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松岡なつき 彩
久江羽
ネタバレ
前巻までで、カイトは肺病を病み、海の男たちは陸に上がり、この先どうなっていくのだろうと心配になっていましたが、そこはそれなりに展開してくれました。 栄養と安静を取るしか手立てのないカイトをどうにか救おうと、ジェフリーやリリーを始めとする周囲の人々はあれこれ努力するのですが、あの冷静なナイジェルが取り乱すわ、ウォルシンガムの追っ手はやって来るわで、おちおち寝ても居られないカイトなのです。 …
藤棚
待ちに待った最新刊には、 いろいろな愛の形が詰まった一冊でした。 歪んだ関係のラウルとヤン。 個人的には今後が非常に気になる二人です。 しかし松岡さんの描く歪んだ鬼畜(ラウル)はパンパないと思いました。 これで不細工だったら読者から毛虫のように嫌われるはず(笑) あの顔で腐った性根というのが、また魅力的なのですね。 私は非常に好みで萌えました。 病状が悪化して行く海斗を前に…
ともふみ
この1冊で4回泣いてしまいました。 ナイジェルと海斗の会話で泣き、「自分は皆に支えられ、皆の愛で生かされているんだ」と感謝を噛みしめる海斗に泣き、ペンを走らせながら自分自身を見つめるジェフリーの心情に泣き、怒涛のラストでのジェフリーの行動に嗚咽…。 まさに急転直下、そして大きな折り返し地点の14巻でした。 執着しながらも、最後の最後では海斗を手離したビセンテの潔い愛。 僅かな可能性に望…
水青
うわぁぁぁぁーーーー!!(TДT)ジェフリーーーー!!こんな所で「続く」とか酷すぎる!!また1年近く待たなきゃいけないの!?ジェフリーーーー!!(;□;)!!無事でいてーーー!! もうもうもう!!ビセンテ派だった私が今回の巻ですっかりジェフリーに心奪われてしまいましたよ!!なんて愛だよ!ナイジェルの愛し方もそうだけど、なんて深い愛なんだ!(´Д`)なのに…くそっ!ウォルシンガムの犬め! …
miicha
作者の松岡さんもあとがきで触れてらっしゃいましたが 非常に心つかまれました。せ、せつない…! CD→原作のほうがより一層楽しめると思っているのですが いつ出るかわからないCDを待っていられず 結局原作は毎度発売日にゲットですよ。 そして読了した途端に 「つ、続きを…!続きを今すぐプリーズ!!」と…。 このシリーズはほんと毎回ひきが上手い。 ていうか、上手すぎて辛抱堪らんです…
美術館で会った人
出てくれました、14巻! 発売延期も重なって焦れてじれまくっていた方も多いんじゃないでしょうか。 かく云う私もその一人です。 前巻までは、死に近づいている海斗が気丈にも踏ん張っているところが切なくて悲しくて、やり切れない想いで胸がいっぱいになりましたが、今回も今回で胸がいっぱいです!いっぱいすぎます!! F&Bにはこれでもか!と潔い男がごろごろいるわけですが、この巻は『ジェフリ…
犬飼のの 彩
綾姫
文章がとても文学っぽくて、綺麗なんですよ! 何と言っても、男同士で結婚できるとゆう素晴らしい話なんですが……。 それが危険なんです! 女役はソラなんですが、自分を女役と認めたくないんです。 それでも、湊に傷を負わせてしまった責任から、自ら女役として遊郭に足を運ぶんです。 当然何をするか分かっていたけれど、困惑するソラは初めてみる太夫のHしてるのを見て、興奮するんですが、それが湊ではな…
水原とほる 彩
たぬき
この3人の関係 恭ちゃんを中心にした「やじろべい」みたい 子供っぽい単語を使ってしまいましたがそんな印象でした この陽介と九鬼はどっちも本命 対等です バランス取れてます 恭ちゃん BLのお約束で美形ではありますが ただ守られているお姫さまじゃない 流されないところがポイント高いです 「水原作品は痛い」との評判でしたので凄惨なストーリーかと身構えていたのですが それほどでも・・・? 事…
茶鬼
普通SMというと、淫靡なエロエロを想像しますが、この作品はMもSも真正の半端じゃない人達なので、スポーツでいうと世界最高峰登山のような、F1の様な、死と隣あわせながら極めた時の達成感さえ感じるプレイです。 なんちゃってSMは、変に恥じらったり嫌がったりするからエロくなっちゃうんですよね。 そういう意味でこれは清々しいSMです。 医師を目指しながらも片目を傷つけたことで断念し、現在は叔父の…
やっとジェフリーたちとイギリスへ帰ることになった海斗ですが、自分の病気を彼らに移すわけにいかないので、行動がぎこちなくなります。 この時代に結核に罹患したら、治る可能性のほうが低いことがわかっている海斗ですから、どれだけ不安なことでしょう。 伝染性の無い病気なら、仲間に甘えることも遠慮なくできただろうに、なまじどんな病気か知っているものだから、自分に我慢を強いなければならないのです。 自…