砂原糖子さんのレビュー一覧

セブンティーン・ドロップス 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

私の理想とする、等身大っぽいセブンティーン

好きを確認したら、ずるくても強引でも押し倒してしまうっ!
それが17歳だと思うvすごく等身大っぽくて良かった。

同級生再会モノで、初恋モノ。
背も高くて顔も良くて人当たりもよい侑と
小さいけどしっかりしたヒロ
最初は、すごく侑が大人びて見えたのに
男前だったのはヒロでした。
どこまでもどこまでもピュアで、悩んでも前へ進む強さのあるヒロ。
そんなヒロに侑が惹かれるのも必然的だった…

2

スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

眠れない攻めと眠ってしまう受け

睡眠障害の高校生CPのお話。
砂原さんの作品に高井戸さんの挿絵。
シナリオは、砂原さんにしてはかなりシリアスで
高井戸さんの挿絵がしっくりきてました。

睡眠障害で突発的な眠気が襲ってくる体質の受けと
重度の不眠症という攻め。
トラウマものでシリアスではあるけど
重度の睡眠障害持ちの未成年が親もなく高校に通えて
暮らしも不自由ないっていうのが
BLファンタジーだなと
どこか安…

2

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

はじめてここでレビューします

どのBL作品からレビューしようかと考えて(笑)これにしました。
実は砂原さんの作品を買うのは初めてでした。
読むのは確か初めてじゃなかったはず(記憶が曖昧)
半分ジャケ買いだったりもしますが、以前読んだことがあって、面白かったので中身もいいはずだ! となんとも言えない理由で購入したわけです。

そして、……よかった!
小さくなった雪村はかわいいし、伏木野もかっこいいし言うことなしです。…

1

純情アイランド 小説

砂原糖子  夏目イサク 

うーむうーむ

 楽しく読んだといえば読んだのですが、設定的に完全には受け入れられなかった感じかも~。
 コメディ色が強いです。

 坊ちゃんはぶっ飛んだキャラで、初め受け付けられなかったんですが、そこは砂原先生! だんだん魅力的に映るようになりました。ただのあほじゃなかった!
 攻が島を出られない理由とかも、かなりギャグです。

 ただ、ギャグの部分がすんなりと受け付けられなかったので、その辺気にな…

1

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

魔女の呪いが解ける時

コンプレックスだった顔を、事故をきっかけに整形して、別人になりすましホストになる一葉。
そこで偶然中学時代に好きだと言われ、少し付き合った黒石と一緒になります。
自分を裏切ったと思っていた黒石を貶めてやりたい。
そんな動機で、黒石に接近する一葉。

一見地味な黒石ですが、健気なんです。
一葉の意地悪にも、その深い懐で包み込む。
派手な世界のお話なのに、淡々とシビアにお話しは進んでいき…

5

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

唯一の相手

口数の少ない無骨な先輩ホスト黒石×整形で人生再出発・繊細な白坂
初恋相手とのすれ違い後の再会。
ホストモノを初めて読みましたが、危惧したようなぎらぎらした感じや煌びやかな雰囲気は控えめで、じんわりと温かくなるお話です。タイトル通り切なくて少し甘い、全体を包むそんな空気感がとてもすきです。

整形をしてその後付き合いだすという流れに、最初は躊躇しました。いつかは真実がばれてしまうし、人工的な…

2

セブンティーン・ドロップス 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

大好きな作品

砂原さんの作品はどれも好きなのですが、これはピカイチです!
普通の高校生の淡い初恋のお話。
主人公広久は今時珍しく真面目でできた男の子。
それが普通だと思っている。家族のことを思い、ちゃんと勉強もしてバイトで家計も助け毎日が忙しい。

一方の侑は女性に囲まれて育ったせいか、恋愛に淡白で遊び相手はたくさんいても本気になったことが無い。

その二人が惹かれあい好きになっていく過程が切なく…

1

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

悪い男なんですが

新山、殴ってやろうかって言う勢いの意地の悪い男。
女癖が悪くだらしないヤツで、そんな男が、たまたま知り合った多和田が綺麗だったのと、ゲイだったことに興味を持ち、正体を明かさずに好きなことやり放題ってどういうこと!

初めての恋愛と、本当の恋愛を知った男たちというのかなぁ?
新山があまりに酷い男ではありましたが、純粋な多和田にメロメロになっていく姿は、可愛らしいものがありました。
きっかけ…

1

スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

トラウマがっつり

 初め倉知のトラウマにビビリ、辛かっただろうなーと思ったのに、さらに上を行く上木原の過去。号泣モノか!! と思いつつ読んだのですが、切なくはあったけど涙があふれることはありませんでした。
 それでも、電車で読みはじめて止まらなくなり、降りたのちもホームで読んで(危ないって!)、目的地に着くまで時間があったので喫茶店に入りカフェオレを一気飲みして、活字を追いました。
 登場人物は、いい人もそうで…

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スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

睡眠障害

作品タイトルの通り睡眠に関係する高校生2人の話。
攻め・上木原は不眠症。夜は眠ることができず、眠れたとしても浅い睡眠ですぐ目が覚めてしまいます。
反対に受け・倉知はナルコレプシーという発作的な眠気が襲ってくる睡眠障害。発作はいつどこで起こるかわからず、眠ってしまったらすぐに目を覚ますことができません。また、カタプレキシーで感情の起伏で睡眠に引きずられてしまうことも。なので倉知はいつも無表情です…

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