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崎谷はるひ 蓮川愛
FlozenLychee
シリーズ2作目。1作目の4年後という設定です。 「ちるちる」さんの「トーン」に「シリアス」とありましたが、 「サイコホラー」ですね。 慈英の大学時代の友人、三島が盲目的に慈英の才能を崇拝し、 徐々に壊れていく様子はホントに怖かった。 キャーという怖さというより、背筋がぞぞーっと寒くなる怖さですね。 臣の危機にかっこよく慈英が登場するのですが、 ここでは慈英に怖さを感じました。 …
天才であるがゆえに、絵以外のものに執着心のない慈英。 慈英の視点で話が進むのですが、前半の慈英は茫洋とした印象でした。 他人に対して怒りをあまり感じない。 自分に被害が及ぼさないなら相手を優先する。 ‥というのは、他人に期待してないからなんだろうな。 対照的なのが慈英が旅先で出会う刑事、臣。 喜怒哀楽が激しく、くるくる表情が変わる。 慈英は「静」の象徴で、 慈英が憧れる照映も臣…
M+M
ネタバレ
崎谷はるひ先生の作品で、私にとってこの二人は一番好きなシリーズであり、この本は一番好きな作品でもあります。 1冊丸ごと表題作です。 シリーズものの中では、単独で読める作品もありますが、これは今までの本を読んでいた方が良いものです。 主役の片方である慈英(攻め)が事件にまきこまれ、小山臣(受け)に関することだけ記憶喪失になります。今までの会話やできごとが断片的に出てくるので、前作を読んでい…
崎谷はるひ タカツキノボル
ココナッツ
内容はかなりレビューが上がっているので、感想メインで。 自信家オネエ(日比谷)×健気系ネガティブさん(和典)のカップルで、シリーズ四作目です。 うーん、このシリーズの中では一番苦手でした。 多分、オネエ攻めとタカツキノボルさんの挿絵のせいかなあと思うのですが。 オネエ攻めでも面白く読める場合もあるにはあるのですが、やはり全体的にはあまり好みではないようで… タカツキノボルさんの挿絵も…
2006年に幻冬舎ルチル文庫で、大幅加筆改稿したものが出版されているので、そちらの方を購入した方が良いようです。私はそれを知らず、こちらを購入しました(汗)。 シリーズものは、シリーズ予定じゃなかったものと、最初からシリーズ化を予定しているものの2パターンがありますが、作者様のあとがきや発売日からしてこの作品は前者のようです。 それにも関わらず、1冊丸ごとの表題作が終了した時点では、二…
崎谷はるひ おおや和美
ポッチ
崎谷さんは個人的に当たり外れがある作家さまなのですが、切なそうなあらすじに惹かれ購入してみました。 湘南に位置するバーレストラン『ブルーサウンド』を舞台にした一連のシリーズの1作目です。 なんというか、非常に崎谷さんらしいストーリーでした。 相手を想い、身を切られる思いで身を引いた藤木(受け)。 ハイスペックで、受けの事が大好きなのに言葉が足りず誤解させてしまう攻めの嘉悦。 そん…
慈英×臣シリーズ(「しなやかな熱情」など)のスピンオフ作品のようですが、未読でも問題なかったです。「ああ、このカップルが主役の作品が他にあるんだな」とは思いますが、最初から登場している秀島も妙に匂わせることはされてないので、その二人に興味を持って読むのかは自由かなと思います。 表題作はなく、短編4本が収録されています。 「イジメテミタイ」 出会って6年、大晦日に二人は両思いになります…
崎谷はるひ 冬乃郁也
さぼ
王将って、アイス知ってますか? チョコ、バナナ、ストロベリーの3色からなるアイスです。 どうも、その印象が強くてこの作品を手に取るのを躊躇していました。 でも、作家買いを基本方針としているため、崎谷作品の代表作(?)として、避けては通れないこの作品。 意を決して購入。 結果、『ぼくらが微熱になる理由』、『微熱の果実』も大人買いしてしまいました。 冬乃さんの絵が苦手で漫画には手を出すつ…
アイスクリン
陵辱・監禁などダーク系かと避けていましたが・・・・読んでみると! サラサラ〜と読み進められます。 痛くない。 「ムッ?」と、感じる場面も有りますが攻めのやや斜め向きな愛ですね。 1冊のなかに、山場が綺麗にあり飽きる事なく読めました。 過去と現代の、場面の切り替えも分かりやすいです。 変な説明文になっておらず、過去もきちんとストーリーになっていて当時の受が攻へと距離を縮めていくさまが…
野生のたぬき
梶さん目当てで原作未読のままドラマCDを視聴し、細かいところを補完すべく小説を購入しました。 本作は、眉目秀麗で才能に溢れた攻・弓削碧と、長年攻に片想いしてる関西弁男子の受・志水朱斗のお話です。スピンオフと知らず、シリーズ本編を知らないまま読みましたが、それでも普通に楽しめました。 なんと言っても受の朱斗が可愛い。もう「かわいい」の一文字一文字に濁点つけて叫びたいくらい可愛いです。碧に酷い…