彩さんのレビュー一覧

青の疑惑 小説

水原とほる   

ドM受ってどうよ

ヤクザと刑事二人に口説かれ続ける整体師の話です。

事件に巻き込まれて、AVビデオとられたり、言葉攻、SM。
そこだけとってみれば、かなりハードコアなネタが詰まっているような感じもしますが、受が超がつくほどのドMなので、妙にその痛さを感じません( ̄∀ ̄)
むしろ、引くくらい攻めたてられないと感じない身体に調教されてしまっているようす。
凄いな(苦笑

ただ、求められるSMというのも新…

5

青の疑惑 小説

水原とほる   

SMです、支配してるのはMの側

「俺は半端なことじゃイケませんよ。容赦なく泣かせる自信があるんですか?」

いやー、ゾクゾクしましたw
『イヤ、ダメ、ヤメテ…』で支配されていくマゾじゃなく、凌辱され泣かされながらも場の支配権はマゾの側が握っているというSMプレイに。
好みの分かれるところだと思いますが、私はこーゆうの好きです。
カッコイイんですよ、このマゾ男が。強くて弱い。優しさも誇りも持ち、さらに過去のトラウマまで持ってるとい…

6

FLESH&BLOOD(12) (限定版) 小説

松岡なつき   

心配なんです。早く13巻を!

海斗奪還作戦が動き出しました。

今回印象に残ったのは、まず、海斗の体は大丈夫なのか?という点。
体調不良と様々な不安を抱きながらも、気丈に振舞う海斗が痛々しくて仕方ありませんでした。
ジェフリーに会いたい気持ちと、ビセンテに後ろ髪を引かれる気持ち、そこへ様々な問題がさらに降りかかってきて、対策を考えないわけにもいかないし・・・
ジェフリーやナイジェルと合流できてもいまひとつ覇気がなく「…

5

FLESH&BLOOD(12) (限定版) 小説

松岡なつき   

どうなるの!?

F&Bシリーズも12作目です。
決してBL色が強い作品ではありませんが、お話がよく作られているのでとても楽しめる作品だと思います。
海賊、タイムスリップなどお好きな方には良いのではないでしょうか?
ただ、12作も出ているので読み応えはあると思います。

舞台はイギリスからスペインへと移り、フランスのお話もちらほらと出てきたりしてドキドキさせてくれます。特にこの時代の船上での生活に…

3

青の疑惑 小説

水原とほる   

マゾという存在・・・

徹底したSMでいっそ清々しいくらいなので神評価にしたいところなんですが、終わり方に甘さを感じちゃったので萌で。

ある事情で医師になるのを諦め整体師として暮らしている青山恭(美人でマゾのゲイだが、合気道の達人でもあり結構強い男)。彼の患者であり猛烈にアタックしてくるワイルドな刑事・九鬼(無鉄砲)。そのライバルの優男、藤森組の跡継ぎ・陽介(サド)。
どう考えても胡散臭い3人の関係に、ドラッグ関…

2

烈火の契り 小説

秀香穂里   

儀式までおあずけ

BLというより、サスペンスでした。
南海の無人島でリゾート開発の調査に行った不動産会社社員5人と地元の青年1人が遭遇する事件が主軸となっています。

社員ではあるものの、子どもの頃に島を訪れ忘れられない思い出がある斎は全面開発反対派。立案者とライバル、年少の部下、昼行灯のリーダーといったメンバーとともに島の調査に当たるわけです。
案内を担当するのが島の出身者で斎と遊んだことがある高良で、始…

3
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