桜木知沙子さんのレビュー一覧

特別になりたい 小説

桜木知沙子  陵クミコ 

男前受け、最高。ものすごく北海道に行きたくなる

北海道・小樽の町が舞台の、なんとも爽やかで、切なくて、甘酸っぱい青春もの。

毎日本当に溶けてしまいそうな暑さもあり、今すぐ北海道(小樽)に飛んで行きたくなるー…!
小樽、まだ一度も行ったことがないので余計に思いが募ります。

大学生同士、アパートの隣人の年下寡黙ワンコ攻め(ガラス工芸の作家、というのがなんとも素敵)× 明るく気の利くイケメン先輩、というカプ。

も〜この受けの翔太が…

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友達に求愛されてます 小説

桜木知沙子  佐倉ハイジ 

十年愛を追い求めて

桜木先生らしく、札幌が舞台のBL。

主人公は、段々活気がなくなってきている商店街の居酒屋2代目・涼真。
ある日、高校卒業後、東京で美容師になった同級生の迅が戻ってきて…
…と始まります。
迅は勤務する美容室の札幌店副店長としての帰郷。
涼真は単純に嬉しがるけれど、迅が思いがけない告白の爆弾投下!
ごく普通のノンケ・涼真には青天の霹靂だけど、笑い飛ばす事も怒って跳ね除ける事もできず、…

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家で恋しちゃ駄目ですか 小説

桜木知沙子  キタハラリイ 

ほっこりにこにこ(*´∀`*)

安心して読める、ほのぼのストーリー。

受け様は大学生の凛太。
攻め様は同居している義理の伯父となった慶舟。

高校生の時、新聞配達のバイトをしていて、慶舟と知り合った凛太。
慶舟の兄と凛太の母が再婚して身内となり、凛太の大学進学に伴って慶舟と同居することに。

この関係を壊したくない、という気持ちの両片思い王道ストーリー。
凛太が家を出る、と言い出した所から慶舟の告白までがとて…

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特別になりたい 小説

桜木知沙子  陵クミコ 

小樽に行ってみたくなる。

なんだか北海道、小樽のガラス工房に行ってみたくなりました。

受け様は、大学生の翔太。
攻め様は、ガラス職人を目指すイケメン大学生の橿原。
同じアバート在住って事で知り合い、以来親しく付き合っている2人。

結構早い段階で橿原が翔太に告白。
そんな目で見てなかったけど、橿原への自分の気持ちをきちんと考える翔太。

受け様の翔太視点で、ゆっくり着実に進む、ジレジレ恋心‪(*´꒳`*…

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70%の幸福 小説

桜木知沙子  麻々原絵里依 

攻め様がダメでしたわ┓(*´゚ω`)┏

私は攻め様には厳しいので、ちょっとあまり好きになれなかったです(´・ω・`)

受け様は理学療法士の航星。
担当することになった子供の父親である御木本が攻め様。

初対面から、ちょっと、は!?
前担当がダメだったのなら、担当替えは助かるし、私だったら新しい担当に「信じてない」なんてそんなけんか腰な事言わないなぁ、とビックリ。
せめて様子みてからでしょう。
本人、後から謝罪してたけど…

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70%の幸福 小説

桜木知沙子  麻々原絵里依 

萌えだけに浸りたかった

舞台は、札幌。
主人公は、理学療法士として総合病院で働く航星(ゲイ)。
リハビリを担当していた幼稚園児の創くんの父親との恋模様のお話です。

萌え、はあったんですよ。
挿絵もすごく良い。
だけど…
え?これはちょっと…と感じるところが多くて、正直モヤってしまった。
というのも、この美パパは。

パパですから当然妻がいる。別居中だけど。ノンケ設定なわけです。
なのに呆気なく航星…

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札幌の休日2(文庫版) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

じれじれのじれじれ

ぐるぐる切なくて苦しい気持ちは恋だからと皇はやっとやっと自覚して進展するのかなと思いきや、芦屋には彼女がいるし、一番の親友でもないし、友情を取ると決めたのに友情面でもぐるぐる~自分の中で勝手にぐるぐるしているのがじれったい!!

苦手と思っていた真史と話すことで、少し考えが前向きになったのかな?と期待したものの、またしてもすれ違い?思い込み?皇と芦屋が言い争いになり、ここで想いをぶつけ合うのか…

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札幌の休日 1(文庫版) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

ゆっくりゆっくり青春もの

札幌が舞台ということで手に取ってみました。
北海道の大自然やご当地物・方言が出てくるわけではないけれど、東京出身の皇以外は北海道各地の出身で地名が出てきたり、函館や円山動物園にちょっと遊びに出かけたり、少し触れることはできました。

北海道の雰囲気も合わさって、子供ではないけど大人にもなりきれてない期間特有の大学生の青さが可愛くて楽しげで、危うさや子どもじみたとこ、めちゃくちゃにゆっくり焦れ…

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メロンパン日和 小説

桜木知沙子  藤川桐子 

惚れた方が負けって感じです

従順×女王様の話が好きで読みました。
確かに譲は女王(わがまま)でいいキャラクターをしていました!嫉妬深いし、健気なところもあり、間宮を一人占めしようとする姿がとてもキュンとしました。
ただ、間宮のキャラクターが少しふわふわしていましたねー。何年も思っていたのに、いきなり飼い主に噛みつく犬のように譲にヤキモチやかせたり、わざと冷たくしたりと間宮本人も言っていたが、本当に子どもっぽい感じでした。…

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真夜中の学生寮で 小説

桜木知沙子  高星麻子 

脇役くんが気になって仕方がない

桜木さん初読み。
この作家さんは出身地の札幌にこだわりがあるらしいとどこかで見た気がするが、確かにこの話の舞台も札幌だった。
キャラ文庫では2009年刊だが、雑誌での初出が2003年とあって、どことなく古き良き?素朴さを感じる。
自分が良く読む男子寮ものって現実味が薄くフワフワしたところがあるのが多いかな。

永実(ひさみ)は高二にもなって一人では眠れないほどの超怖がりなのだが、両親の転…

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