砂原糖子さんのレビュー一覧

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

執着愛

千夏史も日和佐も10年以上同じ相手に囚われ続けるって、、、

千夏史は,他には何も見えない子供の思いこみで、
日和佐は、由多夏を亡くしてから、閉じたまま成長を止めてしまった心で

二人の時間が動き出してみたら
日和佐はいきなりエロ親父でした。

うーんと、後は、
メインキャラの片方を、「かわいい」とか「こどもっぽい」「華奢」って表現するのは、よくあることだけど、
だからといって…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

憂鬱な性的衝動???

『メランコリック・リビドー』直訳すると、憂鬱な性的衝動???

千夏史は小学三年生だった頃
駐輪場で他人の自転車に座り込む高校生の日和佐と知り合う。
兄 由多夏と同じ制服をずいぶんだらしなく着こなす日和佐に
興味を抱き何度も会いに行ってしまうのだが
駐輪場で日和佐が待っていたのは、兄 由多夏だった。
日和佐は兄の恋人だった・・・。

その瞬間、兄に恋する日和佐に、恋い堕ちたわけで…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

想いが届いた初恋

みなさん書いてらっしゃるように、私も『センチメンタル~』とリンクしているお話だと全く知らずに買ってました。
なので、日和佐という名前が出てきても「これ、誰?」状態で。
カメラマンという職業から、ようやく「ああ、あのカメラマンかぁ~……」と納得。

29歳という、れっきとした大人ですが、恋愛に関しては高校生の時から成長していない気がしました。
最愛の恋人を、22歳で亡くしちゃってるから仕方…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

すべての鍵は「亡き兄」

今まで、砂原さんの作品を読む時は
早い段階で物語の世界に入り込める事がほとんどなのですが
この作品では、半分読んでもまだオブザーバー的な見方しか出来なくて
正直戸惑ってしまいました。

でも、後半に入った途端に
それまで冷静に読めていたのが嘘のように
落ち着かないような、もどかしいような気持ちになって来ました。
そして、それは
自分の心の動きが日和佐の心の動きにリンクしていたから…

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ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

ミスター・ロマンチストの恋

高校二年・生徒  ×  テニス部長・生徒会長  
 有坂和志         千野純直
  ↑ 攻          ↑ 受

成績優秀なテニス部エースで
生徒会長の高校三年生千野純直は内気な性格なのだが
クールで渋いと女の子に大人気。

でもそんな純直は夢見るロマンチスト、乙女ちっくな男だったのだ・・・・・・
後輩の有坂を一目見ることが楽しみな純直は、
外見はかっこいいのに心…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

早くも2009マイベストの予感…

ダメ、萌え殺されました…
登場人物がみんなみんな愛しい。
日和佐がどれだけどうしようもない男でも、それでも愛し続けた千夏史。
亡くなった恋人・由多夏が自分のことを本当に愛していたのか悩む日和佐。
自分の気持ちを上手に伝えることはできなかったけど、亡くなる直前まで日和佐を愛し続けた由多夏。
みんなただ相手が好きなだけなのにうまく伝わらず、まとまるまで時間がかかりましたねー
飄々とした日和…

6

言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

はいはい、ごちそうさまv

感情を表に出すのが不得手な長谷川の幼少期のくだりからはじまる。
そのくだりから長谷部がどこか寂しい思いを抱えて成長し
幼少期の性質は、大人になっても変らず
辛い頭痛を表に出せずに苦しんでいたわけで
そんなとき、心の声を聴いて手を差し伸べてくれた余村への感情が好きに変ったわけか!

「言ノ葉ノ花」の続編。エンディング後のラブラブ水族館デートの
合間合間に長谷部の回想が入る手法で描かれて…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

萌えだけでは、おさまりきれない。

ここのレビューがかなり高かったので気になって読んでみましたが、おもしろかったです!!

いままでBL作品を読んで、考えさせられることは多々ありましたが、
これは人間の「心」についてのストーリーで、こんなにも素晴らしいとは思いませんでしたあああ!!((嬉´∀`嬉))
かなり考えさせられちゃいましたよw


三年前のクリスマスから突然人の「心」の声が聞こえ、人間不信に落ちる 余村。
余…

6

ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  影木栄貴 

長い長ーいツンデレ

主役ふたりは幼馴染みで、高校生。
主人公(攻め)は、アパートで一人暮らしをしている。
隣に引っ越してきた幼馴染み(受け)は、毎晩のようにアンアンとエッチなあえぎ声を響かせている。守銭奴な彼は、『別れさせ屋』をしており、仕事で連日のように男女問わず部屋に引っ張りこんでセックスしているのだ。
この受けがスーパー毒舌のスーパーツンデレです。

かなり凝ったプロットで、ラストにどんでん返しが待ってるんです…

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言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

2人のその後が読める!

ドラマCD化もし、多くの人が涙したであろう『言ノ葉ノ花』の続編(番外編?)として砂原さんが書き下ろされ、同人誌という形で発表された作品です。

『言ノ葉ノ花』本編は余村の視点で描かれていますが、こちらは長谷部の視点で描かれている分、本編で書ききれなかったであろう寡黙な長谷部の揺れ動く心情が良く現れていて良かったです。

あとがきで砂原さんが「いつも振り回されてばかりだった長谷部を幸せにしよう!」と…

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