崎谷はるひさんのレビュー一覧

あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

うわーいいのか!?

と思ったのが気持ちが通じての初エッチシーン。こんなにエロくていいの?いいの?と誰も見てないのに周りをちょっと伺っちゃうレベルでヤバいセリフのオンパレード。
つかこの辺のセリフ、束縛ダメな人が聞いたら一気に萎えそうなレベル。
そしてその後もエロも濃厚ですごい。
この薄さでこの満足感。ちょっとすごいなと思ってしまいました。
小説を読んで初めてマンガが先行と知りました。てっきり逆だと思ってたんで…

5

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

理想的関係

 号泣した作品に神評価を付けがちで、崎谷先生の作品には泣けるのも、もっとエロい作品もあるのですが、あえてほのぼのしたこの作品に神を。

 私はほのぼのBLが大好きです。劇的な事件が起こらなくとも、ドロドロ愛憎劇がなくとも、普通の人が普通の恋愛をしている話(しかし男同士に限る)は安心して読めます。相手を尊重しあっている感じなんかも、とっても理想的。
 お互い感謝の気持ちを伝えあい、手料理を美味…

9

勘弁してくれ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

「ひとり若紫男」に乾杯!!

【ひとり若紫男】とは作家さん曰く「光源氏の好みにあわせてがしがし独自に成長していくさまの意」だそうです(笑)

というわけでこの作品は年下攻めと年上受け視点のお話です。
義崇は小学生のころ、垣間見た慎一の情事を見てしまいそれからずっと年上の彼のことを思いながら生きていきます。慎一の男になることを夢見て・・
そして何も知らず数年ぶりの再会に気づかず、ベットをともにした慎一。
彼の苦悩は相手…

1

絵になる大人になれなくても 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

「絵になる大人」って?

10年越しの誤解が
見事なまでに坂上と井原をすれ違わせていて
かなり焦れ焦れさせられるこの作品。

でも、話の端々に
二人がいまでもお互いのことを忘れられずにいるのが見えるので
長いながらも、確実に訪れるであろうハッピーなシーンを楽しみに
読み進めることが出来ました。

タイトルの「絵になる大人」っていうのは
不可抗力で高校受験に失敗した坂上が
彼が理想とする男像を思い浮かべ…

2

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

可愛いボケ子の真剣な恋

他サイトさんで絶賛。主人公がかわいいっエロいっ濃厚ラブという評判を聞いて一読。

可愛かったです~!!

未直の「~だもん!!」とか怖い場面に遭遇して「うわあああん!!」と子供のように泣き出しちゃうキャラに不覚にもぐらっときました。
実際いたら女子の目から見ても守ってあげたくなるタイプ??母性本能をもくすぐる魔性の子?

突然泣かれてタジタジ、慰めに入る強面・口悪の男、明義の動揺がま…

1

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

エロ可愛い

ムクさんのイラストのせいでしょうか、えらくほのぼのと可愛らしいふたりという気がしました。
受けと攻め、年齢は1コしか違わないんだけど、年下ワンコ攻め、しかも料理が出来るキャラ。シッポを振っているのが見えるようだたし、ツンツンじゃないんだけど美人受け。
この手のカップリングはやっぱり好きだなぁ。

今までの恋愛は、見た目と本来の性格のギャップに飽きられてきたという話を謙也にして、そういうとこ…

3

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

エロじゃないよ、感動作品だよ!

凄いですね~エロ語録が作れます。ちょっといくつか挙げてみましょうか(笑)

「いや…乳首がちんちんになっちゃう、おっぱい、出ちゃう…」

「みすぐの、おし、お尻に、おっきい、ちんちん、ください…っ」

「み、未直の、ぬ…濡れっ…のちんちん、しゃぶってぇ、あ、あひん!」


……ふぅ…(-_-;)
最初に読んだ段階では、この作品はテーマはエロスだと思ってました。でも違ったんです(…

11

恋花は微熱に濡れる 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

う~ん江戸っ子☆

とにかく礼人がエロい(笑)。病弱だからナヨナヨした受か?と思いきや、キレると江戸弁バリバリの冷たい美貌を持つ男の子でした。

攻の國仁も男前です。こちらは粋な男!という風体。10代の頃はブイブイ言わせて気合いの入った不良でした。現在は板前の修行中。多分この世で礼人が一番大事(笑)

二人は幼馴染みです。病弱な礼人を兄のように守ってきた國仁。
実は二人はとっくの昔に両想いだったんですが、お…

2

恋は乱反射する。 0or0<恋がはじまる> コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

『恋は乱反射する』第1弾

この二人、同人誌では凄く好きなカップルなんですが、商業誌の『恋は乱反射する』では、なんか好きになれない井上(攻)。
明石(受)に対する態度が、いくら素直になれないとはいえひどい。

明石も明石で意地っ張り過ぎる。だから話がややこしくなるんですけどね(-_-)でも頑固でストイックな性格は好きですけど。めんどくさい男に捕まったなとちょっと同情。

井上はまだ子供ですね。好きな子に意地悪する小…

1

勘弁してくれ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

妄執

義崇が怖い怖い怖い。崎谷さんお得意の執着ものです。しかも小学生の頃からという筋金入り。ここまで来ると妄執です。

いつか慎一を手に入れるため、一人黙々と「男」になった義崇。「一人若紫男」という表現がおかしかった(笑)

表題作よりも、義崇視点の続編が「神」だと思います。
義崇がどれだけ慎一を好きか、どんなに慎一を犯したいと思っていたかが恐ろしいくらい伝わってきます(´Д`)
もし慎一を…

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