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榊花月 みずかねりょう
弥七
題名から想像するイメージと、内容が全然違いました。 「他人の彼氏」というと、人のものなのに好きになってしまって、諦めなきゃならないのに諦めきれない、という切ないのを想像していたんですが(榊先生の作品ですし)、そうでもなかった。 彼氏持ちだけど、その彼氏にはたいして愛情も感じられなかったので、葛藤が少なかった。 主人公の性格も明るいというのも、切なくならなかった理由かもしれませんが。 …
榊花月 荻山知弘
むつこ
抱きしめたいシリーズの旧版の六作目です。 旧版はここから出版されてません――が、話はまだまだ終わってません。旧版だと、彰と歴也は別れたままなのだ。 ちなみに新装版では完結してます。ただ、旧版にあって新装版には入ってないエピソードもかなりあるの。 まとめて読むなら新装版のほうがスッキリしてて読みやすいと思う。 この六作目では、いきなり高校編になります。中編が三つ入ってますが、ぜんぶ高校時代の二人の…
抱きしめたいシリーズの、旧版の第四冊目です。 私はこの四冊目からが好きなんですよ。 わがままな攻めの傍若無人っぷり、極悪非道っぷり、身勝手っぷりが、最高潮になるこの巻。他の人にとったら、「え、なんで?」って感じかもしれないとは思いますが…。 前半は受け視点、後半は攻め視点です。 高校からの八年間、なんだかんだと小さないさかいを繰り返しながらも続いてきた恋人関係が、とうとう破局を迎えます。 きっか…
抱きしめたいシリーズの旧版の五冊目です。ここから文庫になります。 付き合って八年目にして、ついに別れてしまった二人。今作でも別れたままです。 めちゃくちゃ切ないんですが、この五冊目もめっちゃ好き。シリーズ初期ではダラダラした痴話喧嘩を繰り返してた二人が嘘のような、切なすぎるストーリー展開に悶絶しました。 今作はとくに、カップルの表示を『彰×歴也』にしていいのか迷う作品なんですよね。 彰は羽鳥と付き…
榊花月 亀井高秀
つかさ
ネタバレ
家出同然に姿を消し、家族とは関わらずに暮らしていた希世の元に、父の会社の顧問弁護士・佐倉が現れた。 父の死後、跡を継いで社長になっていた兄(異母兄弟)が突然亡くなった。 遺言により、会社を継いで欲しい…と頼まれる。 今更、実家に帰るのも気が引けると断り続ける希世だが、兄と父に線香をあげる名目で久しぶりに帰省する。 そこには役員という名目で金を無心する叔父が我が物顔で闊歩していた。 母…
敷
寝る前にちょっと「はじめのほうだけ…」と思い、ページを繰っていたらノンストップ! 次の日仕事なのに深夜2時まで読んでしまいました…。 でも悔いはありません! 寝不足になるだけの面白さでした! ときめくBL、ラブなBL、萌えるBL、泣けるBL。 良いBLの基準はさまざまですが、この一冊はどれもあてはまらない…といいますか、 「…BL?」 と首を傾げてしまうほどテーマが別っぽく感じら…
抱きしめたいシリーズの、旧版の第二作目です。 短編が三つ入ってます。 簡単にいうと、付き合って七年以上になる二人が、ひたすら痴話喧嘩してる話ですw 傍若無人でわがままで浮気者の彰と、そんな彰に振り回される真面目な歴也。 出来上がったカップルの話はあんまり好きじゃないんだけど、このシリーズは妙に好きです。 でもでもこの2巻はあんまり好きじゃないかな。ほんとにただの痴話喧嘩なんだもの。やっぱスリルが欲…
抱きしめたいシリーズの旧版の三冊目です。 二冊目からはググッと時間が遡ります。視点も攻めへと変わる。 付き合ってまもない大学生なりたての頃の『雨のち晴れ』、大学四回生の『マーマレード・キッス』、それから社会人となってからの『BLUE』。 すべてが攻めからの視点で、時系列でいうと、シリーズ一冊目の『抱きしめたい』はこの『BLUE』の後ですね。 攻め視点に移って分かるのは、攻めがどれだけ一途に必死に…
刺激が少なすぎて…だめでした。 そして痛感しました…、「コレは若い人向けのお話だ」と…。 タイトルから想像して、辛くて悲しい片思いを想像していたのですが、それほど切なさは感じませんでしたし、実らぬ恋に苦しんでいる様子もあまりなくて…。 私みたいにオバチャンになると、こういうフワフワした現実味に欠けるお話ではちょっと物足りないのです、ごめんなさい。 でもっ、若いお嬢さんたちなら好んで読め…
抱きしめたいシリーズの、旧版の第一作目です。 受けは人好きのする可愛いタイプ、攻めは遊び人で焼きもちやきで傲岸不遜で金持ちで頭がよくてイケメンです。 高校時代からもう七年つきあってるリーマンの二人。そこに、新人の社員がきて、受けにラブビームを出しまくります。 攻めは誰にでも優しい受けに苛立っており。 受けは傲岸不遜な性格の攻めにいい加減にしてくれよとの思いもあり。 日頃の不安や不満がじわじわと高ま…