崎谷はるひさんのレビュー一覧

くちびるに蝶の骨 1 ~バタフライ・ルージュ~ コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

クズ攻めの救いどころを探すお話

この作品、原作があったのですね。こちらのレビューを見て初めて知りました。知ったところで読んでみる勇気はないですが(笑)。

皆様が仰られてるように、攻めがかなりクズ男です。クズはクズなりにどうにか救いようがあるのですが、今のところはこちらの王将(あえて源氏名で)には救いようが到底見つかりません。多分、この作品は、シリーズを通して王将の救いどころを読者に納得させるのが話の筋だと曲解しました。

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チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

カカオ99%のチョコみたいな話

 『カラメル屈折率』のスピンオフということだけど、1冊目の『ハチミツ浸透圧』から読んだ方が断然楽しめると思う。
 攻×攻の話は好みだし、風見に凄く興味あったからワクワクしながら読んだ。何しろ風見は『カラメル屈折率』に数頁だけしか登場しなかったのに、その圧倒的な存在感とフェロモンまき散らしぶりでもって、その場にいた宇佐美と秋月だけでなく読者の私までをも唖然・愕然・茫然とさせてくれた「あの風見」だか…

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少年人形 小説

崎谷はるひ  佳嶋 

耽美系作品

今どきのBLストーリーとちょっと違った感じがするお話です。耽美系に近いのかもしれませんね。私的にはこういった感じの話が好きなのですがかなりかなり読む人を選ぶ作品だと思います。崎谷はるひさんが好きな人でもちょっと違った作風に手にするのを迷うかもしれませんね。挿絵もシュシュっと描いた細い線の絵が儚い感じがして雰囲気にはあっていると思いますが、個人的には、ちょっとイメージと違っていました。耽美作品が読み…

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微熱の果実~バタフライ・スカイ~(2) コミック

崎谷はるひ  冬乃郁也 

そんな出会いが…

そーゆーことか!とあれこれ謎が解けての完結でした。

秀穂はそもそもゲイだったのね、とか秀穂が光聖を好きになったきっかけとか、王将との取引とかとにかく全ての謎がスッキリしました。

光聖もオラオラ系の姫ってことになっているけど、実は女の子を傷つけるのが嫌いとか、枕は嫌とか優しい青年でしたね。

秀穂の近づき方が怪しかったから、最後まで光聖になった気分で騙されないぞと思って読んでましたが…

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微熱の果実~バタフライ・スカイ~(1)(限定版) コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

秀穂の狙いは?

バタフライシリーズを再読しております。
このシリーズは小説がすでにあるそうで、全部揃って出版されている今、どういう順番に読むのが良いのかなぁと悩みましたが、スカイとルージュは上手いこと物語が交錯していまして、どちらから読んでも楽しめるんですね。私はまずは、『ぼくらが微熱になる理由~バタフライ・キス~』を読んで、次がこちらのスカイで秀穂×光聖、そしてルージュの王将×千晶を読んで見ました。

秀…

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くちびるに蝶の骨 3 ~バタフライ・ルージュ~ コミック

崎谷はるひ  冬乃郁也 

やっと

やっと千晶の幸せそうな顔が見られました。
いやぁ、長かった。この漫画、千晶の不幸そうな不服そうな顔ばかり拝んでいたような気がします。将嗣のあまりに酷い振る舞いと千晶に対する扱いに前半は憤りしか感じませんでした。これがSMってものなのか、そうだとしたら私は全く好みじゃないわ~と思ってました。でも、監禁して、逃げないようにして、優しくしてと言う繰り返しと千晶の表情が監禁されてむしろ満足そうなのを見て…

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ぼくらが微熱になる理由~バタフライ・キス~ コミック

崎谷はるひ  冬乃郁也 

久世くんのオブオブ

ホストでモデルでわんこ、なんて素敵な設定でしょう!それにたいして区役所勤務の真面目リーマンかぁ。なかなか面白い組み合わせでしたね。妹思いの世話焼き気質がわんこにも効いてるんですかね、わんこにも本当の世話焼き兄ちゃんがいるんですが。

王将たちのエッチを目撃して影響を受けてしまったわんこが久世くんに手を出しかけてひっぱたかれます。付き合ってもいないのにそういうことをするなんて!と説教をされ、キョ…

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勘弁してくれ 1 コミコミスタジオ特典ペーパー グッズ

ぷちネタは嬉しいですが

本品は『勘弁してくれ 1』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

慎一あてに届く
ある人物からのメール絡みのお話です。

義崇が慎一宅に
お邪魔している時に
慎一の携帯が不穏な音を発します。

どうやらメールの着信音のようですが
ちょっと普通の音じゃありません(笑)

慎一に教えると…

A6版4コマカットのSSは
慎一の元カレ絡みのお話です。

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恋愛証明書 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

どん底からハッピー


 カフェレストランに勤める安芸遼一は、幸せそうな家族の「父親」である男・皆川春海に一目惚れする。
 けれどそれはあくまでも憧れの眼差しであって、決して彼と付き合いたい、という思いではなかったはずだった。
 ところが、春海と夜の街で出会ってしまったことから二人の関係は変わり始める。

 離婚と子供と引き離されたことと、そして今まで考えもしなかった自身の性癖に思い悩んだ春海に体の関係を持ち…

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くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

DVとしか思えなかった

先に皆さんのレビューを読んでいたので、大体のあらすじはわかっていたのですが評価が神からしゅみじゃないまで幅広く興味があり読んでみました。

攻めの将嗣と受けの千晶どちらかに感情移入できれば良かったのですが、どちらにも共感できず。
ずるずると12年も関係を続けて、将嗣のひどい態度に嫌気がさして何度も別れようとするけど、連れ戻されめちゃくちゃに抱かれて体を壊したり、倒れたりしているのに本気で離れ…

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