崎谷はるひさんのレビュー一覧

しなやかな熱情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

淫乱受けが好きなら好きかも

崎谷先生の作品が好きで順不同で読んでいき、シリーズ物なので中々手を出せずにいた今シリーズを全巻買い揃えようやく読破しました。

画家×警官以外の前情報無しで読み始めたのですが、受けは警察官だしカッコいい男性だと思い込んでいたのでまさかすぎる過去とセックス依存症気味の性格にただただ驚きました。

年下攻め、事件物、美形受けは好きなので期待していましたが、まさかの全く刺さらずでした。

シ…

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不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

ズレてるけど十分スパダリ

「不埒」シリーズ3作目、内容的には2作目からの直隆x真幸CPの「スペクトル」の続編です。

直隆と真幸はラブラブCPだけど、それだけに2人の付き合う以前のアレコレが立ちはだかってくる…という展開。
まずは直隆の過去。
直隆は元々ノンケ。婚約者もいました。今回その女性が、転職した直隆のコンサルの顧客になったという。もちろん、真幸的にはモヤモヤ…
一方、真幸の実家との確執も新展開。義姉が真幸…

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不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

インセンティブの裏話

「不埒なインセンティブ」の状況を、真幸側から、日比谷側から、未直側から描く短編連作集となっています。

「不埒なファシネイション」
「インセンティブ」で、日比谷にしつこくしつこく相談/愚痴を持ちかけて、日比谷x和典の仲を壊しかけた、真幸の抱えていた家族問題について。
結局は10年来ずっとくすぶっていた実家からの勘当がこじれている件です。
義姉が両親との仲を一生懸命に取り持ってくれるから、…

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不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

尽くしんぼ

「不埒」シリーズ4作目。そして3作目のスピンオフ作です。
いわゆる「オネエ攻め」の先駆的な作品、と言えると思います。
攻めの日比谷は、口調が少しオネエなだけで、上等なスーツを着こなし仕事も映像ディレクターと華やかなイケメン。
一方受けの和典は地味で平凡。リストラにあい今はバイトをしている冴えないタイプ。そして健気。
遊びの一夜で抱いてもらった日比谷が忘れられず、出会った店にコソコソと通った…

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チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

鬼畜×非童貞処女

作品にちょい役で出てきた子のスピンオフ作品は総じて好きに決まっているんですが、シリーズ中一番好きです。
バリタチ×タチ専好きすぎて最高でした。
非童貞処女大好きです。

始まり方は鬼畜すぎるしとんでもないし、とにかく攻めが酷すぎますが受けの城山が最高に可愛かったです。大好きな受けキャラになりました。
この後も前途多難だとは思いますが頑張って欲しいです。攻めが酷すぎて魅力があまり伝わらなか…

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不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

エロ健気っこの天然どエロおねだり

久々の再読。
で、やっぱり歳の差BLで若い子が受け、っていうのあんまり好みじゃないな〜っと思った。
特に本作は、受けの未直(みすぐ)は高校3年生なんだけどちょっと子供っぽくて、ちょっと女の子っぽくもある。
すぐうるうるべそべそ泣いちゃうし。
確かに可哀想な子ではあるのです。
自分がゲイかも?って思って頼れるお兄ちゃんに相談したら勝手に変態認定されて親にねじ曲げて伝えられ、結果親は泣き。そ…

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インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

キャラクターが最高

キャラクターが最高でした!
本家シリーズはまだ未読ですが、スピンオフのスピンオフ作品(「愛されててよ」「溺れてみてよ」)のみ読了状態で読みました。
作品時代がちょっと古いので時代背景も若干古め。

九州から大学生になると同時に上京してきた未紘は周りに馴染めず大学でも孤立している。更に毎朝のラッシュの電車で男でありながら痴漢に会い、今日こそは捕まえると堪忍袋の緒が切れて犯人であろう男に方言で…

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愛されててよ 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

シリーズ未読でも読めたスピンオフ作品

18年続く作品のスピンオフの更なるスピンオフとの事でしたがこの作品でも独立しているようだったので、シリーズ未読ですが読了しました。

前情報あまり無しで読んだのですが、ノンケ×タチ専だと気づいた瞬間の興奮が凄かったです。受である伊吹は長身でイケメンのダンサーですがとても可愛らしかったです。
攻めである佐藤くんは名前は普通で公務員。一見普通で真面目くん?と思いきや心の太さが尋常じゃ無かったです…

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誘眠ドロップ 小説

崎谷はるひ  テクノサマタ 

飴から始まった秘密の恋。

お互い離れられない関係。
幼馴染兼同居人どうしで、受けのコはアイドル。
攻めの空滋は片思いしてるけど言ってない。
伝えるつもりもなかったけど、ひょんなことから両片思いなことがわかる。
空滋の関西弁言葉攻めとスパダリ具合、カンペキ
受けの光樹はそれに執着してるし、空滋も別に嫌じゃない、ていうか日常っていうかんじが
もはや幼馴染とかじゃなくて夫婦(笑)
受けが半端なく喘ぐ。かわいい。

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戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

ちょっと大人な物語

 この間会った友達に、感想読むと、その本、読んでみたい!! ってなるよ!! って嬉しいことを言われたので、調子に乗って再開してみる。

 橋田達巳は大学で出会った男にずっと片想いしている。
 そんな男から、クリスマスイブに唐突に告白される。
 今までずっと歴代の彼女も知っている達巳は彼の告白を信じられずにいるけれど……

 という話でした。
 ちょっと大人な物語でした。

 達巳…

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