砂原糖子さんのレビュー一覧

ヤクザとネバーランド 小説

砂原糖子  高城たくみ 

受け皿が広いので読んでみてください!

砂原さんは好きな作家さんなので、随分前に購入してありました。
が、砂原作品の中ではレビューも少なく、評価順位も低めだったので読むのが後になってしまいましたが、わたしは最近のものよりも面白かったです!
まず、タイトルが笑えます。
ネバーランドって聞いて『うんうん、マ○ケル・ジ○ク○ンのね』と思ってしまったわたしは、もうピーターパンには会えないようですが。
見ただけでは意味がわかりませんでした…

3

恋じゃないみたい 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

ハイテンションラフコメディ。

テンポ良くサクサクすすみます。

最初の攻めの妄想と独白が面白くてたまりません!
どんだけ夢見てたのか、そして夢敗れるまで40ページ足らず(笑)いやぁ、でも汚部屋といきなりのHは夢見てなくてもひいちゃいますよねぇ。
それに対しての友人のプランクトンを食べるジンベイザメ発言は新しい草食系の例えで面白い!いや、ジンベイザメ魚食べるし(笑)
受けも天然すぎて、イマイチ噛み合わない会話がいいです…

5

恋はドーナツの穴のように 小説

砂原糖子  宝井理人 

29歳はおっさんじゃありません。

仕事に疲れきった店長と高校生バイト。
疲れきってたらLOVEに行かないのでは?
今時風のゆるい高校生バイトでローテンションじゃ恋に落ちないのでは??
と、思いきや。
ところが、どっこい!(笑)
それに店長の昔の恋と高校生の妙な特技が合わさると、胸キュンな恋になるのです。
疲れ切ってるから普段絶対採用しないような子もバイトに採用しちゃうし、ぼーっと昔の恋人のアドレスを携帯で見ちゃう。

6

恋じゃないみたい 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

甘酸っぱい学生の恋だね!

コミカル系の方の砂原作品です。
相変わらず、言葉選びが絶妙で始めからニヤニヤさせられます。
最近めっきり少なくなった高校生同士を、砂原さんが書いてくださって嬉しかったです。


攻めの抱井は男子高の二年生。
共学ならモテたであろう容姿でありますが、中身は草食系で常識的な人間。
図書室の麗人とも言うべき雪野を、女神のように崇め、そして結局眺めるだけ。

受けの雪野は、色白で繊細な顔…

5

恋じゃないみたい 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

さくさく読めて楽しい!高校生の恋

高校生カップルのお話。年下、下級生攻め。
深窓の令嬢のようと思った(思ってた)先輩とつきあうことになった抱井(かかい)。
あらすじを読んでくださいーーまあ、あらすじのとおりっちゃそうなんですが、
美麗な先輩の女王受けじゃないです(自分があらすじでそういうの想像してた;)。
古典的学園もののエッセンスをいれつつ、同時にそれを逆手にとったような展開をします。全体にかわいいお話です。

本…

6

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

砂原さんは大好きなのですが

個人的にツンデレが好きではありません。
この作品の受けさんは、かなりその傾向が高いのでちょっと苦手かも…と思いながらも砂原さんは好きな作家さんなので、読みました。


受けは顔だけが取り柄の売れないモデル、春巳。
無駄にプライドが高いです。

攻めは大学院生で春巳の幼馴染の仙介。
寡黙で無骨な男です。


高校卒業時、仙介が春巳に告白し、もう四年一緒に暮らしています。
春巳…

4

言ノ葉便り<草々> 小説

砂原糖子 

十年、二十年。

普段は評価ボタンの投下のみで、レビューを書くまでの勇気が無い私ですが、
今回はいてもたってもいられなくなったので書かせていただきます。
言ノ葉便り<草々>だけじゃなくて、言ノ葉ノ世界のネタバレも含みます。
ご了承ください。



言ノ葉シリーズは

言ノ葉ノ花(文庫)→言ノ葉日和(同人誌)→言ノ葉便り<前略>(同人誌)→
言ノ葉便り<冬木立の頃>(同人誌)→言ノ葉便り<草々>(…

1

純情アイランド 小説

砂原糖子  夏目イサク 

コウノトリとかキャベツって

夏目イサクさんの絵に惹かれて購入しました。ぴったりですね。挿絵のおかげで作品の魅力三割増くらいになってると思います。
いいかんじに明るく楽しいコメディでした。

なにがおもしろいって、ところどころ荒唐無稽なんですよね。生き神と敬われる受けの呪い(!?)で島の外に出られない攻め。
続編では受けが記憶喪失!古典的過ぎてこれには思わず笑ってしまいました。
だけどどうして、このギャグっぽすぎる要…

0

優しいプライド 小説

砂原糖子  サマミヤアカザ 

保高があまりに良い男

うーん、やっぱり砂原さんの作品は面白い!
コミカル作品はもちろんですが、このようなシリアス風な作品も。


受けの志上は、線の細い小作りな整った顔立ちの25歳。
ホストで、女性は皆、金蔓。

攻めは研修医の保高。
真面目で、学生時代は委員長などを任せられるようなタイプです。


中学生時代のクラスメートだったふたり。
イジメの対象だった志上をかばったことで、志上自身のプライ…

8

ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

よくある可愛い受けを、あえて真逆に描いた、乙女過ぎるロマンチストな恋!

砂原先生の商業誌初仕事の作品!
新装版になります!

三十路過ぎてから、自然と学園ものを読む機会がなくなっていたんですけど、やや先生の挿絵に惹かれて購入です。
この、やや先生の表紙大好きです!
もう読む前から、この2人のカップリングを色々想像して、妄想膨らませながら読ませて頂きました(笑)
内容を知ってからは、更に2人の雰囲気にやや先生のイラストがピタリとハマっていて、ニヤニヤものでし…

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