桜城ややさんのレビュー一覧

極道さんは子育て上手なパパで愛妻家 コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー グッズ

息子を変えた佐知についての考察

本品は
『極道さんは子育て上手なパパで愛妻家』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

京香視点で本編中の幕間、
入院中の出来事が語られています。

京香はある日、
何げなく物置の荷物を持ち上げようとし
ぎっくり腰になってしまいます。

ちょっと身体の位置を変えても
盛大に痛むために
生まれたばかりの双子を
馬鹿息子のパートナーの佐知に任せ
泣く泣く入院…

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極道さんは子育て上手なパパで愛妻家 小説

佐倉温  桜城やや 

双子狂騒曲

本シリーズは子持ちの任侠ヤクザの東雲組若頭と
美人と評判の雨宮医院三代目院長のお話です。

攻様の母親の入院によって巻き起こる
子育てパニックの顛末を描いた本編に
史(※)視点での家出騒動を収録。

(※)史を代名詞表記すると
ややこしいため彼だけ実名にします。

攻様は東雲組の若頭ですが
父親である二代目が持病を抱えている為
実質的には攻様が次期組長として
組を率いてい…

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極道さんは子育て上手なパパで愛妻家 小説

佐倉温  桜城やや 

本当の家族のように

今回のお話はウザい外野やら、当て馬やら、敵も登場せず、双子の赤ちゃんをいきなり面倒みることになってしまった賢吾たち二人を中心に、一層家族として絆と愛情を深めていくお話です。
京香が重度のぎっくり腰で強制入院をする羽目になり、残された双子の赤ちゃんの面倒を見ることになった佐知。

たった一人で生後2ヶ月くらいの双子の赤ちゃんの面倒を見つつ、仕事もしつつ、食事の支度もする佐知の様子を読みながら、…

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極道さんは子育て上手なパパで愛妻家 小説

佐倉温  桜城やや 

今回はホロリと・・・(ノ_・、)

極道さんシリーズ、第6作目。
ベビーパニックになります。

で、こちらのシリーズ、主役2人のイチャ甘っぷりと、ほのぼのハートフルな子育て描写なんかに定評がございますが、今回は思わずホロリと来ちゃう内容なんですよね。
いやもう、賢吾の愛が宇宙並みにデカいなぁ・・・。
そして、本物の家族になって行く3人に、なんだかジンワリくるなぁ。

既刊のレビューで、(毎回の子育て描写に)もっと目新し…

6

その男、取扱注意! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

面白い!

未読の方、どうかネタバレを見ずに読んで下さい。二作目『その男、侵入禁止』の作品情報も微妙にネタバレ入っているので、そちらも確認せず読んで下さい。この作品、本当に面白いです。
そう長くはない腐女子歴ですが、BL小説Myベストランキング上位に迷いなくあげられます。
個人的には、この作品の面白さはミステリー小説のそれに近い感じがしました。所々に伏線が丁寧に張られて、しばらくしてから「ああ、そういうこ…

4

極道さんはパパで愛妻家 小説

佐倉温  桜城やや 

確かに極道さんはパパで愛妻家ですね!

初読みの作家さんです。

執着攻めいいですね!大好物です。
攻めは受けの幼なじみでヤクザの組長の息子男前29歳。
受けは鈍くて無自覚美貌のフェロモンムンムンなお医者さん。

とにかく受けが自分の気持ちに向き合わずモダモダとぐるぐる考えて、攻めの前から消えます。
しかし親が危篤の知らせに騙され帰って来たら実家の病院を継ぐことに。

受けが消えたのも攻めが組を継いで誰かと結婚して家庭…

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その男、侵入禁止! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

ちょっと蛇足感が……

一巻のようなハラハラするようなスリリングさはなく、二巻は恋人同士になった二人のすれ違いが描かれていて焦れ焦れしました。

敬介の元バリタチゆえの戸惑いがすごくいいです。
ほんの数ヶ月前には男に抱かれるようになるとは思ってもいなかった敬介。
それまで知らなかったネコの快感を覚えていく自分の身体に戸惑いつつも、緒方に抱かれたいと思うようになってしまうとか、女みたいに喘ぎたくないと思っているのに…

5

その男、取扱注意! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

謎解きを楽しむ一方で、巧みな攻め攻め攻防がたまらない。

面白かった!
物騒で不穏な導入部分、それがどう繋がっていくのか、まったく予想ができない。
張り巡らされた意味深な伏線。何か意味があるに違いないと思うのだけど、それがどう展開されていくのか予測ができないので、本を捲る手が止まらない。

お話の謎を解いていく楽しみがある一方で、巧みな攻め攻め攻防が繰り広げられるところがこれまた良かったです。

公務員だと言うけど、それにしては謎が多い隣人の…

5

すべては彼の手の中に 小説

義月粧子  桜城やや 

奔放な攻め×意地っぱりな受け

「ホーム・スウィート・ホーム」のスピンオフ作品。私は前作よりこちらの方が好きです。
番外編は前作の続編ですし、登場人物も時系列もリンクしているので読んでいる方が楽しめます。
特に、和貴(攻)のような魔性の男と付き合える高校生・祐瑚がどんなキャラか知っていると、より宰(受)の焦りが感じられます。

前作は自分勝手な兄×ひたすら健気な弟でしたが、今作の受けは年上だけあって抗います。宰の視点なの…

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ホーム・スウィート・ホーム 小説

義月粧子  桜城やや 

浮気は浮気

中編(弟メイン)、短編(弟メイン)、中編(兄メイン)です。
真ん中の「蜜月」はタイトルどおり甘い二人の暮らしぶりなんですが、初っ端の「OWN BROTHER」は自分は好き勝手してるのに、弟には清純を求める兄が、怒りのままに手を出してしまいますし、「ホーム・スウィート・ホーム」では兄が元カレと焼け木杭に火が付く話です。

とにかく兄(祐瑚)が自分勝手!罪悪感がなく、浮気は浮気だから、という考え…

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