total review:279093today:45
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
71/110(合計:1098件)
茶鬼
ネタバレ
何だか今回のペーパーはむっちゃ太っ腹です! A3サイズ二つ折り、裏表ギッシリ♪なんですよ。 何と、本編『恋愛できない仕事なんです』と『言ノ葉の花』の番外編の2本立て。 それぞれに”休日””和歌山””パンダ”を共通項目に、時間軸として、刑事カプが席を立ったその席に言ノ葉カプが座るというすれ違いリンクをしております(憎いねぇv) 【恋愛できない休日なんです】 本名と塚原、二人して非番の日…
砂原糖子 北上れん
まさに題名の通り、身も蓋もない職業だ! ヤマが入ると帰れない、何日も泊りこみ、終わってもつかれて帰るだけ。 おかげで彼女が出来そうになってもすぐ別れたり、運よく結婚できても離婚に至ったり、そんな男達が仕事をする職場w 主人公達がそんな職場の刑事ですから、なかなかに二人きりの時間を甘く過ごすなんてことはできないわけですよ。 確かにお仕事がっつりではありますが、恋愛的には彼等はちょっと可哀相か…
snowblack
ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、 この一冊の一言は「宝物」。 その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。 : サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。 なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、 庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…
砂原糖子 梨とりこ
ぴえぴえ3号
冒頭いきなり歓楽街のゴミ置き場で気を失って倒れているところをホームレスの老人にマネキンと間違われるシーンから始まるというこの物語。 タイトルのファンタスマゴリアは【走馬灯】のことだそうで、まさにくるくるまわる走馬灯のように過去と現代を行ったり来たりして物語は進んでいきます。 元人気子役として華々しい表舞台に立っていた束井は今は親の後をついで街金屋…。 そんな束井と幼馴染の永見が小学2年で…
雀影
砂原さんの作品は、かなりな確率で読んでいるはずなのですが、ここ1~2年はちょっとSF微妙に色物な、ファンタジー色の強い作品ばかりを読んでいたような印象。 そんな折、この作品は久々にストレートなBLでした。 設定もBLの王道とも言えるおさななじみ物、それに加えて芸能界と、街金融なんていう裏稼業っぽい物までも絡めて、まさにBLの美味しいところてんこ盛り. ファンダスマゴリア・走馬灯のように、ずっ…
砂原糖子 南野ましろ
fiona0109
作品のあらすじを読んだ時に、なかなかない設定だと思って読んでみました。 表紙の15cm未満の雪見の絵も可愛くて、どうしても気になって(笑)。 ある事がきっかけで、身長が15cm程になってしまう受け様は、表紙の印象通りちょっと可愛く感じられます。 実は攻め様とは大学時代からどうも馬が合わず、苦手意識があった受け様は、普段は攻め様に冷たい態度なのですが、身長が15cmになってしまってからは、攻め…
ゆずコ
物語は、ゴミ集積所でホームレスに捨てられたマネキンと間違えられる、束井の姿から始まります。 サスペンスドラマのような幕開けですが、話は一旦過去へと戻り過去と現在を行き来する構成に・・・区切り区切りに、年代だけではなく表題のファンタスマゴリア由来のタイトルもあり、とても素敵です。 小五の時、永見の告白をレイダーマンを観るためにあっさりふってしまった束井。 でもそれ以来、束井は永見のことがど…
marun
幼なじみで過去に攻め様から告白されて、子供心にアニメが優先で告白された日は 見たいアニメの日だったから、じっくり考えも無しであっさり男は範疇に無いなんて 一言で流してしまった過去がありながらも、唯一の友人でもあり、告白後も変わらず 接してくれる攻め様に安心しながらも、告白された事がいつまでも頭に残り逆に意識して それでも、だったらどうしたいなんて事もあえて深く考えないように生きてきた受け様…
元人気子役の今は街金の金貸しをしている束井と、幼い時だった故に告白を受けてもそれに答えられず、それでも側にいた氷見の、束井の回想を中心にして10年後の再会から事が動くお話。 大雑把にどんな話かと問われればこうなのかな? 非常に静かにまさに”ファンタスマゴリア”(走馬灯)のようにクルクルと過去を見せながら展開していく話はまるで糸が絡め取られていくように、終盤に向けて全てが回収されてとても綺麗…
東雲月虹
アンソロですが、ミチさんがお目当てだったので 『藍より甘く』の番外編、『クラッシュド・ブルー』のみで失礼致します。 上司の代理で向かった九州出張。 無事商談もまとまり、 最後は取引先会長のご自宅でのガーデンパーティに出席する入江です。 庭の片隅に見つけた“忘れな草”で遥を想い、 会長に「季語は“藍微塵”だ」と教えられる。 声を掛けられた時に力の加減で摘んでしまったそれを ハン…