崎谷はるひさんのレビュー一覧

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

あまあまー!

もう本当にあまあまで可愛い。
謙ちゃんがまっすぐでとにかく可愛い!
颯生はクールに見えるのに甘えたで可愛い!

読みながらひたすら可愛いを連呼してました。
崎谷作品は大好きなのでいつものごとく作家買いだったのですが、他の作品に比べて説教臭さや女絡みのゴタゴタ、2人の中を引き裂きかねない重大なトラブルなどもなく、平和な作品でした。
この作品は読んでいて笑顔になれますね。

ジュエリー…

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誘眠ドロップ 小説

崎谷はるひ  山田シロ 

ピュアな可愛らしいお話‼

崎谷作品には珍しい高校生カップルで、ピュアな純愛ものでした。
綿菓子のように、甘い甘い幼馴染の2人。
出会った頃からお互いしか見えていなくて、初恋で、もちろん初めての相手。
高校生の話から、3年後…10年後の二人のおノロケ&ラブラブ全開のお話でした。

内容は、世話焼な高校生(のちにマネージャー)の空慈 ×人気アイドルの光樹の幼馴染もの。

家事万能な空慈は、情緒不安定な光樹と一緒に…

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オモチャになりたい 小説

崎谷はるひ  明神翼 

愛にもいろいろあるけれど…‼

崎谷先生は大好きなんですけど、この作品は、間違いなく好き嫌い分かれるお話だと思います。
良くも悪くも、ストーリーもキャラも崎谷作品全開でした(笑)
多少でも甘さを感じられれば、救われたんですけど、私は残念ながら苦手作品でした…。

攻が、S度数全開でエロに特化し過ぎていて、受は天然ドMなエロおバカさんといった、SMフル全開な展開のお話です。

本当に、最初から最後まで、攻めが冷酷で、ツ…

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ひめやかな殉情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

執着と狂気

シリーズ二作目ですが、前作から四年も経ってからのお話です。
一作目は、慈英と臣が出会って恋に落ちて、付き合いだすまでのお話だったんですが、
受け様の臣が余りに卑屈な性格だった為、かなり面倒くさい展開でした。
まあ、私にはそこがツボで面白かったんですが(笑)
そして三十路となった今作でも、臣の基本的な性格は変わってません。

恋人同士の熱い時間を過ごした後に、食事に出た二人は、
慈英の…

1

不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

和典の頑張りぶりが偉いと思いました。

今回は、このシリーズの前作に脇役として登場したイケメンセレブな日比谷にまつわるお話。
と言っても、この日比谷に片想いをした田舎から都会に出てきたちょっと引っ込み思案な和典視点でお話は進行します。
前作、前々作と時間的にはかなりの部分が重なるのですが、それらを読んでいなくても問題なく読めます。

ハンサムでお坊ちゃまで仕事も一流な優しい日比谷に偶然出会ったサエないゲイの子が、地道ですが自分を…

0

ハチミツ浸透圧 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

気持ちよいです

「チョコレート密度」が趣味ではなかったのですが、こちらは大変気に入りました。

二人が、もしかするとお互いの気持ちを誤解し合っていたのかも、とすれ違いに気づいて、ひしと抱き合い、えろえろHになだれこむまでの過程は、例えるならばじりじりと減速しながら頂上まで上ったジェットコースターが、暫しその力を溜めた後、落下へと反転する様に似ています。

私は読み終えたその日のうちに、このエロ場面周辺だけ…

3

ヒマワリのコトバ ― チュウイ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

崎谷作品でも上位に位置するほど好きです


この本について、いろんな評価を見て回ったのですが、
「すっごくおもしろかった!」という人と、「重すぎて辛かった」の二つに分かれていました。
まあそれもそうかな、とは思うのですが、痛い・重い・暗い・辛い話が好きな私にとってはご褒美のようなお話でした。

ただ、読む人の好みに本当に左右されるかな、と思います。
これの前二つ「アオゾラ」と「オレンジ」はまあまあ色々な人が読めるかな?

1

誘眠ドロップ 小説

崎谷はるひ  山田シロ 

甘くて可愛い。

う~ん、昔の崎谷さんだなあ、というのがよくわかる作品でした。何かとシンプルで、でもそういうのも悪くはないんです。なんか懐かしい。←初期の崎谷さん作品の雰囲気は結構好きなので。

かなり執着し合っている幼馴染CPですね。

でも、キャラクターが若いからか崎谷さんが若いからか(?)、その執着が『可愛い・微笑ましい』で済んでいて『病んでる執着』がすごく苦手な私にはちょうどよかったです。

イ…

4

しなやかな熱情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

似た者同士

傷心旅行でふらりと訪れた長野で、慈英はある殺人事件に巻き込まれ、
重要参考人として刑事の臣と出会います。
はじめて顔をあわせるなりケンカ腰の臣。
ところが、華奢で小柄でおそろしく容姿の整った臣に、
慈英は状況も忘れてただ見惚れます。

慈英は、わずか十一歳で叔父の照映に才能を見いだされた、天才画家。
多数の賞に入賞し、異例の早熟な作家として脚光を浴びていました。
ところが、初の個展…

2

不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

天然って最強なんだ・・・

『不埒なモンタージュ』のスピンオフ。向こうでは見事な悪役(?)だった直隆(攻)がメインです。

CPとしては、私は前作『モンタージュ』の弟CPの方が好みです。だからと言ってこちらがダメなわけじゃないんですよ。好きは好きです。

真幸(受)のキャラクターがあまり好みじゃなかったからでしょうか。決してキライじゃないんですが。
まあ崎谷さん作品にはよくいる気がする、ゲイでビッチぶってるけ…

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