彩さんのレビュー一覧

FLESH&BLOOD外伝3 王と夜啼鳥 小説

松岡なつき   

じんわり涙が。

迷いましたが神で。内容はもちろんのこと、いつもながら文章と挿画の融合の素晴らしさにも深い敬意を表して。いつまでも見飽きない美しい表紙はそのまま拡大して飾っておきたいほどですが、本作の挿画もまた素晴らしいです。カラー口絵1枚(これはイングランド組3人。ただし海斗じゃなくキットで)、挿絵4枚(うち1枚は見開き。うち1枚はジェフリー&海斗)。フェリペ2世が、いかにもフェリペ2世です。そうそう、肖像画だと…

9

蝶よりも 華よりも 小説

犬飼のの   

遊廓モノとしては◎

 湊は、元々は特別階級である「レア」だったが、父が亡くなったことにより、その生い立ちの複雑さから、その地位から追い出され、孤児院へ身を寄せることになる。
 そこにいたのがソラ。
 ソラは、金髪に紫の瞳、という見た目から仲間たちからいじめを受けていた。
 けれど決して折れようとしないそのソラの心行きに、湊は徐々に惹かれていく。
 しかし、自分の見た目へのコンプレックスから、決して湊の気持ちを…

0

青の疑惑 小説

水原とほる   

本格SM大歓迎!

※SMが好きな方が読むことを前提にレビューも書いてます。興味ない方は楽しめません。

本格的なSM作品って、実はほとんどないんですが、この作品はSM度75%くらいでそこそこ楽しめました(`・ω・´)
また、逆に本格的なSM作品ほどエロス重視でストーリーがおざなりになりがちなのですが、その点、キャラ文庫なだけあって、まずはストーリーありきな骨組みで構成されていたので、読み応えもばっちりです!

11

FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

最高の表紙

やっと、やっと、待ちに待った瞬間を迎えることができた本巻。
それまでの陰謀埋めく策略ターンのハラハラがふっとんでしまう位の感動です。
ジェフリーの言葉に涙が止まりません。
読み終えた後、表紙を見直して、号泣です。

本編的には、ジェフリー奪還に平行して、アルマダへの伏線やら準備やらが進められているといった感じです。
次巻で遂に20巻。まだまだ目が離せません。

3

FLESH&BLOOD(13) 小説

松岡なつき   

悶々とします

ようやくジェフリー&ナイジェルのもとに戻れたのにも関わらず、病気を隠さなければならないカイトが不憫です。

ジェフリーに触れたいのに、病気をうつしてしまわないか不安で、触れる事が出来ない…あんなにも会いたいと願っていたジェフリーが近くにいるにも関わらず、距離をおかなければならない姿に胸が苦しくなります。

…しかも、ジェフリーにビセンテとの仲をちょぴり疑われてます!!…そんな暇があったらカ…

1

FLESH&BLOOD(12) (限定版) 小説

松岡なつき   

心が痛みます

ついにカイトがジェフリーとナイジェルのもとへ!!

カイトがビセンテにさらわれた時から今日(?)という日をどれだけ待っていたことか……!!

なのに、なのに……
あんなにも待っていたのにも関わらず、嬉しい反面、ビセンテを思って涙、涙、涙です。

カイトにビセンテが「ロックフォードのところへ行け」と言ったシーン…辛いです。カイトにはもちろんジェフリーと幸せになって欲しいです。でも、心の底からカイトを…

5

FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

ただ、号泣。

ついに。
いよいよ。

この世のフレブラファン全てが待ち望んだ瞬間がやってきました。
カイトが現代に戻ってしまってからというもの…いや、さらに遡ってスペインに連れ去られてから? カイトが結核に罹患してから?
とにかくカイトにとってもジェフリーにとっても試練続きだったこの長い期間、それと同じように、ファンにとってもまた、試練だったんだなと今となっては思います。
主役二人の幸せを希う読者に…

7

FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

ついに、ついに、ついにーーー!

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
きたでーーーーー!
ついにこの巻が来ましたよ奥さん!!
ジェフリーと海斗の、待ちに待って待ちまくった○○(一応伏せ)でございます。

ええっーと、海斗が現代に戻ったのが14巻だから、5冊目にしての○○ですよ!スペイン編でも5冊を要したから、今回も覚悟してましたけど長かった……(涙)
5冊ぶりのチッスに萌え滾った19巻。海斗とジェフリーも大変だったろ…

3

FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

早く続きを!(ネタバレあり)

ネタバレありと明記しましたが、今回は表紙がすでにネタバレです。
でも、この表紙を見たおかげで期待マックスで読み始め、その期待は裏切られることなく、読後あらためて表紙を見た時には、いっそう感動的な表紙だと思いました。

若干、いつもより薄いかな、と思ったんですが、内容は濃いです。
ここまでていねいに貼ってあった伏線が、一気に回収されようとしています。
歴史ものが好きな人なら、あちこちに散在…

2

FLESH&BLOOD外伝 女王陛下の海賊たち 小説

松岡なつき   

こんな時代もあったのね

子供のころから優秀そうなナイジェルにも、船乗りになりたては苦労してたんです。
船酔いがあまりにもひどくて、自分は船乗りに向いてないんじゃないかと頭の中でぐるぐる嫌な考えがまわる姿はいかにもナイジェルらしい。
のちにナイジェルは精神的に成長し、船酔いを押してでも自分のできることを模索する彼は本当に努力の人でした。
そう思うと海斗は船酔いしても割とすぐに自分の役割を見つけ仲間に受け入れられてるか…

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