崎谷はるひさんのレビュー一覧

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

大好きな作品

崎谷作品で、一番これが好きです。

S攻めや鬼畜攻め、強姦系は苦手だったのですが、本作で開眼。
愛があれば、それもありかも!と思えるようになりました。

シリーズ3作目とは知らずに、一番最初に読んでしまいましたが、全然問題なしです。
ですが、宇佐美視点の風見&城山の絡みのシーンがどうしても読みたくて、ハチミツ浸透圧、カラメル屈折率を購入しました。

シリーズ3作品のなかで、…

6

ラブスクエア 小説

崎谷はるひ  小鳩めばる 

程があるんだ、何事も!

高校時代の先輩白倉(攻め)と後輩征矢(受け)のカップル。
まずお互いに家庭の事情で学生時代から苦労人なので、シッカリと自立した生活を送っているあたりは好感が持てます。
何が好感持てないかというと、攻めの白倉さんが有り得ない程の鈍感ヤローだというところでしょうか。
それもかっ!これもかっっ!!ってくらいに何にも察しない…(-_-)
初Hの後、白倉は征矢に対して素っ気なかったり避けたり挙
げ…

1

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

濃い俺様な攻めがいい

なんというか性格の曲って曲ってどこにいっちゃうか
わからない攻めは、
(゚o゚;;
そ、そんなことしちゃうの。。。
という感じでドキドキします。

勘違いで無理やりしちゃうところは
「え?短気すぎ!それは口実では?」
と思ったり。

崎谷先生は、エロもですが、お話もぎっちりみっちり詰まっていて、短いですが大満足。
城山の過去がシリアスに書かれていたり、二人が距離を縮める過程に…

3

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

天然すぎるバカップル

男性がすきなんじゃないかと自分の性癖に真剣に悩む高校生の未直が、偶然知り合った明義に惹かれていきます。
とにかく天然な未直は、知り合ったばっかりの明義に「好き好き」とまとわりつきます。
初めは迷惑がっていた明義も未直の危なっかしくて守ってあげなければと思わせる不安定さにはまってしまいます。

未直の天然な可愛さは申し分ないし、明義の男気あふれる包容力もバッチリです。
二人が人が変わったよ…

1

手を伸ばせばはるかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

なんか萌えない…

店の同僚に「ヘリウム過多男」と評される
気が向くとふわっと何か月も旅に出ちゃう攻様、大智と
家族(特に母と弟)から逃げるように家をでてきた受様、瀬里のお話。

この作品、「最愛です!」って方が多いので
評価を下げて申し訳ないんですが。

大智が初えちのときにお酒飲ませちゃうくだり。
ここで、すーっと醒めちゃったんですよねぇ。
他の(作家さんも違う)作品でも、リラックスするために

2

ナゲキのカナリヤ-ウタエ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

安心して楽しめる

シリーズものですが、どこから読んでも大丈夫と、どこかのあとがきに書かれていたので社会人CP好みということもあり、いきなりこちらから読み始めました。
おそらく順番に呼んだほうが登場するサブキャラのバックグラウンドがよく分かってより楽しめるのかもしれませんが、読んでいてとくに不自由は感じませんでした。
この作家さんは、受けの可愛さを書かせたら右に並ぶ人はいないんじゃないかと思うほど、いろんなタイプ…

3

ミントのクチビル-ハシレ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

きいてないよっっ!!

「ヒマワリのコトバ」で受様の昭生のお店
「コントラスト」の常連、小島が攻様のお話。

「ヒマワリ~」ではイケメンだなんて描写全然なかったのに、
小島はミントの香りも爽やかな王子様でした。
「ヒマワリ~」で小島をフッた徳井がとんだ下衆野郎で‥。
箱入りオトメン系の桜哉くんが
ちょっとぐるぐるしすぎなのはイラッとしましたが、
小島が「頭から丸かじりしたいくらい」かわいいっていってたから…

1

ナゲキのカナリヤ-ウタエ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

残念な王子‥

見た目爽やかイケメン(攻様)×天然姫様(受様)のお話。
精神的に痛いのが苦手なので、
清也君弟の「リナリアのナミダ」は未読です。
なので、清也君にどんなトラウマがあるのかはもやっと読みました。

他の方のレビューにもありましたが、
読む前は「ミントのクチビル」の桜哉くんと
受様のキャラ似てなくない??と思いましたが、
桜哉くんが仕草も可愛らしい箱入りオトメン系なのに対し、
清也く…

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波光より、はるか 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

あっっまーい!

大きく3つの作品です。
「Inviltini」
「しじまの夜に浮かぶ月」ケネス×薙 後日談です。
タイトルはイタリア語(ケネスはイタリア人じゃないのに)で
「包む」という意味みたいです。←調べた(苦笑)
ケネス目線で話が進みます。
キラキラ王子様は、実は結構計算高い腹黒王子様だった!?的な話。
まぁ、本編でもシャンパン頭からかけるとか、
うっすら見えるとこありますけどね。

「…

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しじまの夜に浮かぶ月 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

破壊衝動‥

攻様が外国人ということで、敬遠していたのです。
でも、シリーズをずっと追っかけてきたので、
崎谷さんの作品だし、まぁ読んでみっか。
‥くらいの気持ちで読み始めたのですが。

号泣でした‥。
受様の性格がいろいろ痛くて。
かなり後ろ向きな上に、精神的な自虐趣味(?)というか、
精神的な破壊衝動があるというか。
自分のトラウマにわざわざ自分で塩塗りたくって、
挙句、自己嫌悪ってかん…

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