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98/158(合計:1573件)
崎谷はるひ 佳嶋
ゆーきたむ
ネタバレ
BLというくくりでは収まっていないような作品です。 耽美でJUNE的+純文学的な、古きよき時代の文学に精通する重さを感じる精神世界の話です。 あとがきで「当初はプレイ的な側面が多かった」と崎谷さんは仰っていましたが、きっとそれだと「ただやってみた感」だけが強くて、BLというカテゴライズでプレイ萌えの人には受けそうですが、改稿で精神性を重視されたのが正解でした。グッと濃くなった閉塞感に由宇という…
崎谷はるひ タカツキノボル
クレタコ
この作品はCDを先に聞いてたんですよねー、CDがかなりエロかったので原作はどないなもんじゃろと思ったらやっぱりこっちもエロかったー。 エロシーンではもうおちんちんやら、なんやらエロい用語が飛びまくりだし。 しかも受は高校生で18歳、年の差カップルですよー! 未直〔受〕は自分がゲイかどうかで悩んでいて、その相談相手を求めて2丁目の店へ行こうとしていて男に絡まれていたところを、三田村〔攻〕に…
崎谷はるひ ねこ田米蔵
弥七
止まらない。 買ってずっと置いてたんですが、一ページめくると一気読み。 崎谷先生の本って、全部そうですね。 負の感情が苦手なのに、崎谷先生の本は読んでしまいます。マイナスにも理由があるからかな。 このシリーズは、大好きです。これだけでも読めなくはないけど、絶対最初から読んだ方がいいですね。 芸術だとか創作物を考えることが多い生活を送っているので、このアーティストの卵たちの…
崎谷はるひ 冬乃郁也
恋は乱反射するシリーズの3作目で完結でもあるのかな。 単独でも読めるけど他作品と同時進行している話なので他作品を読んでいた方が読みやすいとは思います。 主人公白崎〔攻〕は、かつての姉の夫だった淑実〔受〕にずっと長い恋をしています。 学者タイプで生活能力ゼロの淑実には最初は読んでてイライラしました、だって研究に没頭して食べる事を忘れてぶったおれるくせに面倒をみてくれる白崎に対して「僕は一人…
marun
言葉はオネエだけれどイケメンでホントは男臭い攻め様と どんだけ内気でネガティブなんだと感じる受け様との 思いがすれ違うちょっと切ないラブストーリーです。 4年前に会社が倒産して先が見えない不安から寂しく自棄気味の 気持ちを持て余して2丁目で酒を飲んでいた受け様をトラブルから 助け出してくれた攻め様との一夜の関係。 見た目も冴えない受け様は自分を慰めてくれた攻め様を忘れられず 偶然…
茶鬼
「不埒なパラダイムシフト」でマキのチャット仲間にスピンオフカプが・・という前作後書きに日比谷の相手は一体誰?なんて期待しておりましたら、意外にも早く登場してビックリ! しかし、、、予想しなかった人だったよーーー(読みが甘い?) 日比谷オネェ言葉で何となく正体のつかみづらい人だなーと思いましたが、ここまで、実にラストまでこじれるとは、、おかげで分厚い本になりました(汗、、) 和典が初めて日…
崎谷はるひ 今市子
帯『俺のにしたい。ていうかもう俺のだろ?』 「花がふってくる」と繋がりは多少ありますが、そちらを読んでいなくても、また読む順番にもこだわらなくていいと思います。 この話のネックは女性です、安定企業に勤めている日下〔受〕は付き合って5年の結婚も考えている彼女が居るのですが、その彼女からどうやら別の男宛への間違いメールが入ってくる様になります。 しかもそのメール内容はヒロという男に対して…
崎谷はるひ 蓮川愛
秋葉るい
いつもいつも崎谷さんの小説には泣かされます。 今回も例のごとく泣きました^^; 多分、他の人はここでは泣かないでしょ?って所で泣いた気がします。 壱都が三島の痛みを引き受けるよと言ったことで、自分の中に二人せめぎ合っていた慈英が一つになった時に我慢できず涙^^; まぁ後半は涙腺緩みっぱなしなんで、ずっとティッシュ握ってましたけど^^; 昔はこんなにすぐ泣かなかったのにな…歳、取ったよな。…
崎谷はるひ 志水ゆき
崎谷さんの地味受でここまで卑屈なのは初めて見ました。笑 が、少し共感するところもあり、頑張って欲しいとは思ったんですが若干乙女すぎてイライラ…。もう少し芯が強くなっていく様も見たかったな、という感想です。 攻めの降矢はまさに「肉食系男子」で、これもこれで、今時いないなあ、と思わせるドリーム感はありました。 降矢の気持ちは男の我儘、斎藤の気持ちは女の我儘といった具合にかなりリアルっぽく書いてい…
崎谷はるひ 高永ひなこ
二巻を読んだのちに一巻を読んだので、二人のいきさつがわかり、ぐっと色濃くなりました。 「何も知らない子ども」である藍を最初はビジネスとして提示する志澤というはじまりが面白く、それを恋人同士にさせるまでの過程が割と書くほうは難しいと思います。 しかし、崎谷さんは藍の子ども・無知さの捕らえ方をうまく使って、身体を差し出すところまで描き、そして志澤を怒らせるという、二人が本当に自身の気持ちに向き合う…