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崎谷はるひ ねこ田米蔵
M+M
ネタバレ
シリーズ3冊目なので、前2作品を読んでいた方がベストです。 未読の場合は、序盤の店に関係人物がどっとやってきた場面で語られるあれこれは軽く流しておいた方が読みやすい気がします。栢野や朗との関係、喜屋武との過去は後でも語られるので、そちらで理解した方が私には楽でした。 1冊すべて表題作の長編です。昭生(受け)の視点でストーリーは進みます。 皆さまもレビューされていますが、大きなポイント…
崎谷はるひ 佐々成美
2005年出版のノベルス(表題作、ショート)に書き下ろしショートが追加されたものです。 私は表紙イラストと裏表紙あらすじで、受けが主人公(要は茅野を受け)だと勝手に思い込んでいたので、表題作を読んであれ?と最初は戸惑いました。 攻め視点の作品も珍しくはないのですが、茅野(攻め)のヘタレでおたおたしたタイプはなかなか面白かったです。あと周囲には茅野が実は瀬戸(受け)にベタ惚れだとバレてい…
崎谷はるひ 石原理
マキヲ
おそらく最初に読んだ崎谷はるひ作品はこれだと思います。その後に読んだ作品と比べると独特のクドさみたいなものがなく、最後までしっとりしたお話でした。改めて読むと二人とも妙に達観したところがあり、年齢以上に大人っぽいドラマ作品になっています。 恋愛よりもお互いの傷跡を癒し合う交流に重点が置かれています。「陰」と「陽」ほどにタイプの違う二人が時間をかけて絆を育んでいくお話で、しとしと降ってじんわり…
muccu
大学生の城山がはじめたペットシッターの仕事で知り合った風見。 癖のある物言いをする風見は性格もそのまんまのドSでした。 しかも相手をいたぶるのか楽しくてしょうがないという表情で城山を追い込む風見の鬼畜っぷりはすごかったです。 風見のいたぶり方は相手を傷つけるものではないのですが、 前半は心が通じ合ってない状態で嫌がる城山を支配する感じだったので読んでいて少し抵抗がありました。 でも後…
すみれ0401
当初の刊行予定日から1年以上待ち・・・の発刊でした。 途中、何度ホームページの全サ状況をチェックした事か・・・(^^; 執筆陣はさすが豪華で嬉しいのですが、目次がもう少し分かりやすいと良いかな・・・と思いました。目次が作家様のお名前と掲載ページだけだったのですが、できれば目次にも元作品のタイトルも併記されていたら、読む作品を選びやすかったな・・・と。(さすがにご掲載作家様の全作品を読んでいる訳…
崎谷はるひ 街子マドカ
roseーlily
このお話は、「キスができない、恋をしたい」と「恋愛証明書」の電子限定コミカライズです。 以前、雑誌ルチルの付録『崎谷はるひ作品スペシャル小冊子』に「恋愛証明書」と「キスができない、恋をしたい」のコミカライズがありまして。 私はてっきり、それと同じ内容のものが電子限定でコミカライズ発売されたのかと思っていました。 そちらは余呉さんのカフェレストランを中心に描かれた、原作よりも数年未来のお話…
崎谷はるひ 明神翼
こにしそる
かなり変わった受け攻めだと思ったのですが、面白かったです。 ストーリー自体はあまり抑揚がないと思ったので、ストーリー部分がもう少ししっかりしていたら神評価をつけたかったです。 カップリングはとても気に入って、他にもこの二人のお話があるなら読みたい!と思ってしまいました。 ストーリーは、同じ高校で働く教師のカップルの日常生活を描いたもので、二人の同棲生活と、何故付き合うことになったのかの説…
山本小鉄子 崎谷はるひ
もてぎななゑ
2009年に買って読みました。昨日、久しぶりに読んで衝撃を受けました。もう7年も経つということにも衝撃を受けました。当時の感想は社会科準備室に石油ストーブを置きたいでした。 *開き直った北原がやばい 社会科教師(北原)×高校生(朝陽)のお話です。ラブコメではなくシリアスです。 朝陽は補習を受けたことをきっかけに北原を好きになります。北原は自分が学生だった頃に教師を好きになり関係を持ったが…
崎谷はるひ やまねあやの
bonny
他の作品をレビューしようとした時に、古い作品も読んでみようと思い立って購入した作品の一つでした。ノベルズ版のあとがきで、BLというジャンルにおいて、ストーリー自体やキャラクターの魅力もさることながら、大人の読者に向けてはポルノグラフィとして成立するのもまた一興である、と「エロ」をとても大事にしていらっしゃって、この作品が作家さまの方向性を決めたといった内容を読み、そのBL愛の深さというか気概に惚れ…
崎谷はるひ 穂波ゆきね
まぎぃ
スパダリが健気受けにメロメロ~、な王道ストーリー。 しっかりと読ませる構成、文章はさすがの崎谷さん。しかし、どうも私、この評価の高い先生の作品が苦手なのです。 特に、受け視点で、恋愛に中学生のようにぐるぐる思考する展開が好きじゃない。これはまさにそれ、で、しかし最後まで読めたのはやはり作家さんの力か。 ぽつぽつと登場するイタリア語が面白く、作品に違ったテイストを与えていて好印象。 …