崎谷はるひさんのレビュー一覧

しなやかな熱情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

センシティブな作品

臣は崎谷作品最強の淫乱誘い受けだと思います。ホント最強です。崎谷作品の中でも特に人気が高い作品。今も続く私の大好きなシリーズです。

この作品は天才画家・秀島慈英(23)×刑事・小山臣(27)のお話。二人はある事件をきっかけに被疑者と刑事として出会います。出会いから別れ、そして再会までが慈英視点。続編の『さらさら』からは臣視点です。
慈英は幼い頃から絵の天才として育ち、芸大を卒業した後も順調…

7

SUGGESTION 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

は、秦野さん、誕生日に「アレ」をおねだりするなんて破廉恥すぎます!(>д<)

『ANSWER』の続編です!前巻とのラブラブっぷりが違いすぎて驚きますよ。もう真芝は秦野さんにメロメロしすぎてるし、秦野さんも真芝を甘やかし放題。秦野さんの膝枕でマッサージされてる真芝が羨ましすぎ。くぅ[iLPj[iLPjアマアマ!!

今回のテーマは「一緒に暮らそうよ」です。何度も何度も秦野さんを口説く真芝ですが、なかなかOKを出してくれない秦野さん。焦れた真芝はベッドで泣かせて「いい、いい」と言わせました...

4

ANSWER 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

秦野さんのことは「さん」付けしてください。真芝は呼び捨てで結構です。

これが私が初めて読んだ崎谷はるひさんの作品です。これをきっかけに崎谷はるひという作家にハマってしまいました。今では同人誌・小冊子も全て揃えてしまいました。散財しすぎ。マジで。

この作品は受の秦野さん一人で成ってるお話のような気がします。(いやもちろん真芝も忘れてないけど)秦野さんという男性がどんなに優しくて寂しい人か、ぜひ読んでもらいたい1冊です。彼の過去にはもう泣いてしまいました。BLで泣…

5

恋は上手にあどけなく 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

私にここまでエロを語らせない作品って…

白鷺シリーズ完結編!なんかもう初めはこの作品「中立」に近いくらいそんなに好みじゃなかったんですが、レビュー書いてる内に「神」に近くなってきちゃいました。どういう心境の変化だ自分…。

さて完結編です!藍を自分のコレクションにしようとしていた男・福田との間にも決着がつきました。このシリーズは志澤×藍というより福田と藍の父親・衛の二人の関係が強烈すぎてもう…(´Д`)
福田は衛が14歳の時に自分…

2

夢はきれいにしどけなく 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

泣けるーー!!(TДT)

うわぁぁぁぁーん!!(TДT)感動しすぎるよ!特に最後!藍の父親からのタイムカプセル郵便!20歳の藍への手紙!もう泣かせるために書いたんでしょ崎谷さん!

今回は福田という美術商がキーパーソン。この男は亡くなった藍の父・一之宮衛におぞましいまでの執着を抱いているやつです。衛も画家だったようで、その絵を福田に見初められて関係が始まります。福田はもう老人と言える年なのに50代くらいにしか見えない化…

4

キスは大事にさりげなく 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

ホントは「中立」…のところを「萌え」で。だって泣いちゃいましたから。

崎谷はるひさんの作品の中で、私が唯一熱が入らないシリーズ(笑)何でだろう?面白くないわけじゃないんです。高永ひなこさんのイラストだし、大好きになってもいいはずのシリーズなのに…何故?

理由その①
受の藍が自分のことを「ぼく」っていうのがちょっと…。今までの崎谷作品の受って、どんなに可愛い男の子でも「俺」だったから違和感があるのか…?

理由その②
普段真面目で大人しい受がベッドではあ…

1

少年人形 小説

崎谷はるひ  佳嶋 

醜く歪みながら1つの芸術作品になってしまったような感覚。

崎谷はるひさんの実験的な作品。
女装、調教、依存、倒錯・・・単語は違うけれど
すべて“恋”につながっているのではないだろうか。

主人公の少年は、5歳のときに出会ってからずっと
義理の叔父に依存しつづけている
叔父の愛情を得ようとして思いついたのが
美しくかわいらしい女性になること。
少年は、愛されようと女装し叔父の人形になろうとする。

義理の叔父もまた、同じように少年に依存…

6

ささやくように触れて 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

まるっと10年前

10年前の旧作の文庫化だそうですが、そんな時間差をあまり感じさせない。
10年前だと、コミックではファッションだとかに微妙な時代遅れ感がでたりしそうですが、その辺は小説の強みかな。
それにしても、10年前の作品の文庫化って、
崎谷作品、アイテム数多すぎ、、、、

で、10年前をなぜ、わざわざ持ち出したかというと、
読んでいる間、執行が随分薄っぺらいって言うか、捻りのないキャラに感じて、…

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ささやくように触れて 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

無自覚な好意が示すモノ

今回は小説挿絵からブレイクしたイラストレーターと
攻様大ファンでアシスタントをしている専門校生のお話。

受様視点で出会いから山谷越えてまとまるまでと
攻様視点で本編の裏側とラブラブな後日談を収録。

攻様は売れっ子イラストレーターです。

少々ミーハー志向な受様ですが
受様は小説の挿絵で攻様のイラストを知ってから
ずっと攻様のファン。

付き合っていた彼女にも呆れられる程…

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ただ青くひかる音 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

ガツガツガツ

ブルーサウンドシリーズ後日譚短編集。
同時発売の「波光~」より、ちょっと後の時間のお話。
「波光~」で一緒に住むの、住まないのともめていた各カップル、
どうやら落ち着くように落ち着いて、
最初は受け側からアプローチして付き合うようになったのに、
今では攻め側の方がよっぽどメロメロで、歯止めがきかない状態に、、
ってな、甘甘エロエロ話が山盛り。
 
こっちの方がよりガッツリ濃厚なので…

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