崎谷はるひさんのレビュー一覧

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

二人の世界!って感じです

本作は人付き合いが苦手な若きカリスマ画家と
事件をきっかけに彼と恋人になった刑事のカプシリーズの
後日談4本を収録した短編集です。

【やすらかな夜のための寓話】
『しなやかな熱情』その後のSS

攻様が受様を追って
彼の赴任地に居を構えてそろそろ1年。

受様は駐在所の一角に居住していますが、
攻様の拠点は庭付一戸建。

受様の仕事は
攻様が思う以上に多忙を極める為、…

2

オモチャになりたい 小説

崎谷はるひ  明神翼 

オモチャでいいから

丁寧語陰険?眼鏡攻。
徹底して世都をこき下ろしている彼が実はかなり執着系といいますか、主人公を手に入れるために人生の色々を捨てて裏から画策しまくってるのには結構萌えます。
そういえば年下攻だなあ。微妙に。

主人公の世都がこんな成人男性いねえよというかかなりきゅるんでファンタジーなキャラに仕上がっています。
普段ならこういうキャラ苦手なんだけど、今回そんなに気にならなかったのは攻とのバラ…

1

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

全部、あの二人の声で聞こえるので、たまらない気持ちになる。

慈英・臣シリーズの、本編の間を埋める短編集。
書き下ろし作品以外は、同人誌での作品だったりするので、通常でもエロ濃度の高い崎谷作品、更に、糖度も濃度も濃縮されている。
で、コレが、あのお二方のお声で、全編にわたって脳内再生されるのだ。
エロい事、この上ない。
多分この本に関しては、CD化されることはなさそうだけど、やっぱりこの作品の神谷さんが一番好きだなあ。

書き下ろしは、照影さんと…

0

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

大好きです~

知人に紹介されて、泊り込みで、犬の世話~というバイトをするんですが・・依頼主がとんでもない男・・フェロモン垂れ流しの男ですね~おまけに、鬼畜で、Sだし~とんでもないのに引っ掛かっちゃった城山君です~最初は結構普通に接してくれてたのに~・・誕生日にお祝いとして、料理を用意されててワインを飲んだ後・・意識が飛んで、起きたら・・・縛られてやられちゃう~可哀相な城山君です~城山自体は別に悪い事はしてないの…

4

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

シリーズに愛着のない人にはイミないかも

慈英&臣シリーズの番外編的な短編集です。
今までに出版されたこのシリーズは持ってるし、「好き」ではあるんですが、
おのおのの短編を読んで「あのお話のあのあたり…」とわかるほど、またその時期の心理に興味があるほど「好き」ではないので、あまり関心を持てないまま読み終わってしまいました。すべての短編にHシーンがあるのは、サービスなのか、作者もたのしんでいるのか、それはわかりませんが、わたしには、飽き…

0

耳をすませばかすかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

笙惟(神谷さん)の声が聞きたい!

ブルーサウンドシリーズ第3弾。和輝×笙惟。初っ端からエロでした。たぶんシリーズの中で一番エロの量と質が高い作品。っていうかそれがメイン?まさか瀬里の弟の和輝視点で主人公とは思ってなかったです。ブラコンがここまで成長するとは…感無量。笙惟は笙惟で和輝との関係性の中で少しずつ変化を見せてくれるのがよかったです。

笙惟は私の大好きな淫乱誘い受け。男慣れしてて経験豊富で和輝を翻弄しちゃってるのがもう…

5

手を伸ばせばはるかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

大智の過去編が読みたい。そして瀬里は可愛すぎ

ブルーサウンドシリーズ第2弾。大智×瀬里。私はこの二人が一番好き。というか一番気になるカップルです。他のカップルはなんだかんだまとまってる気がするんですが、この二人は大智の放浪癖が原因でちょいちょい問題がありそうな感じがします。ブルーサウンドシリーズはまだ完結はしていないので、もし新刊が出るならこの二人の話を読みたいです。

第1弾ではこの二人がくっつくとは思ってませんでした。っていうかこの二…

1

目を閉じればいつかの海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

大人カップル編

ブルーサウンドシリーズ第1弾。嘉悦×藤木のカップルですが、私はあんまりこの二人では萌えなかったかな。大人カップルで雰囲気は好きなんですけどね。それに初めは本当に不倫だと思っていたので余計苦手意識がありました。疲れていく藤木が読んでて切なかったです…。

学生時代に別れた男と10年ぶりに再会した藤木。嘉悦には奥さんがいるとわかっていながらも、お互いがお互いを忘れられなかったと抱き合う二人がアダル…

3

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

番外編小冊子での二人もエロエロでした

風見は鬼畜攻めっていうか鬼。城山は長身で美形で男女ともにモテます。大学は行ったり行かなかったりの今どきな学生。クラブで遊んだり私生活は派手だけど、浮気や不倫は絶対にしない主義。両親の離婚時の修羅場がトラウマになってるためだそうです。

そして風見。作者に言わせると風見は「宇宙人」だそうです。そのくらいタチの悪い男です。城山に薬飲ませて縛ってローター入れて放置して。おまけに情事後の写メで脅迫して…

16

カラメル屈折率 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

矢野視点の話が読めてよかった

『ハチミツ浸透圧』の続編。幼馴染同士の高校生・矢野×宇佐見のお話。前作で恋人同士になった二人ですが、進路決定の時期になり矢野が遠くの大学に行ってしまうかもしれないと不安になる宇佐見。矢野に尋ねてみてもはっきりとは答えない矢野に宇佐見は勢いで別れると言ってしまいます。さぁ~どうなるってかんじのストーリーでした。

二人とも高校生で家には常に誰かがいるので、なかなかHなことにはいたれません。そんな…

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