崎谷はるひさんのレビュー一覧

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

愛人の定義は

イタリア男は策略家でした。
甘くなるまでが少し長く感じましたが、甘くなったら流石愛の国の人!
彼がべた惚れなのは最初から読みとれていたのでニヤニヤしながら読みました。

「愛人」という定義がグイードと真次で違っている所で、認識の齟齬が発生している訳ですが、グイードの定義は「愛人」でいいのでしょうか?お父さんは奥さんがいる間にお付き合いしてたから「愛人」カテゴリなのかな。
そこが少し引っか…

2

あの日のきみを抱きしめたなら 2 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

あの日のきみへ

幼馴染同士がすれ違う、切ないラブストーリーの2巻です。今回は、1巻より覚悟が決まってカッコ良くなった健吾にキュンキュンします。1巻より2巻の方が断然面白いです。

やっと結ばれた二人。
健吾はハッキリと恋愛だと自覚してないけど、秀利にはいつも真剣に向き合ってる姿に好感が持てます。また、秀利を不安にさせないように健吾の元カノにハッキリと言うところや、秀利と一緒に里帰りする様子がカッコ良くて萌え…

3

あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

あの日の俺へ

幼馴染同士がすれ違う、切ないラブストーリーです。掛け違えたボタンに苦しむ健吾と、ずっと片思いに苦しむ秀利が、切なくて胸が痛かったです。

健吾と秀利は、2歳差の幼馴染です。
高校も一緒で仲良かったのに、秀利の卒業式の日に、秀利からの突然のカミングアウトがあって…。驚いた健吾は、平静を装いながら答えを間違えるのです。それは、秀利の想いを拒絶するもので。

その後も、何もなかったように友情は…

4

くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

昨日コミックス読んで、今日小説買った!

皆さまのレビュー読んでたんで、どんな結末かわかってて安心して読めた陵辱モノv
楽しかった〜・・・v
何が楽しいって、最後の辻褄合わせですよ〜・・v
今まで、サラリと通過してきた諸々の事情の答え合わせ。
こういう夫婦いる。きっといる(笑)

目の前で女抱いちゃダメだろ・・とは思うけど、仕事だって言われたら、泣くしかない。
好きだと告白されて始まった恋じゃないから、どうしていいかわからな…

13

くちびるに蝶の骨 1 ~バタフライ・ルージュ~ コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

これ小説も読みたい。

普通の斧落としたのに、金の斧出て来て、思わず「それ!!」って受け取っちゃった系、電子衝動買い(笑)
ええ、そうです。強引、陵辱、強気攻め、淫乱受け、大好ブツですよ!
小説の方は、どこのレビュー見ても酷評の方に『参考になった』多く押されてたけど、腐っててごめん、私これ好きだv
攻めの気持ちがわかんなくて、受けが悩んで、泣かされるヤツ・・好きだ!!
コミックス読んだ感じは、まだまだキッツイ事な…

2

あるいて、あした 小説

崎谷はるひ  明神翼 

近くにありそうなお話し。

受けの一夏は日向に咲く向日葵のような子で、それが嫌味じゃないところが良いです。
かたや攻めの上川さんは、長身イケメンじゃなければ特に惹かれる要素はないかな…
あくまで個人的な感想ですが( ̄▽ ̄;)

上川さんが義母に長い間恋い焦がれ、
想いを引きずったまま一夏に手を出すあたりが私のモヤモヤを増幅させました。
一夏に対する感情にまだ気付いていなかったとしてもダメだったな(~_~)

1

ビターショコラの挑発 小説

崎谷はるひ  高久尚子 

俺がどんだけおまえのこと、愛してるか

ミルクラシリーズスピンオフ、シリーズに登場していた義一と玲二のお話です。
シリーズではこの二人の関係を匂わすものがありながら、決定的ではなかったので一癖あるんだろうなぁとは思っていたけれど。

…壊れてるなぁ、義一っちゃん。
ある意味歪んだ、壮大すぎる愛は玲二からしたら近すぎて見えてなかったんでしょうね。
のらりくらりと逃げている玲二だけど、義一はあえて玲二を追い詰めていないだけ。
な…

1

ミルククラウンのくちびる 小説

崎谷はるひ  高久尚子 

オプションつけて

ミルクラシリーズ第四弾。最終巻でございます。

はい、最後までジレジレな二人。
もはやこのジレジレが醍醐味なので、楽しむつもり…だったんですが。
こんにゃろー高遠ぉぉぉぉぉ!と憤ってしまった。

以前にもましてらぶらぶな二人。
そんな中、目下希の悩みは、案外嫉妬深い恋人のことだった。
友達にまでそんな威嚇せんでも。って思ってしまうが、まぁ仕方がない。希だしねー。ナニがあるか心配です…

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ミルククラウンのとまどい 小説

崎谷はるひ  高久尚子 

成長してます、お互いに。

ミルクラシリーズ第三弾。
のっけから糖度高めで始まります。
情事後のベッドで高遠の音で目覚める希。
あまーい雰囲気のなか、再びベッドに沈む二人ですよ。

過去の事から少しずつ前に進みつつある希に突きつけられた、両親の離婚。
希を引き取りたいというその本音は身勝手なものばかりで、希の心は深く沈み込んでしまう。
そんな中聞かされた、高遠のアメリカ行き。
高遠から聞いたわけではないそれを…

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しじまの夜に浮かぶ月 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

あきらめちゃいけない!

シリーズ物ですが、1作目の「目を閉じればいつかの海」のCDしか聴いていなくて、いきなりこの5作目を読みました。(個人的にタイトルに「月」が入っている作品を選んで読んでみると言う試みの中の一冊。)
1作目は内容を知っていたので問題なく読めました。もちろん順番に読んでいたらもっと楽しめたとは思います。

日本の企業へ希望して出向してきたアメリカ人のケネスとひきこもり気味のシステムエンジニア朝倉の…

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