高永ひなこ 

北海道を舞台にした3作品

『凍らない水』
妻・良香に出て行かれた三國は、慣れない一人暮らしを隣りに住む大学生・藤川に助けられる。
毎晩夕食まで世話になり、穏やかな彼と過ごす時間を次第に大切に思うようになる三國。

良香は三國のことをとても理解してくれていました。
三國が藤川に惹かれるであろうことを承知の上で、三國が藤川を頼るように仕向けた。
自分が藤川に癒されたように、三國も藤川によって救われるようにと願って。…

0

金の鎖が支配する 小説

桜木知沙子  清瀬のどか 

なんで専門学校なんだろう

悪ぶった生徒×優しい先生。
親友への恋心をタテに関係を強要されるとか、まあBL的にはよくある展開かと。
ただどうしても一つ気になるのが、なんで舞台が専門学校なのかという点。
どうして高校じゃダメだったんだろう。その方がより生徒×先生っぽくて個人的には萌えるんですが。

愛されなかった子供とお人好しな大人。
この構図は嫌いじゃないけれど、各務の優等生すぎる発言にはちょくちょくイラっとさせ…

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どうなってんだよ? 小説

桜木知沙子  麻生海 

微妙でした

微妙でした。
ホストくんが何人か登場するんですが、彼らの語ることが妙にムズガユイ。
おバカ受けは大好きなんだけど、この小説に登場するおバカ受けはいまいち好きになれなかったな。ピュアさの方向性が、私の萌えポイントからはズレてる感じ。
攻めがホストクラブを辞めたいきさつについてのくだりも、「えー…」って感じだった。
そこに優しさよりも、プロ意識のなさだとか、妙な偽善臭などを感じちゃって。
サヤを簡単に…

3

演劇どうですか? 小説

桜木知沙子  吉村 

なんとなく、物足りない

評価にいちばん困るタイプの作品でした。
いいお話だし、それなりに楽しく読んだんだけど、なんとなく物足りない、みたいな。
たまにあるんですよね。
萌えか中立かで迷い、その日の気分で萌えになったり中立になったりする。
今日は頭痛で体調よくない日なので、中立ですw

鈍感攻めと、意地っ張り受けのカップルです。
攻めが主役。
大学の演劇サークルを通じて出会い、二人して舞台の主役をつとめることになる。
前半…

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好きになってはいけません 小説

桜木知沙子  夏目イサク 

好きにはならないと宣言するけど身体は繋げちゃうw 完全なプラトニックラブで焦れ焦れするんじゃなくって 身体は繋げるけど、気持ちが繋がるまでを読ませるシナリオに 萌えまくったーっ!!!

物心ついたときからのゲイの雅貴。
綺麗な雅貴は、何度も手痛い恋をし
故郷の田舎町で家業の洋食屋を手伝っているんです。

そして、そこに現れたのは姪の担任の先生である桂沢。
自分のモロ好みである桂沢からアプローチをされるんだけども
何度も何度も酷い恋をしている雅貴は、恋に臆病になってるんですっ!

何がいいって、受けも攻めもウブじゃないとこ!
好きにはならないと宣言するけど身体は繋…

2

サマータイムブルース 小説

桜木知沙子  山田睦月 

迷ったんですが、

中立か萌えかで迷ったんですが、丁寧なストーリー展開が好感だったので萌えにしました。
でもでも、ひたすら重苦しくて、萌えはなかったですw

『サマータイムブルース』
『スプリングタイムキス』
高校時代に告白してふられた先輩(受け)と四年ぶりに出会う主人公(攻め)。
四年前のいろいろな誤解が解けて、やっと結ばれる二人。
誤解の中身が「なんだかな…」って感じでした。もっとパンチのある誤解を期待してたもん…

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プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

初めて恋を知る話にキュンキュン

憧れと恋の区別、そして恋へ至る過程、丁寧になぞられていて胸が掴まれちゃいました。
高星さんの絵がぴったりで、素敵なお話です。

自分の性癖を隠して、寮生活を送る高校生陸の気になる相手は同級生の対木。
皆に好かれて明るい、自分にはないものを持っている彼に、あんな風になりたいと憧れに近い恋心をもっています。
そしてその気持ちは、隠された性癖の為告白できなくて。
カフェで出会った先輩の笹渕に…

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東京の休日 「札幌の休日」番外編 小説

桜木知沙子  岡部広 

けんかするほど仲がいい

『札幌の休日』のスピンオフ作品です。
熟年夫婦のように落ち着いた本編カップルより、口を開けばけんかばかりのこちらのカップルの方が好きですね。

総合病院に勤務する外科医師・北條は、飲み会の翌朝に自分のベッドの中で見知らぬ裸の少年・真史を発見する。
根っからの女好きである北條は、酔って彼と関係を持ってしまったことを認めたくない。

淡々とした真史の言葉に、北條は血圧を上げっぱなし。
沸…

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