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48/110(合計:1098件)
砂原糖子 陵クミコ
香子
ネタバレ
少し前の作品ですが、ちるちるでレビューを読んで気になったので。 少し発達障害(?)がある純粋な睦が、可愛らしくてときどき痛々しくて、本来なら泣くべきところじゃないような場面でも涙が出てしまいました。 とてもいいお話だとは思います。が、貴文に少々イラっとした場面も。 高校生の頃は色んな女と付き合い、卒業後は睦の元を去り、それから8年後に再会してからも、心は睦に縛られたままであるにも関わらず…
砂原糖子 北上れん
マキヲ
あらすじから、犬猿の仲でマイナススタートの二人のお話…かと思ったのですが、そこまで険悪な感じの描写はありませんでした。過度にタフな展開もないので、良く言えばソフトな、悪く言えばパンチの弱い刑事モノという印象の作品です。 前編にあたる表題作と、後編にあたる「キスさえできない仕事なんです」が半分ずつのボリュームで収録されています。 被疑者に「恋愛したことないでしょう」だの「女に興味ないでし…
砂原糖子 南野ましろ
人外BLは数あれど、スライム状の宇宙人攻というのは唯一この作品だけじゃないでしょうか。荒唐無稽なコメディーなのに、さすがは砂原糖子さん。萌えと胸キュンがほどよく詰まっています。 表題作は7割で、残りのページには後日談「恋宇宙できっと」が掲載されています。私はあまり触手萌えはしないはずなのですが、瑞野はやってることはかなりエロいのになんせスライムだしヘタレだしで、エッチなシーンも何故か微笑まし…
砂原糖子 梨とりこ
ふばば
あらすじと表紙絵から勝手に少年時代からのほのぼの+切ない物語かと思い込んでいましたが、読んでみると、やさぐれ街金のすれ違いこじれまくった初恋の成就譚、でした。 というと身も蓋もないけど、元天使のような可愛い子役の艶(えん)が、子役同士の競争意識から起きた事故のために芸能界から消え、その頃出会った同級生永見との、タイミングの合わない恋物語が甘さ少なめで綴られて行きます。 小学生時代、中学生時代、…
砂原糖子 木下けい子
麗音
「迎えに来るから」といって都会にでていった恋人が、いつしか連絡が間遠くなり…というストーリーは多々ありますが、大抵は上京して都会の水に染まった頃オシャレで綺麗な女の子に慣れた目で見ると、素朴な恋人の記憶が遠くなって迎えに来るから待っていてと言った時の気持ちなどすっかり忘れてしまうもんなんです。 残された方はそれでも健気に待ち続けるのですが…。 この主人公の湊は故郷を出ざるを得ない状況になり…
砂原糖子 水名瀬雅良
砂原糖子さんの作品で、ノンケの年下攻×美人でビッチ属性の年上受ということで…期待しすぎたかなーという感じです。 名久井は実は一途に攻に片想いしているというキャラクターで年上らしい余裕もあって良かったのですが、特に前半(表題作)ではどうにも浦木が未熟というかデリカシーに欠けた男性に見えて、名久井はもっとイイ男に恋すればいいのに…と思いました。 後半「シガレット×ビター」では少し成長したよ…
上巻で自分自身の気持ちに気づき始めた上芝と庭中が恋人になるまでが描かれた下巻です。本編の他に、二人の後日談が二篇と、本編に登場した「ホモの隣人」こと八川クンの最後の恋…になりそうな恋のお話が収録されています。 上芝と庭中のお話は、特にお互いの気持ちが繋がる展開はロマンティックで良かったものの、既定路線というか収まるところに収まったなという印象で、八川クンの短編のほうが私は好きでした。短編ゆえ…
大らかで自然体のアウトドア派な雑誌編集者・上柴と、彼が担当することになった、引きこもりがちな変わり者の作家・庭中のお話です。 作家と担当編集者という組合せはBL作品ではよく見かけます。この作品はお仕事と恋愛の絡ませ方に不自然さがなく、最後までバランスが良くて読みやすかったです。 こちらは上巻で、上芝と庭中が出会い、お互いの予想外の行動に振り回されつつ惹かれ合う様子が描かれています。恋愛…
砂原糖子 宝井理人
acop
ポップな表紙に惹かれて購入、そのポップさゆえ(?)に軽んじてしまい少しの期間放置(ごめんなさい!)、読後感も非常に良く、爽快な気分で放置(本当にごめんなさい!)。 しかし改めて考えてみると、私の中では評価高かったです。歳の差ラブです。日常BLです。高校生×リーマン。めちゃ好みです。 カラミはとってもノーマルかつシンプルなのですが、宝井さんの挿絵がエロさを倍増させてくれます。 目線は頻繁に凛生…
砂原糖子 金ひかる
こだま
罰ゲームから検索しました。 義理の母に虐められたんやろなぁと思いツキンと涙ぐみそうになるものの、ホストというのにあまりピンとこず。けど最後はハッピーでニンマリ。