砂原糖子さんのレビュー一覧

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

槻島が好きだなぁ~

 表紙イラストにすごく惹かれたけど、私的に当たり外れのある作家さんなので出版社サイトで試し読みしてから購入し、ワクワクしながら初読みして何だか物足りなさを感じたので、翌日に再読。けれど感想は変わらずで、期待していたほどは愉しめなかった。
 攻×攻的な設定は大好きだし、容姿・社会的地位ともに最高ランクの槻島が、女性のことを悪し様にののしったり、偏見に満ちた評価を下しているさまは全く不愉快だと思わな…

3

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

面と向かうと素直になれずツンデレ

ぼろアパートの買収のために、自らぼろアパートに部屋を借りた社長の槻島。
偵察目的だったはずが、部屋に開いた壁穴からアパート管理人である永沼の自慰行為を目撃。しかも、永沼がタイプだったために、ぼろアパートに足しげく通うはめに!

永沼のことで頭がいっぱいなのに、面と向かうと素直になれずツンデレっぷりを発揮する槻島が可愛いいです。
ただ、全体的に「きゅん」とくるものがなくちょっと物足りなかった…

1

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

キャラの可愛さに掴まれました。

イラストを担当されている三池ろむこ先生の絵が可愛らしい、優しいパステルカラーで統一感のあるカバーが印象的ですが、タイトルと表紙が一致するまで時間が掛かってしまいました…。誤って二作目の『言ノ葉ノ世界』から読んでしまい、しかも最初に買っておいたのがこの『言ノ葉ノ使い』。四作目は未読なのですが、それぞれに独立したお話なので(たぶん)どの作品から読んでも楽しめますよね。今のところこの作品が一番お気に入り…

2

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

ベストバランス!

おもしろいけど読み終えてしまうといまひとつ記憶に残らない、私の中でそんな印象が強かった最近の砂原先生の作品ですが、これはよかったです。

CPのキャラがそれぞれ魅力的でした。
ひねくれた子供の槻島と、真面目で素直、大人な永沼。どちらがではなく、どちらもよくて、そう思える作品は読んでいて楽しいです。わくわくしながらあっという間に読み終えました。
物語は舞台になる古い木造アパートを、取り壊そう…

7

言ノ葉手帖 -桜夜- 小説

砂原糖子 

お花見

幸せなひとコマですね。
ちょっと散歩がてら夜桜見物に向かい、まだ心の声が聞けたころに桜を一緒に見た頃のことを思い出す・・・。
あれからいろいろあったけどこれからも仲良くやっていくんだな、といった感じでとってもほのぼのです。

長谷部君が二人きりだと声を立てて笑う事も少なくない日常になっているのもいいですね。
一年前にできなかったお花見キスも今年は余村さんからねだるのもかわいい。
ほんの…

0

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

見てはいけないものほど、見たくなる

もし、自分の部屋の壁に穴が開いてたら……?
まあ、不動産会社に腹を立てる人もいるかもしれませんが、
穴を覗いてみたくなりませんか?
人の家なんて覗いてはいけない…でもちょっとだけ見てみたい…
なんて好奇心にかられるのではないでしょうか?
主人公の槻島は、そんな好奇心に負け、壁の穴を覗いてしまった
人物です。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
ボロアパートの実直な管…

3

真夜中に降る光 小説

砂原糖子  金ひかる 

君は臆病な人だ【ネタばれあり】

個人的には大好き!!
クソ真面目×愛に飢えてるホストって設定だけでも美味しいんだけど、不器用で不格好な恋愛って感じが素敵でした!ますます砂原糖子さんにハマっていきます。。。

受けの新二くんはどうしようもないクズなんです、でもそれは過去に受けた傷、虐待や避けられて苦しくて、でもそれを解消するすべさえ知らない子供、その子がそのまま大きくなった感じがしました。どこまで行っても孤独で、その孤独ゆえ…

4

恋のつづき 恋のはなし2 小説

砂原糖子  高久尚子 

甘いなぁ…。

『恋のはなし』の続編。

今度こそ新山がアワアワする番か!?とほくそ笑んでいたんですが…もっといじめてやれば良かったのに。(新山を)

相変わらず真面目で真っ直ぐな多和田さん。
エッチに素直?になってきたものの、多和田は前作と性格的には変わっていないように思います。

今回、勝手にイラついて空回りして、考えもなしに悪態ついて多和田傷つけて、後悔しても素直になれずまた同じ轍を踏む…そし…

6

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

嘘が転じて

まず最初に思ったこと。
それは、こんのクソヤロウ!でした。
新山の性格は嫌いな人にとっちゃもう読むのも嫌!となってしまいそう。
それぐらい、最初の新山はどうしようもない男です。

でもね、そんな男がいつのまにか本気でハマっちゃう、というのがなんとも可愛らしいんですよ。笑

多和田は自分のセクシャリティを恥じとまではいかないけれど、『いけないこと』のように感じており、自分を律し常に『真…

9

恋はドーナツの穴のように 小説

砂原糖子  宝井理人 

なんだこの可愛い攻めは

このりお(※平仮名でご容赦ください)なんて可愛い名前を持つ彼こそ新時代の攻めなのではないかと!
高校生らしいのに決して子供っぽくはない。決してスーパーじゃないけどちゃんとかっこよくて、おまけに可愛い。
受け様の可愛さかすんじゃうよ。でもいい。

無表情でテンション・血圧・体温とそろって低そうなりおが受け様にはワンコと化すのはたまらないなー。
初めて致そうとするときの余裕のなさも可愛いった…

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