砂原糖子さんのレビュー一覧

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

無骨で一途な院生×性格悪い三流モデル

人を馬鹿にしたり見下して侮辱するような言葉が列挙され読んでいて気持ちのいいものじゃありませんでした。

プライドばかり高く顔の造作が少しばかり整っている以外何一ついい所のない晴巳。
モデルをするにしてもいい加減でお気楽に適当な気持ちでその日その日が楽しければいいという快楽主義者で貞操観念も無し。
三流モデルのくちもなくなるかもという時になって、仙介に養って貰えばいいじゃんと少ない給料を浪費…

3

恋はドーナツの穴のように 小説

砂原糖子  宝井理人 

ぜひ、ドーナツを食べながら。

恋をドーナツの穴に例えるって、何て可愛くて詩的なんだろう。しかもその表現の仕方がとても上手いんです!
皆さん大好き「年の差」ものです。年の差だけがメインではないですが、男子高校生(バイト)×店長という上下関係や立場の違いもあってか、今までで一番「年の差おいしい!」と思わせられた気がします。
攻めは無関心であっさりした男子高校生の凛生。イケメンでクールな凛生が受けの倉林に惹かれてからは、余裕もな…

6

全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

王道ラブコメ

前作の「純情アイランド」が大好きで、何度も読み返していた矢先、砂原先生とイサク先生の再コラボを知ったのでもしやと思ったら、まさかの8年越しのスピンオフということで。発売前からとても楽しみに購入しました。

受け同士が親戚らしいということで、比名見も比名瀬同様のド天然なのかと思っていたらツンツンで!割と常識人だったことに驚きでした(笑)
王道学園モノの特異な雰囲気はあまり得意ではなかったのです…

3

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

もしも心の声が聞こえたなら

もし、人の心の声が否応なしに聞こえてしまったら。
やっぱりどんな善人でも人間不信になるだろうな。
そしてそれが突然聞こえなくなったら、それはそれで腹の探り合いに嫌気がさす……実際人の心の声が聞こえたことなんてないのに、主人公の気持ちがじんじんと胸に伝わってきました。
それでもこのお話が照らし出すのは悲惨な運命を負った主人公ではない。
心の声が聞こえたことで攻めの恋心に気づくことができた、二…

3

全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

「全寮制男子校」って響きのホモホモしさ

原点回帰。
全寮制男子校、白色学ラン、学園のマドンナ、王道ど真ん中を突っ切っているようで、でも確かに最近あまりなかった展開なのかもしれません。
閉鎖的な学園でちやほやされる世間知らずで高慢な雛様。
男子高生たち女を毛嫌いしてるようで本当は女が気になって仕方ない、そりゃそうですよね!思春期男子だもん!そんな中、雛様を至上だと崇めていた男たちが一斉に女に寝返る場面は切なかった。
その分内裏の峰…

2

全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

白学ラン

山の中の全寮制男子校を舞台にしたラブコメディ。
昔はBLに全寮制男子校は不滅の王道!だったはず。
それが今では、、、。

生徒会は白学ラン。
一般生徒もロイヤルブルーの学ランって、どこの乙女ゲーかラノベだよ!
広大な山の中に広がる、お城のような学園に、事情があって高校の途中から転入してきた主人公・峰井。
彼の持っている、外の世界の一般常識では想像もつかないような、浮世離れした学園生活…

3

全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

ベタなノリが楽しい学園コメディ

家庭の事情で音楽学校をやめ、
全寮制男子校へ転入した峰井(攻め)。
そこは「雛様」こと絶世の美少年・比名見(受け)を
全校生徒が崇め奉る異世界で……


この男子校の描写がコメディ全開。
「雛様」にキャーキャー言ってる男子生徒たち、百合系アニメの女子モブキャラのように乙女チックですw
あまりに浮世離れしたノリに、平均的男子高校生の峰井がいちいちドン引きしているのが笑えます。

5

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

受け様が可愛い

受け様は美人で有能な広告会社の社員。攻め様はお医者さん。
ハイスペックなカップルです。
受け様が口が悪くて、攻め様にも「性格が極悪」と評されたりしています。
なのですが、私個人的には受け様が可愛くて仕方ないです。
本当はいい子なのに口の悪さゆえ、無駄に敵を作ってしまったり。
素直になれなくて、本心からそう思ってるわけじゃないのにツーンとしてしまったり。
自己弁護しない潔さとおうか、不器…

6

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

憎めない嫌な奴

鹿児島へと行ってみたくなるラブストーリー。
著者様のあとがきでNEO鹿児島とありましたが、桜島がまるで恋のキューピッドのような役割を担ってるところもロマンチックで素敵でした。
左遷され鹿児島へと来ることになった主人公・久我山は、自尊心が高く傲慢な一面もちょいちょい見せてきます。
性格と口の悪さを覗けば、ほぼ完璧な久我山。口の悪さも良く言えば素直なのかな。
序盤で繰り広げられるバスの座席争奪…

5

セーフティ・ゲーム コミック

香坂あきほ  砂原糖子 

女装デートをしながらも落ち込んでゆく

取引先の内科医に思いを寄せるMR。
仕事の関係者であり男同士であるので 思いをあきらめていた。
ある日、友人の勤めるゲイバーに あこがれの内科医を見かけ
チャンスと見て ある計画を友人に依頼する。
「女装イベント」とだましてあこがれの内科医に女装させることに成功。
知らないふりで 偶然を装い デートに誘うことに成功。

MRくん いつまでも騙したままデートを繰り返し 一向に真実を告白…

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