砂原糖子さんのレビュー一覧

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

新刊発売……。

あえて今回はネタバレなしでww
表紙に度肝抜かれました!
だって、砂原さんの作品って、キュンとくる話が多いのですがこれはこれでキュンときたかな?

もう駄目だ、思考回路が停止してしまいそうですww
砂原さんの新刊は待ち望んでいただけに、いつもより早く読み終えてしまえるほどで、でもどことなく心に残る話でした!

あれ?纏まって無いねww

1

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

あらたな境地…!

この表紙、びっくりですよね!ほんとに砂原先生の新刊なのか?って思っちゃいました。今回のお話は表紙のイメージどおり少しズドーンとした…割と重い部分がありました。

五年前、真岸兄弟と仲の良かったお爺さんが事故に遭ったことからお話は動き出します。彼らにとって理不尽な裁判により被告・志田は軽い刑になり、兄弟は復讐を誓うのです。
でもそういった気持ちって、やっぱり時間が解決するものですよね。実際に弟…

3

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

美しいけれど、寂しい花

心にどこか寂しさを抱えた人、ヤンデレがとても読み応えのある砂原さん作品、今回もグイグイとひきこまれました。
読み応えという部分では神に近い萌えです。

子供の頃ちょっとしたきっかけで仲良くなった裏に住むゴミ屋敷のジジイが、車に轢かれて亡くなった。
慕っていた弟と一緒に、絶対復讐してやる!との誓いを守るように5年後、その加害者である男へと接触するのだが、その男には奪うものは何もないほどに寂し…

3

純愛ナルシスト 小説

砂原糖子  影木栄貴 

幼さが・・・

砂原作品で入手可能なものはほとんど読んだと思うのですが、これはやっと読めました。
生まれて始めてのノベルズだそうです。
どおりで文章が幼いと思いました。なので、萌の下評価です。
なんだか一生懸命難しそうな言葉を使ったり、言い回しを工夫していたりする努力の影は見られるのですが、空回りしている感じ。
そこのところに目をつぶれば、お話はまぁまぁな展開です。

自分の美貌にも才能にも自信を持っ…

0

ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

男らしくても抱かれたい・・・

 過去に発表されていたものは書店で見かけたことがあり内容も面白そうだったんですが、なかなか手を出せずにいた作品。でも、イラストが桜城先生になって文庫化したのを知り急に読みたい衝動にかられ買って来ました♪レビュ~もいっぱいあって人気作なんですね☆
 男らしい子の中身が実は乙女って設定好きだなぁ。指に怪我しながらお弁当を作っても、正直に自分が作ったと言えず変に言い訳して受け取ってもらえなかったところ…

2

滝村くんと森尾くんのそれから、 小説

砂原糖子 

後で原作を引っ張り出してきます。

「ラブストーリーで会いましょう」の脇役の二人のお話です。
何と言いますか、はっきり言って全く彼らの存在を覚えておりません・・・
すみません。とにかく記憶容量が少ないもんで・・・
しかし、このお話だけ読んでも結構面白いので、一向にかまわないのかなとも思います。

軽い男の滝村が、眼鏡を外すと美人な根暗な文芸オタク・森尾に興味を抱き、やっとデートにこぎつけてみれば、森尾は酔いつぶれてしまい・…

0

野ばらの恋 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

シニアラブを期待していました…(笑)

老人ホームを経営している若き未亡人、三園。
そこに3ヶ月間、出向することになった医療機器メーカーの次期跡取りだろう椛代。
何で俺が山奥の老人ホームなんかに行かなくちゃいけないだ、という態度を隠そうともしない態度にムカっときます。
ホームには若い男が居ない。
男は中年から初老の者ばかり。
ホームに出入りする業者も中年や初老の男性。
それは、三園が若い男性恐怖症だから。
原…

2

斜向かいのヘブン 小説

砂原糖子  依田沙江美 

究極の八重歯萌えなのかなw

主人公の久條は、転属して4ヶ月目。
笑ったところを見たことがないと思っていた
職場の羽村主任の口元がほころんでチラっと犬歯を垣間見るんです。
八重歯なんだなぁって思って口にしたら
「吸血鬼だから」って答えられて・・・

って話。

羽村が、かたくなに他人と距離をとる理由が
吸血鬼だなんて!?
現実主義者の久條は、もちろん信じないんですよ。
羽村が吸血鬼だと思う理由、本当に吸血…

2

セブンティーン・ドロップス 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

高校生の純な恋心

●一番の魅力はキャラクターの純情に間違いないと思う。

砂原さん曰く、受は男の子らしく攻は色っぽく。

その通り、受のヒロは基本的に思考回路男前です。
でも初めての恋心に気づいて→戸惑って→でも好きで→上手く感情を表現できない!っていう姿は、素直に微笑ましかった。

攻の侑は確かにセクシー。
でもそれ以上にヒロのことを思いやっていて、
自分の気持ちに気づいて→想いが伝わったあともすごく一途に大事に…

2

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

続編から先に読んだので、、

うっかり「真夜中に降る光 」を先に読んでいて(聞いて)しまって、気にはなってたけど、ずっと積んであったのをようやく読んだ。

「真夜中~」も結構可哀想な話だったけど、こっちも相当、可哀想。
自分の思いこみに、雁字搦めになってるかわいそうな子・一葉が、愛されているうちに、相手の黒石の愛と一緒に、自分自身も受け入れられるようになるの話だった。
黒石にしても、一葉という愛情を注げる相手を得て、よ…

1
PAGE TOP