崎谷はるひさんのレビュー一覧

ナゲキのカナリヤ-ウタエ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

安心して楽しめる

シリーズものですが、どこから読んでも大丈夫と、どこかのあとがきに書かれていたので社会人CP好みということもあり、いきなりこちらから読み始めました。
おそらく順番に呼んだほうが登場するサブキャラのバックグラウンドがよく分かってより楽しめるのかもしれませんが、読んでいてとくに不自由は感じませんでした。
この作家さんは、受けの可愛さを書かせたら右に並ぶ人はいないんじゃないかと思うほど、いろんなタイプ…

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ミントのクチビル-ハシレ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

きいてないよっっ!!

「ヒマワリのコトバ」で受様の昭生のお店
「コントラスト」の常連、小島が攻様のお話。

「ヒマワリ~」ではイケメンだなんて描写全然なかったのに、
小島はミントの香りも爽やかな王子様でした。
「ヒマワリ~」で小島をフッた徳井がとんだ下衆野郎で‥。
箱入りオトメン系の桜哉くんが
ちょっとぐるぐるしすぎなのはイラッとしましたが、
小島が「頭から丸かじりしたいくらい」かわいいっていってたから…

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ナゲキのカナリヤ-ウタエ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

残念な王子‥

見た目爽やかイケメン(攻様)×天然姫様(受様)のお話。
精神的に痛いのが苦手なので、
清也君弟の「リナリアのナミダ」は未読です。
なので、清也君にどんなトラウマがあるのかはもやっと読みました。

他の方のレビューにもありましたが、
読む前は「ミントのクチビル」の桜哉くんと
受様のキャラ似てなくない??と思いましたが、
桜哉くんが仕草も可愛らしい箱入りオトメン系なのに対し、
清也く…

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波光より、はるか 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

あっっまーい!

大きく3つの作品です。
「Inviltini」
「しじまの夜に浮かぶ月」ケネス×薙 後日談です。
タイトルはイタリア語(ケネスはイタリア人じゃないのに)で
「包む」という意味みたいです。←調べた(苦笑)
ケネス目線で話が進みます。
キラキラ王子様は、実は結構計算高い腹黒王子様だった!?的な話。
まぁ、本編でもシャンパン頭からかけるとか、
うっすら見えるとこありますけどね。

「…

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しじまの夜に浮かぶ月 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

破壊衝動‥

攻様が外国人ということで、敬遠していたのです。
でも、シリーズをずっと追っかけてきたので、
崎谷さんの作品だし、まぁ読んでみっか。
‥くらいの気持ちで読み始めたのですが。

号泣でした‥。
受様の性格がいろいろ痛くて。
かなり後ろ向きな上に、精神的な自虐趣味(?)というか、
精神的な破壊衝動があるというか。
自分のトラウマにわざわざ自分で塩塗りたくって、
挙句、自己嫌悪ってかん…

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戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

力加減がちょうど良い

「戀愛」「恋々」「得恋」の3作品が収録されています。

「戀愛」は、達巳(受け)は好きになって11年の奥田(攻め)にキスされ、告白され、抱かれてしまうという急展開の60ページです。でも作中の奥田の言動はともかく、急いだあまりの物足りない内容ではなかったです。

「恋々」は、前作の一週間後、大晦日の夜が舞台。奥田は、抱いたけれどそっけない達巳に不安で、ついサービス停止状態のツイッターに好きだ…

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不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

ハイスペックに昇華

あっまーーーーーーーーーい!!!
某芸人並みに叫びニヤニヤ堪能させていただきました。

攻めの天然でおバカなほど生真面目過ぎる (受け取り方によっては)マイナスに働く性格がプラスに働いて、ハイスペック彼氏へと昇華です+゚。*(*´∀`*)*。゚+

ネガティブでコンプレックス持ちの受けが 彼氏の浮気現場目撃!?
なんて展開は本来なら修羅場になるのでしょうが、ここの攻めは
・ド真面目…

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やわらかい棘とあおい雪 コミック

葉芝真己  崎谷はるひ 

しっとり雰囲気…だけどすっきりしない

1冊丸ごと表題作、全7話です。

葉芝真己先生のオリジナル作品は、静と動の緩急メリハリがついた展開のものが多い印象なのですが、この作品は原作者である崎谷はるひ先生の小説の雰囲気の「しっとりとした落ち着き」を感じました。

1話は隆伍の目線で進んでおり、上からものを言うような態度だったのに、それ以降は瀞の目線に変わっており、隆伍がうってかわって健気に大人しくなっているのが、どうにも妙な感じが…

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あざやかな恋情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英と臣 サスペンス展開の3作目

慈英と臣。探偵と助手ものだそうです。

以下、ネタバレです。最後まですると面白くないので
さわりだけ
お気をつけください。


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町での盗難事件に臣の過去が関わっているかも
という展開になります。
前作で臣が身内に恵まれず……というのはあったのですが
どんなものだったのかは語られていませんでした。
その詳細や臣がそういうも…

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ただ青くひかる音 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

「イチャラブエロス」幸せは十人十色

「ブルーサウンドシリーズ」の番外短編集
嘉悦✖藤木、大智✖瀬里、山下✖一穂、笙惟✖和輝の甘い日常

嘉悦✖藤木……半年以上経過後
大智✖瀬里……瀬里が大学卒業後
山下✖一穂……一年経過


作家さんが書かれているように、「イチャラブエロス」満載(^^)
最後の笙惟✖和輝のお話には、『白鷺シリーズ』の志澤✖藍が出てきます。
シリーズの他のカップルも出ており一番ページが割かれていま…

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