砂原糖子さんのレビュー一覧

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

重苦しいばかり

主人公の受が、ずっとウダウダぐるぐるしているタイプだったので、読み進めるのにストレスが……設定も好みじゃなかったし、どうにも好きになれない展開。砂原さんは、アタリとハズレというか、自分に合う合わないが作品によって大きく分かれるのですが、これはハズレでした。
この作品以降は、作家買いもやめました。

1

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

ロマンティックな、おとぎ話。

だけど、地雷の人には、地雷かも。

「言葉」を持たない主人公を物語る。
作者様は、なかなか大変な作業に挑戦されたようで。

睦の中には、最初から言葉はなくて、
来栖の中では、言葉は無理矢理封印されていて。
そんな二人が、ひとときの別れと再会を経て、
とうとう自分たちの間にある気持ちが「愛」なのだと気付く。

こういう、ロマンティックなおとぎ話、大好き。

ひどいことは、全く…

2

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

私は好きです。

実は、こちらでちょっとした酷評を先に目にしていたので、こわごわ読み始めた部分があるのですが、そんな懸念は不要でした。

キャラ設定が特殊なので、もしかしたら只のお涙頂戴ものととられてしまう可能性もあるかと思いますが、私としては、睦に癒されている部分が多かったし、彼を取り囲む人たちの“結構いい人”なところにまた感動したりして、終わりよければ全てよしの気持ちいい読後感でした。

乃々山睦はいわ…

7

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

重い

とてもいい話だったけど、萌えはなかった。
重いし、暗い。
砂原さんは好きな作家さんだったけど、このへんから微妙になってきたような気がする。もうちょっと重すぎないあたりで堪えて欲しかった。

イラストも、びっくりするぐらいテキトーに描かれている部分があって、ちょっとびっくりした。よく見かけるマンガ家さんだけど、うまいというよりも、雰囲気がいい絵だったんですね。

3

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

パンチが足りない感じ

読みやすくていいお話だったんだけど、パンチの足りなさも感じました。
ビミョーなちぐはぐさも感じました。

登場人物のなかでいちばん共感できたのは攻めの弟くんでした。
彼を鈍感で無神経な人間という位置づけで描いて欲しくなかったなと。神の視点からの彼への優しさが欲しかったな。
弟くん、人間らしくて素敵だと思うんだ。その場では大好きなジイサンのために本気で怒り、そして忘れる。
事件の性格を考えれば、忘れ…

1

シンプル・イメージ 小説

砂原糖子  円陣闇丸 

ワンコとみるか・・・なんとみるか・・

さてさて、砂原作品であります。
わりと可愛いというか、読後が爽やかで心地良い作品が多い印象。
とかいいつつ大して数読んでないんだけど*_ _)。o○

お話は、傷心で田舎町に引っ越した受が、わりと強引というか、年下の男にやたらと懐かれてしまうところから始まるピュアラブ~な作品であります。
なんというかねぇ、強引といえばまだ聞こえがいいのですが、ずうずうしいというか、ズケズケしいというか…

1

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

設定が気に要らない・・・・

毎度いろんな設定のお話ですね・・小さくなってみたり、眠れなかったり、性格破綻だったり、神経質だったりと・・いろいろありますが・・・
今回のは、ちょっと・・どうかと・・思いました。

とっても良かったのですが・・受けの設定はちょっと悲しすぎる感じがします。純粋な受けでいいのでは・・ここまでにする必要は無いよう気がしますね・・
今までのは架空ぽい感じの設定とかそんなに身近じゃなかったりとかだっ…

3

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

大人になるってことは、色々捨てるってことなんだな。。。

また砂原さんやってくれました。
今度は多分発達障害を持つ睦と、ずっと一緒にいた幼馴染のクルちゃんこと来栖のお話です。
いつも、こういう設定が出るたびに「ずるいよ!」って思いながらものめり込んで涙を誘われてしまう。

今回の題名は「イノセンス」=天真爛漫・潔癖・無罪 等の意味がありますが、まさに障害を持つ睦はいつまでも子供の心を失わず、まっすぐにクルちゃんを見つめて追いかけ続ける、天真爛漫で…

7

スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

面白かったです

トラウマものには食傷気味なのですが、面白かったです。トラウマものって意外と陳腐になりがちなんですよね。
上手くまとめあげてる点、さすが砂原糖子さんだなと思いました。
シリアスではあるけど作品全体を流れる空気にジメジメしたものはなかったです。
むしろカラッとしてます。
延々ぐるぐる悩むだけのキャラじゃないのが好感でした。てゆかこの受け、男前で好きです。
攻めも受けもそうなんだけど、甘えがない。
だい…

1

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

う~ん...

みなさん神評価で、期待しまくって読み始めたのですが、
あまりにも余村が卑屈で、暗い考えばかりでしんどかったです。
長谷部のキャラが大好きなので、なんでそんなに余村がいいの!?って思っちゃいました。
長谷部君、いい男だったなぁ~
あんなに余村に冷たい態度取られても、八つ当たりされてもひるまない。
しかも、余村が初めて付き合った人で、初めての相手って言うんですから~!

心の「声」を聞き…

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