崎谷はるひさんのレビュー一覧

ささやくように触れて 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

ヘタレ過ぎます執行さん

ヘタレ攻というよりネガティブすぎる…。本当は優しくて繊細な人なのでしょうが、諦めることに慣れすぎていてちょっと可哀想でした。そんな攻・執行さんのお相手は、明るく元気で男前な受・直樹です。

直樹はもともと執行のイラストの大ファンで、高校生の時から執行のもとでアルバイトをしています。しかしあこがれの執行は実は寝穢いドヘタレ(笑)でした。でも長身で何だかんだ大人でカッコイイ男性なんですよ。本来は。…

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ささやくように触れて 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

ヘタレた大人にヤンチャな子供でちょうどいいのかな?

この作品崎谷さんのデビュー一年目くらいの作品なんですね。
そう思って読むと、なかなかに興味深いものがあります。
しかし、自分的にこのカップル受けちゃんが子供すぎて、相手がヘタレた大人だからいいのかなとも思うのですが、余り好きになれませんでした。

専門学校の入学金を紛失して、バイト先のイラストレター執行に二週間の援助交際を条件に貸してもらう直樹。
こんな大事な事、親にも話さないで勝手に決…

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波光より、はるか 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

結構忘れているもんですね

懐かしのブルーサウンドシリーズってことで、

このシリーズ、BL読み出した初期(多分2年前くらい)にまとめて読んだはずなんですが、
登場キャラも、ストーリーも、ほとんど忘れている。
登場する「場所」は少しは覚えていたけど、それも他の作品と結構混じってあやふやだったりして

で、こうやってシリーズの各カップルをまとめて読んでみると、なんか似たようなカップリングで、
あぁ、私、こうゆう、…

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恋は乱反射する。 1st Love<初恋> 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

ここまでくると立派なヤンデレですなw

両親に愛されずに育った喘息持ちの澄音と
幼い澄音の住む家で大学時代に一緒に暮らした宗佑。
そりゃ、親に顧みられずに放置されて
喘息の発作で目の前で苦しんでる澄音を見てたら
過保護にならざるを得ないよな~、という感じなのですが。。。

宗佑のそれは、かなり行き過ぎですw
ほぼヤンデレレベルw

でも、澄音の方も
親に見離されて辛い思いをしているところに
宗佑の優しさに触れ、当然…

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恋花は微熱に濡れる 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

たまにあるよね、崎谷さんの健気守られ姫受け はじめてなのにしょっぱなから淫乱全開~vなノリ。

あぁー。ごめんなさい、あんまり好きじゃないでつ。

BLにありがちな男子校設定。
無意識に男を惹きつける凛とした和風美人姫受け。

ご近所のお兄さんに大事に守られ育った受けは
まわりの心配をよそに無防備・・・
あわやっ!姫受け危機一髪!?
で、ナイト攻め登場で地固まる。

うぅーん。まあBLセオリーどおりだった。
たまにあるよね、崎谷さんの健気守られ姫受け
はじめてなのにし…

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くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

これはSMのお話。

ホストクラブ《バタフライ・キス》周辺ではじまる恋愛シリーズ
第2弾なんでしょうかね?
コミックス『ぼくらの微熱になる理由~バタフライ・キス~』と
リンクした小説だそうです。
コミックスのほうを先に読んでいるのですが
同じシリーズとは思えないほど小説は濃厚なお話でしたねぇ~。

二人は同じ大学の同窓(攻めが2年留年してる)
ホスト上がりのホストクラブオーナーとSEというカップル。

9

波光より、はるか 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

悩みは尽きないようです

本作はレストランバー「ブルーサウンド」を舞台とした
ブルーサウンドシリーズのカプの後日談を収録した短編集。

シリーズ全5巻で各巻カプが別々ですが
今回は各巻のカプが程良く絡んだお話になります。

【インヴォルティーニ】
『しじまの夜に浮かぶ月』カプ+
『目を閉じればいつかの海』攻様。
『チョコレート密度』攻様も回想で参加

大手商社の米子会から出向中の美形外人と
フリーの…

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ただ青くひかる音 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

甘さもそれぞれです

本作はレストランバー「ブルーサウンド」を舞台とした
ブルーサウンドシリーズのカプの後日談を収録した短編集。

ブルーサウンドシリーズは全5巻ですが
各巻のカップリングが別々なので
今回の様な短編集だと主カプがどれとは言い難いですが、
やっぱ基本のカプはこの二人でしょう。

【夏恋KISS-嘉悦×藤木編-】
『目を閉じればいつかの海』カプ。

海外進出もしている大手商社の課長と…

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キスができない、恋をしたい 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

ばかっ子視点なので、ジリジリしました

あとがきにもあるように、脩というキャラは『ばかっ子』という設定です。見た目は軽薄だし、中身も見た目のまんま。敬語すらまともにしゃべれないまるでお子ちゃま。
それに対して憲之は、仕事も出来るいい男。でも、出てくる言葉は嫌みばかりで容赦がない。脩とは何もかもが反対な人物でした。
かなり言葉より態度な攻めだったのと、ちょっとばかな受け視点だったから、全く攻めさまの気持ちがわからないから、受けちゃんと…

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波光より、はるか 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

シリーズが読みたくなりましたよ

ブルーサウンドシリーズの短編集。
水青さんも書かれていますが、初めてこの登場人物達と出会った自分も、「ただ青く光る音」でキャラとカプの特徴があらかた解る仕組みになっていましたので、こちらはスムーズに読むことができましたので、読む順番としてはこちらを後で読むのをお勧めします。

「インヴォルティーニ」ケネス×朝倉
日本語だと王子様なケネスが実はちゃんと粗野な部分を持っていて、そういう部分も見…

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