崎谷はるひさんのレビュー一覧

ナゲキのカナリヤ-ウタエ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

そしてお姫様は幸せになりました

今回は、『リナリア~』の攻め様佐光のお兄さん、清也のお話。
ネトゲで女性キャラ「サヤ」としてプレイし、日常のストレスを発散させていた清也。
密に想いを寄せていた「ダリ」に告白され、悩んだ末に会う事になります。
振られて怒られる覚悟で、本当は自分は男であることを告白しますが、
利憲はあくまで優しく、友達としての付き合いが始まります。

前作で家庭内での行違いは解決し、弟正廣とも和解してま…

2

リナリアのナミダ―マワレ― 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

蝶と可憐な花

佐光は専門学校に通いながら美大を目指す仮面浪人。
本当は実力はあるのに、たび重なる不運で三度受験に失敗しています。
ついに親に美大受験を反対され、兄との不和も根深く、
専門学校のレベルの低さに焦燥を感じて、どんどん荒んで堕ちていく佐光。
そんな佐光が、ゆきなにハメられあわや薬漬に・・・という寸前で助けたのが、
以前から時々声を掛けてきていた売店店員の高間だったのです。

高間を介して…

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「Golden Dew」by 一穂ミチ 〜あなたは稲妻のように〜

「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。
初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、
片喰のもとへ駆けつける話。


平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に
恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。
かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。
新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…

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あの日のきみを抱きしめたなら 2 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

幸せより切ない

やっと健吾が腹をくくり踏み出しました
今まで何してたんだよと、
思ってしまいましたが、
それ位の時間が必要だったのかもしれないですね

健吾が好きでたまらないのに
受け止めてはもらえない、寂しさと辛さから違う人を求めてしまう

暴力は絶対よくないですが
金沢さんの気持ちもわからなくはなかったという印象にかわりました

秀利の長年の辛さを考えると単純に良かった幸せにねとは
言…

1

あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

切ない

原作の方が好きです
が、山本さんも大好きなので
当然購入しました

イラストになるには非常に辛い暴力があります
暴力というパーツはほーーんと
嫌なのでとても切ないです

幼馴染の健吾と秀利
秀利はゲイで付き合う男とこじれることが多い
自虐的な付き合いをしている
この設定だけでかなり嫌な気持ちになりました

が・・・実は高校時代に秀利が健吾に自分は男が好きだと告白をしており…

1

目を閉じればいつかの海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

大人になったら良さが分かるのか?

作品自体は良かったですけど、自分がまだガキで大人の恋愛っていうのを分かってないってことなのかなぁ・・・・色々と突っ込みたい!!
藤木は別れた恋人である嘉悦と予期せぬ再開をするんですが、その後大人らしさは何処にいったんだろうか子供っぽいところが出始めます。これは10年近く自分の感情を抑えてた反動なのか?あと、指輪を外してきたのを見て「愛人に気を使ってる」って昼ドラ?昼ドラだったら十中八九修羅場にな…

1

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

一番読みやすかったかも・・・

アノニムに勤める社員:笹塚健児×元モデル、現カフェの店長:芳野和以です。

順番的に「心臓がふかく爆ぜている」→「静かにことばは揺れている」→「爪先にあまく満ちている」の順番で今回は4作品目ですが、前作を読んでいなくても普通に読めます。
前作のキャラが申し訳程度に出てくるので、読んでたほうがより面白いとは思いますが・・・

ていうか、まず健児が前作で出てきてるんですが、あんまり記憶に残る…

9

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

真っ直ぐな謙ちゃんにときめきます!

お勧め本で~と、ご紹介して頂いた本で、ワクワクして読みました。とても良かったですー♪
攻め・受け視点の両方で話が進むので、どちらの気持ちも分かって感情移入しやすかったです。

皆さんが言うように、攻めの謙ちゃんが真っ直ぐで可愛くて・格好いいです!!
穏やかだけど、しっかりと芯があって意見が言える人って素敵です。友達でも知人でも何でも良いから、近くに居たらいいのになぁ~(笑)

受けの颯…

2

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

新章?スタート

グリーンレヴェリーシリーズということですが、
舞台が「グリーン・レヴェリー」から
何でも屋「アノニム」になり、キャラクターが一新されています。

個人的には、グリーンレヴェリーシリーズは好きだったのですが、
今回は、イマイチ合いませんでした。
展開などは、崎谷さんらしい作品なのですが、
ビッチぶった和以の性格が、なんとも「もってまわった」
表現のように感じてしまいました。
和以が…

2

たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英にとっての神は・・・

記憶喪失後の慈英と臣。なかなか以前の二人に戻れません。
そんな二人の元に三島が壱都を連れてきます。
壱都は新興宗教の教祖でトラブルに巻き込まれ中・・・三島は、二人を頼り、慈英と臣は壱都を預かることになります。
全作から引き続き、ぐるぐるまわっている慈英と臣。
以前から慈英に比べて臣の覚悟は足りないような気がしましたがやはり・・・この時期に壱都が二人の元を訪れたのは必然だったのでしょうか?

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