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1/1(合計:8件)
坂本ミキ
拓海
ネタバレ
4つの話が収録された短編集です。 どの短編も中途半端な感じだったし、愛情も少なく感じました。甘々なカップルが好きなので、物足りなさ感が半端なかったです。 特に表題作は、2カップルが登場するけど、どちらをメインにしたいのか分からず、どちらも中途半端で尻切れトンボのような印象を受けて一番面白くなかったです。 ミュージシャン同士とか、医者と患者とか、設定は好きだったのに残念です。面白いから新装…
fiona0109
収録されているのは表題作シリーズと短編が1作品。 どちらのお話も暗いです。特に表題作シリーズ(「ヘブンズ・ドア」と「インブレイス」) がどうしようもなく暗い…。 舞台は世紀末の東京で、主人公の受け様は荒れた学校の教師なんですが、チンピラでろくでなしの男と付き合っています。 この攻め様に受け様はお金の工面をしたり、酷い仕打ちを受けるのですが、それでも離れられないという、典型的な「ろくでなしとそ…
初読み作家さんです。 表題作シリーズと短編が1作品収録されています。 表紙のいかにも肉食系の攻め様が気になって読み始めたのですが、中身の絵は表紙の絵とは少し違いました。 それもそのはず、表題作シリーズは全部で4つの短編のシリーズなんですが、そのうち3作品が98~2001年に雑誌に掲載されたもので、ラストの1話だけが2007年に発表されたもののようです。 最初の3話は絵が少し古いかなとは感じ…
山藍紫姫子 坂本ミキ
ofnotice
はて、これって本当に山藍先生の小説?と首をかしげたくなるんですが。 拓也は大手企業レイブン・グループ会長・佐々川俊之の隠し子だった。 17歳で施設から佐々川に引き取られるがそこにはすでに瑞貴という養子がいた。 佐々川は二人を競わせてどちらか一人に後継させようとたくらんでいる。 瑞貴の美貌に心惹かれる拓也だが、瑞貴はかつて養父の佐々川に性的虐待を 受けていたという引け目もあって拓也と距…
milky
女遊びの派手だった「攻」が、自分を束縛しないけれど一途な「受」に少しずつハマってく...そんな感じでしょうか。 始まりはアレヨアレヨという感じでしたが、少しずつ心が通い始める当たりやライバルがでてきて「攻」の心が穏やかでなくなる辺りから面白みが増してきます。 それにしても「攻」は芯から冷たい男だと思う。 あまりにも周りからチヤホヤさせられ自分から求めなくても女に苦労しなかったせいか、…
ジェイ
高成は、キラキラしてて女を切らしたことがないほどの男前。でも性格は俺様で、そんな不遜なところが魅力でもあります。その彼に恋心を抱く藤井智、トモは、勇気を絞って高成にアタック。 しかし、高成は、「それ、罰ゲーム?」と最初は一蹴します。トモが 「本気。」というと、トモの唇やわらかそうとかいって、キス☆ ここからがトモの受難。経験もなくて、ウブで、でも高成のことが好きだから何をされても逆らえな…
葡萄瓜
恋を知らずに遊んでいる男は硝子の様なものです。 怜悧に見えますがそれは恋していないせいで心が 揺れないから。 そう言う男が惚れられて不器用に手探りしながら 恋心を見つける物語、と言う感じでしょうか。 恋に落ちてグダグダになる攻もまた一興と言う事で。 併録作はバンドのソロ活動を巡るボーカルと ギターの恋の駆け引き。
攻:小学生・受:大学生と言う時点で先ず稀少かと。 過剰な俺様も小学生なら逆に可愛らしく見えるんですね。 一丁前の振りをして時折見せる危うさが可愛らしいというか。 それを受け止める受の戸惑いもまた一興かと。 出来れば続きがあれば、と思う作品であります。 諸事情により困難な様ですが。