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崎谷はるひ 山本小鉄子
ミュウ
究極の選択を5秒で答えろ。 そう言われて、前から考えていたことならともかく、その場で迷わずに答えられる人は少ないと思う。 人生の別れ道は、ふいに訪れるのかもしれない。 雑誌編集者・六浦健吾(ヘタレワンコ攻め)×ゲイでデザイン職・沢木秀利(ネガティブ自虐受け) 年下攻め 秀利が高校三年生で、健吾は高校一年生で、二つの年の差。 卒業式の時に秀利からゲイだと告白されて、俺達の間には、そう…
崎谷はるひ 蓮川愛
てんてん
ネタバレ
今回はジュエリー工房のメインクラフトマンと 私立大学の法学部に通う大学生のお話です。 痴漢騒動で知り合った二人が恋人になるまで。 受様は大学入学を期に九州から東京に出てきますが、 未だに親しい友人ができず淋しい日々を過していました。 そんな受様をより憂鬱にさせているのは電車のラッシュ。 むせるようなひといきれや暑さもさる事ながら このところ受様は電車に乗るたび痴漢合ってい…
崎谷はるひ やまねあやの
かにゃこ
特定の相手を持たず自堕落に一夜の相手を探す咲坂。 いつものように相手を見繕ってホテルへなだれ込んだものの 相手にクスリを使われ、酷いプレイをされそうになり 夜の街へと逃げ出すがクスリのせいで身体がいうことを聞かない とうとう道端にへたり込み助けを求めようとするが どうみても面倒事を抱えた身なりの咲坂に誰も見向きもしない。 手を差し伸べてくれたのは清潔そうな雰囲気のイツキだった・・・ …
崎谷はるひ ねこ田米蔵
つかさ
私はこの作品が3部作だと知らずに、これだけを読んでしまいました。 でも、それがよかったのかも知れません。 ヘンに登場人物の予備知識が入ってない分、割とすらすらと読めました。 しかし前2作に出てきた登場人物の名前や関係性には「?」となる場面は多々ありましたが、それほど障害にはなりませんでした。 前半はちょっと語りが長くてダルい感じでしたが、高校時代の話からは目が離せませんでした。 …
崎谷はるひ タカツキノボル
らら
同性しか好きになれないことを悩んでいた真野未直は、高校最後の夏に新宿二丁目へ行く決心をする。しかし妙な連中に絡まれ、危ないところを強面の三田村明義に助けられ…。強面と威圧的な態度に反し、不器用な優しさを覗かせる明義に惹かれる未直。 しかし必死のアプローチも全く相手にされず、明義はその正体すら教えてくれなくて―――。 出版社様より 切ない→あまあま な展開運び。 言葉が足りなくてぶっきらぼ…
崎谷はるひ せら
菊乃
父親が亡くなって身寄りのなくなった祐太を 友人だ、と言う理由だけで引き取った流水。 そんな周りから見たら奇妙な同居生活の中で 祐太と流水が考えるお互いの幸せの形がちょっとずつ変化して だんだんすれ違っていってしまうんですが それでも、結局はお互いの事を大事に思うからこそ 相手に迷惑をかけまいと行動しているわけで 親子でもない、恋人でもない、友人でもない関係の難しさを感じます。 …
弥七
後半3分の1くらいが、ラブです。 その他の部分は、事件と、相馬君の複雑すぎる家族構成と、栢野先生の過去だったりトラウマだったりと、前作とのからみ、続編へからんできそうなエピソード等。 もちろん、それらが相馬君と栢野先生のラブに大いに関係しているのでしょうが……、物語を楽しむという点では、物足りなさを感じてしまいました。もっと、ラブを見たかった! でも、青春ものには弱く、頑張ってい…
崎谷はるひ ヤマダサクラコ
雀影
「絵になる大人になれなくても」 の関連作。 と、言っても、続編というわけじゃなくて、こちらの主人公は、「絵になる…」に登場した、井原が所属してる劇団の先輩・湯田 「絵になる…」の時間を遡ること10年程前の話。 「ストレートにポジティブで野心家」(後書きより)な湯田が、プロの俳優になりたくて、大学の勉強も好きで、そして、宮本のことが好きで好きで、何もかもに一生懸命に努力して、全てを手に…
崎谷はるひ 小鳩めばる
ラブスクエアって、四角関係の話だとばっかり思っていたら、四角四面の方だった っていうか、ほぼ同時期に愁堂さんの「スクエア」を買ったので、ごっちゃになってた。 (こっちは正真正銘、3対1の4P物) 融通の利かないマジメすぎる臼倉がじれったい 対する征矢も素直じゃないし、 なかなか丸くは収まらない、って事で「スクエア」なのかな? これ、白倉×征矢を、杉田×ゆうきゃんで聞きたいな…
パーシモンの住民
コミックは未読ですが、複層的な設定がないようなのでご安心ください。そして淡々とレビューしますので、文語体です。予めご承知おきください(以下の文章では敬称を略して書きます)。 相変わらず崎谷はるひには驚かされる。 そう思えるのは、単純なつまびらかしになりやすいボーイズラブを押し並べて否定するそのスタンスがあるからだろうか。 崎谷はあとがきにおいて「このジャンルに限らず、複合的なテーマを…