崎谷はるひさんのレビュー一覧

キスができない、恋をしたい 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

人を信じるって本当に難しい


可愛いなあ、と思いつつ、軽く読めました。
でも、本当に、この主人公はすごいなあ、と思ったのは、最後にはちょっと嫉妬したところ会ったけど、でも、それも寂しさがひどかったから、というだけで、無条件に相手を信用できるって凄いことだなあ、とおもいます。

素直とバカ正直って、近いようで遠いものだと思うんですけど、でも、その中間くらいで本当に一途に前を向いているんだなあ、と思ったら、すごくいじらし…

1

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

泣いてしまった!

「ハチミツ浸透圧」は読んでいて、「カラメル屈折率」はまだ未読で。
なのでこのスピンオフ作品は知っている、という程度でした。
「ハチミツ…」のCDを買った時、鳥海さんのやった城山が気になってはいて。
崎谷先生の作品を検索していたら、この作品の評価の高さに驚いて!
「カラメル…」まだ読んでいないけど、スピンオフだしと思いきって先に読んでしまいました。

読み終わった直後の感想。
泣いてし…

3

たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

シリーズ読んできてよかった・・・!

慈英×臣シリーズ6作目。本編としては5作目で第二部2作目になるのかな。

私は、個人的な好みで言うならシリーズ中では今作がいちばん好きです。なんかもうそれ自体ズレてるな~というのは自覚してます。

実は私、このシリーズはキャラクターはじめ苦手要素が多くてすごく好きとは言えないんですよね(決してキライじゃないですよ。好きは好きです)。
それでも確かに面白いとは思ってるんです。新作が出…

6

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

出た!記憶喪失ネタが。

慈英×臣シリーズ5作目(本編4作目)ですね。

最初の三部作プラス番外編短編集のあとの、謂わば第二部1作目になります。

ストーリーの大元になるのは慈英(攻)の記憶喪失です。
私は『記憶喪失』ネタは、たとえベタと言われようとダメじゃない、むしろ好きなくらいなんですが、こちらはなんとも微妙でした。

だからといってつまらないわけではないんですよ。
本の厚み以上に読み応えもあ…

2

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

・・・エロ酔いしそうです。

慈英×臣シリーズの番外編短編集。

同人誌で書かれた短編を纏めた(ものが中心)ということで、当然ながらH濃厚です。濃過ぎて酔いました。

というわけで、ほとんどはさら~っと読んで『ふ~ん』という感じなんですよね。
つまらないわけではないんですよ。面白いのは面白いんですが、ただHのスゴさに圧倒されてしまって、楽しむ前に一歩引いてしまったんです。

私がこちらでいちばんよかったと感じ…

1

あざやかな恋情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

読み応えあり過ぎる・・・

慈英×臣シリーズ3作目。

『しなやかな熱情』からは6年『ひめやかな殉情』からは2年?

警部補試験を受けて、(一応)1年間の期限付きで山間部の派出所勤務となった臣(受)と『1年も離れていられない』と着いて来た慈英(攻)。

このシリーズ、画家と刑事(現在は駐在さん)なわけですが『画家』はともかく『刑事(駐在さん)』は(出逢いを除けばその後は)あんまりその設定の意味ないんじゃ・・…

2

ひめやかな殉情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

執着・・・

慈英×臣シリーズ第2作目(文庫リリース1作目)。

『しなやかな熱情』での出逢いから4年・同居(同棲)して1年になる2人。

『しなやかな~』のレビューにも書きましたが、キャラクターもその他の設定もあまり好みじゃないので、正直なところこのシリーズはすごく好きとは言えません。
だからと言って決してキライではないんですけどね。何だかんだ言いつつ読み返してるし。

もともと『病んでる…

2

しなやかな熱情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

ここから始まる。

慈英×臣シリーズ第1作目です(文庫での刊行順では2番目ですが)。シリーズのスタート地点・2人の出逢いですね。

崎谷さんは、基本的には作家買いもしている好き作家さんです。ただ、すべての作品が好きかと言うとまったくそんなことはなくて、ダメなものも結構あるんです。

トータルでは『半々よりは好きな方が多いかな』という感じ。

実は、崎谷さんを読み始めてかなり経っても『代表作』とも言え…

2

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

エロ可愛い未直くんwww

崎谷はるひ作品の中で大好きな明義×未直!!

あらすじは
同性しか好きになれないことに悩んでいた真野未直は、高校最後の夏に新宿二丁目に行く決心をする。 しかし妙な連中に絡まれ、危ないところを強面の三田村明義に助けられ…。 強面と威圧的な態度に反し、不器用な優しさを覗かせる明義に惹かれる未直。 しかし必死のアプローチも全く相手にされず、明義はその正体すら教えてくれなくて――。


明義の不器用な優し…

3

キスができない、恋をしたい 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

こんなバカっ子もたまにはいい☆

おバカだけど、なんだか憎めない受けでした。

攻めの憲之と付き合うまでは、本当にどうしようもない人間だった受け・脩。周りの人間もだいぶ呆れていました。そんな中、なりゆきで憲之と付き合うことになります。
今までは最長でも半年しか保たなかった脩ですが、憲之とは3年も続いています。
しかも、憲之と付き合ってからだいぶ
人間らしくなりました。と言っても、一般的に見て普通の人レベルなんですけどね(…

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