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19/29(合計:289件)
榊花月 角田緑
茶鬼
ネタバレ
親を亡くした天涯孤独の施設出の主人公が、金持ち暴君の家へ家政夫で住込になり、そしてその暴君と結ばれる。 よくあるストーリーと設定なんで、どうやって違いを表現して、どうやって魅せるか? ラストまでは面白かったんですよ、ラストまでは! どうして、いつもこうラストで・・・と残念感が染み出てくるのですが、話としては面白い。 主人公の性格も好きだし、雇い主の無愛想ぶりもいい♪ 結構、彼等の実情はか…
榊花月 やまがたさとみ
むつこ
榊花月さんの大ファンで、全著作レビューするぞと頑張ってる私なのですが、これは微妙でした。 BLテンプレに少し毛を生やしましたって感じのお話。それでも「毛」の部分に榊テイストが入ってたら私的にはokだったのですが…。 あらすじを読む限りけっこう好きなストーリー展開で、また実際に「年上の恋人から甘やかされるだけの関係から、年下の恋人との等身大の付き合いへ」というお話だったのですが、プラスアルファがなさ…
榊花月 孝宮晴子
絶対に無理って分かってるんだけど、これ続きがめちゃくちゃ読みたいッス! 榊花月さんの初期作品ってホント、独特の魅力がある。 有名な「抱きしめたい」シリーズは数年のブランクがあった後に出版社が変わって、エピソードが削られたり付け加えられたり整理された新装版が出て完結したけど、他にも色々と先が気になるものがいっぱいなんですよ。 お願いしますだー! イチから書き直すってのはどうでしょうか。勝手なこと言っ…
榊花月 夏乃あゆみ
美大を目指し、その才能の無さから挫折。 畑違いの経済学部に通い、清掃会社のバイトをしている大学生・苑。 手芸が得意(?)でストレスがたまるとカーテンにフリルを付け、ドアやらティッシュやらドライヤーにまでカバーを作って付け、ビーズのストラップを作ったり、でも弱っちいわけじゃなくて、ちゃんと男の子で明るくて笑いのセンスもあり、面倒見も良く人当たりの良い、頭の回転のよいツッコミをするオトメン。 ・…
榊花月 柚名ハルヒ
表題作の暗さときたら! 神にしたいぐらい好きでしたが、いちおう萌えで。 榊さん、今じゃ絶対にこういう作風の作品は書かないんだろうなと思います。 けど、こういう作品を書ける方だからこそ好きなんですよねー。 歪んだ愛のかたち。 救いのないラスト。 私好みのJUNEっぽいダークさが詰まっていました。 支配されてるように見える側が実は支配しているという下克上的構図って、なんでこんなにゾクゾクするんだろう。…
榊花月 木下けい子
雀影
しっかりしていたりなんかして。 商店街の小さな古本屋を舞台に、妻に先立たれて、男手一つで小学1年生の息子を育てつつ、本人それなりに必死で、端から見ると、迂闊で暢気に店を切り盛りしている三十路男と、お金持ち一貫校に通う男子高校生のお話。 この三十路男・涼介が、びくびく、ぐずぐずと非常に貧乏くさい。 それに引き替え、涼介の息子・涼真も、碧郎も、実にしっかりしている。 そして、着々と外堀…
榊花月 山本小鉄子
クレタコ
兄弟で家事を一身に引き受ける受少年、この設定自体は大好物なんですが他兄弟が揃いも揃って役立たずでイラッとします。 長男は無神経に酷い言葉を平然と言い放つし、次男の口ばかりで調子と要領の良さにイラッ、下2人は途中はともかくラストにでしゃばってきた時にはこ~い~つ~ら~~ホント邪魔!!!って気分になりました。 理解者(攻)が現れただけマシって感じで、家事分担はされないままです。 他兄弟&主人公お…
榊花月 石原理
今回の榊作品はちょっとヒットかな? 石原理さんのイラストがよかったのです♪ お話は、予想はできるものの、中々進展していかない臆病な主人公達のせいで、おい、このままで終わるつもりか? 途中で出てくる女性達にイライライラが募ったり、最後まで焦らされました。 アパートが火事で、大学の研究室にいる御園のマンションに転がり込んできた高校・大学とずっと一緒だった会社員をしている三瀬。 御園はずっ…
榊花月 高階佑
けもけもぱぷ
設定が好みだったので読んでみましたが、すべてが上っ面で、いつ、おもしろくなるのかなと思っているうちに、ちっとも盛り上がりがないまま、終わってしまった感じ。 まず、返す責任もない借金を、ただの意地で返す主人公に、まったく共感できない。 その意地の原点になったセリフも、別に重要人物が言ったわけでもなく、親の復讐というのも途中から出てくるし、攻めのやくざの生い立ちも主人公に絡んでくるのかと思えば…
榊花月 夢花李
神にしようかなと迷いつつの萌え評価です。 高校生同士の恋。 ホモ当たり前な世界観じゃないのが良かったな。 ごくふつうの高校生が主役です。親友を好きになってしまう。その親友がある事件をきっかけに退学したところから話は始まります。 地味で焦れったいお話なんだけど、その焦れったさが、結ばれたときのキュン度を増してくれました。 過去いろんな小説家の告白シーンを読んできたけど、このお話の告白のシーンは別格…