崎谷はるひさんのレビュー一覧

不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

直隆視点で読みたかった

直隆と真幸の続編。お互いにいろいろな過去を超えてくっついた二人、の過去を綺麗にしていくお話。巻末にはスピン元カプのお話を含めた短編2本。
今作は真幸視点になっており、前作の直隆視点だからこそ面白かった部分が無くなってしまって残念だった。

恥ずかしくなるほど甘々な直隆と、幸せが続く日々を怖がる真幸。
直隆の問題は元婚約者の襲来。それにしてもやり方がすごいし、酔ってぺらぺら自白する内容は胸糞…

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不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

噛み合わない二人の会話が好き

スピン元未読。挫折したエリートが男に逆レイプされたことから始まるお話。一貫した攻め視点なので、よくある受けの自己完結型逃避行動を、いつもの逆側から眺める感覚を味わえて、新鮮な面白さがあった。直隆の天然入った堅物ぶりが好き。

真幸の私怨込みの思い込みから、縛られて乗っかられてしまった直隆。受け→攻めの性加害に甘いBL作品が多い中、これを犯罪として扱っていたのが良かった。無関係の第三者による私刑…

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蝶のまぼろしに酔う ~バタフライ・ユーフォリア~ コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

王将の過去編

「バタフライ・キス」のシリーズは群像劇というか、複数カップルのお話。
シリーズ自体長く続いています。
本作は、王将という源氏名のカリスマホストの過去編。
生まれ育った家が特殊で、父親に課された大金をつきつけ自由になるためにホストになる。
ダイジェストのようにすいすい展開します。
千晶とのあれこれも出ては来ますが、二人の関係性をじっくり描いているわけではないので、他作品を読んでいないとわか…

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つむぐ幸福論 慈英×臣作品集 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英×臣シリーズ、待望の大ボリューム作品集

待望の慈英×臣の新刊、作品集です。
過去の作品の特典SSや、同人誌、記念本の中のお話の詰め合わせと、書き下ろしの慈英と臣のお話です。

なかなか読むことのできなかった特典などのSSもまとめて下さり、ファンとしてはありがとうございますの一言、内容も本当に良くて大満足です。

楽しみに待っていた慈英と臣の今後につながるお話が読めて、もうそれだけでも感無量です!しかも先が楽しみすぎる…!

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恋愛証明書 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

No Title

読み応えあるお話でした。【恋愛証明書】は受けの遼一視点。【愛情証明書】は攻めの春海視点です。

こちらのお話、サブキャラがみんないいんですよね。最初、サバサバ系の元奥さん(史恵)が出てきたときには「うーん、あんまり出てこないでほしいな…」と受け入れがたかったのですが、彼女の筋の通った男前さが、ストーリーのさまざまな点で説得力を持たせてくれる感じです。春海の性的指向であったり、子供への教育だった…

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ミントのクチビル-ハシレ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

たまにこの糖度が欲しくなるんです(*^^*)

久しぶりに読み返してます。
一昔前のお話だなぁ、とは思うのですが、この分かりやすさ、マシマシの糖度♡
たまに欲したくなるのです(*^^*)

シリーズものらしいのですが、こちらだけでも楽しめました(*^^*)

受様は、専門学生の桜哉。
付き合ってると思っていた初恋の人、徳井と初めての夜を過ごした翌朝、徳井の恋人が現れて修羅場に。
徳井の言動に傷ついて幻滅した、というか、徳井の本性…

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つむぐ幸福論 慈英×臣作品集 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

シリーズファンにはたまらない、慈英×臣作品集

崎谷先生の慈英×臣シリーズ、第1巻とスピンオフ3作しかちゃんと読めていないのですが、
こちらそんな私でもいろんな人間関係の繋がりが見えてきて興味深く、
スピンオフシリーズをよいしょ、よいしょとカートに入れる結果となりました( ̄∀ ̄)

シリーズ5組のカプを全て知っている方には、もうたまらなくキュンとする
作品集ではないでしょうか。

自分のようにシリーズ初心者でもおおいに楽しんで読め…

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『つむぐ幸福論 慈英×臣作品集』コミコミスタジオ特典小冊子「ひとりの夜」 グッズ

初めての経験

本品は『つむぐ幸福論 慈英×臣作品集』の
コミコミ特典スタジオ特典小冊子です。

本編前日譚のある夜のお話です。

臣は母が夜の仕事だったため
生まれ育ちは版画がいの雑多な街中

警察官になってからも夜の街や盛り場での捜査や
取り締まりが多かったためネオン街の喧騒は
耳に馴染んだものでした。

対して山間の駐在所は近隣住民の住まう家までも
自転車で10分は走るような場所に…

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つむぐ幸福論 慈英×臣作品集 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英×臣作シリーズに特化した番外編集です

本作は崎谷はるひ先生の幻冬舎コミックスルチル文庫刊行
「慈英&臣シリーズ」の番外編を収録した短編集です。

19年にファンブック「彩月―極楽鳥花―」が発刊されて以来
作品集として「はるならい」「薬指にたどりつくまで」と
番外小説の再録集が続いていますが

今回は「慈英&臣シリーズ」の5組の恋人たちのお話
22編を収録した豪華な1冊になります。

今回も自立するほ…

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心臓がふかく爆ぜている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

後半の喧嘩シーンが身につまされる

面白かった〜〜
シリーズ1作目なのですが、先にシリーズの別作品を読んでいたので、あーこのキャラってこんな感じなのかという楽しみ方もしつつ読了。
面白かったし大いに萌えたし文句なしの神評価ではあるのですが、後半の喧嘩シーンが身につまされまして…いやはや色んな意味でも面白かったです。

大雑把無神経攻め×自己評価最低ウジウジ受け

いやぁ、攻めがここまでリアルに無神経なの初めて見ました笑 …

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