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崎谷はるひ 今市子
クレタコ
ネタバレ
帯『俺のにしたい。ていうかもう俺のだろ?』 「花がふってくる」と繋がりは多少ありますが、そちらを読んでいなくても、また読む順番にもこだわらなくていいと思います。 この話のネックは女性です、安定企業に勤めている日下〔受〕は付き合って5年の結婚も考えている彼女が居るのですが、その彼女からどうやら別の男宛への間違いメールが入ってくる様になります。 しかもそのメール内容はヒロという男に対して…
崎谷はるひ 蓮川愛
秋葉るい
いつもいつも崎谷さんの小説には泣かされます。 今回も例のごとく泣きました^^; 多分、他の人はここでは泣かないでしょ?って所で泣いた気がします。 壱都が三島の痛みを引き受けるよと言ったことで、自分の中に二人せめぎ合っていた慈英が一つになった時に我慢できず涙^^; まぁ後半は涙腺緩みっぱなしなんで、ずっとティッシュ握ってましたけど^^; 昔はこんなにすぐ泣かなかったのにな…歳、取ったよな。…
崎谷はるひ 志水ゆき
ゆーきたむ
崎谷さんの地味受でここまで卑屈なのは初めて見ました。笑 が、少し共感するところもあり、頑張って欲しいとは思ったんですが若干乙女すぎてイライラ…。もう少し芯が強くなっていく様も見たかったな、という感想です。 攻めの降矢はまさに「肉食系男子」で、これもこれで、今時いないなあ、と思わせるドリーム感はありました。 降矢の気持ちは男の我儘、斎藤の気持ちは女の我儘といった具合にかなりリアルっぽく書いてい…
崎谷はるひ 高永ひなこ
二巻を読んだのちに一巻を読んだので、二人のいきさつがわかり、ぐっと色濃くなりました。 「何も知らない子ども」である藍を最初はビジネスとして提示する志澤というはじまりが面白く、それを恋人同士にさせるまでの過程が割と書くほうは難しいと思います。 しかし、崎谷さんは藍の子ども・無知さの捕らえ方をうまく使って、身体を差し出すところまで描き、そして志澤を怒らせるという、二人が本当に自身の気持ちに向き合う…
表紙に惹かれて初めて読んだBL小説。衝撃が凄かったです。 藍というキャラクターの魅力を読みすすめるごとに味わえます。 幼いながらの健気さ、懸命さ、純な所が愛らしく、最後は志澤の大人のずる賢さに果敢に向かう姿が、なんとも素敵でした。 一方の志澤も、リアリティのある大人の男で感情を押し殺して耐えてそうなところが個人的には萌え、最終的にそんな二人が少しずつわかりあえていく姿・歩み寄る姿がしっかりと…
崎谷はるひ ねこ田米蔵
雀影
専門学校を舞台にした信号機シリーズ。 第1シーズンが「アオゾラ~」から始まる3カップルそれぞれの本3冊と、3組の後日談をまとめた1冊だとすると、間に番外カップルの独立した甘いお話「ミント~」を挟んで、実質この「リナリア~」がシリーズの続き。 第1シーズンに登場した子達はみんな専門学校を卒業して、次に入学してきた子のお話です。 「子」といっても、本作の主人公・佐光は美大受験に3回失敗して、とり…
崎谷作品にしてはだいぶ幼い&わかりやすいなあという印象。もちろん、これはこれで素敵なのですが。専門用語や専門知識を提示してくれるのは、知らない読者にとっては、鬱陶しい派と勉強になる派に分かれるのだと思いますが、私は勉強になるし、そういう知識や教養をBLを読んでも知ることができるのは崎谷作品の良さです。今回はキャラの作りが、万人受けするような感じで、描写も軽めで読みやすかったです。冲村のギャップ萌も…
崎谷はるひ 山田シロ
本編はあまりいつもの崎谷先生らしくないなあ、と思いながら読み進めたら昔の作品だったそうで、先生の作家としての成長も感じられる作品でした。しかしキャラの作り方が上手なのは昔からで改めて好きになりました。光樹が可愛くてたまりません。餌付け系攻めのお話は大好きなので嬉しかったです。書き下ろし二本は流石の最近の崎谷先生。成長したくーちゃんが立派なナイトになっていて素敵でした。幼さから大人になる成長を描ける…
純粋な子どもだった寛くんがすっかり男の子になってしまって…、ともはや親戚のおばさんのような気持ちになりました。笑。 そして受の來可と関わることで「人間らしい気持ち」を知っていく、という泥臭さも流石の崎谷先生。やはり人間味溢れるもののほうが私は好きです。 トラウマ+記憶障害のせいで、結構なハードルがあったのですが、それを乗り越えたときの二人の初H&寛のがっつき様に萌え萌えしました~! 途中で出…
× Y.K/Myu さらりと読めました。最後まで読み終えると綾川の男らしさに惚れずにはいられません。白瀬も本当に綾川に出会えてよかったね、と心の中で呟いてしまいました。隙のないキャラクターの組み立て方は本当に崎谷先生のすごいところ。受が暗い家庭環境なのはよく描かれますが、今回の白瀬は自分が痛んでしまっていることも理解できないほどの繊細さでしたが、無骨な綾川と寛に出会い、家族のあ…