もりもよりさんのレビュー一覧

君の夜に触れる コミック

もりもより 

静かで、ただひたすらに美しい。

二人の生きてきた環境は違えど、お互いに狭くて暗い環境で生きてきた2人が、互いを知ることによって、少しずつ明るい世界に目を向けて歩んで行く話し。
絵が本当に丁寧で美しいです。僅かな光しか感じることが出来ない佳澄さんの目には釘付けになります。
一方、小さい頃から殺し屋の父の元で育ち、父親の道具として生きてきた千夏。彼の顔は常にクマが出来ていて、不用心に彼に近づいて来る佳澄さんを疑いの目で見ています…

4

君の夜に触れる コミック

もりもより 

繊細で素晴らしい絵柄とお話

連載をずっと読んでて、コミックスになるのをすごく楽しみにしていました。


殺せない殺し屋の千夏と、盲目の佳澄のお話です。
暗くて切ない部分が多いお話に
もりもより先生の絵柄がすごく合ってて
なんとも言えない気持ちになりながら読みました。

どちらにも救われて欲しいと思ったけど
千夏が救われる未来が私には見れなくて
ハッピーエンドじゃなかったらどうしよう…と不安に思いながら連絡…

4

君の夜に触れる コミック

もりもより 

画だけでも神をつけたいレベルの満足感


レビュータイトルの通り、めちゃくちゃ美しい一冊。どのページをめくっても丁寧で繊細でため息が出てしまいます。すっごく好み。紙で手元に置いておきたい作品でした。

お話そのものはと言うと、設定そのものはどこかふわふわした印象で、裏家業、というほの暗いバックボーンも、その言葉以上の実態が見えていない為、生臭いものはさほど感じず。多少の血と、罪悪感から察する程度のアングラ感なので、893物やマフィ…

10

君の夜に触れる コミック

もりもより 

透明感漂う繊細な作画。

表紙から始まり、全ページに渡って最後まで画面が美しく、どのコマをとっても非常に見応えがある作品でした。

これがデビュー作というのが恐ろしい…(好きです)。
圧倒的画力で繰り出される世界観と主人公二人のやり取りにはただただ恍惚として思わずため息が漏れます。

ただ、一点、惜しいなと個人的に思う所が。
物語に関して、今いち浸りきれない所がありました。私が気になってしまったのは、攻めの家業…

4

君の夜に触れる コミック

もりもより 

繊細で、切なくも優しい作品

それぞれ違う闇に囚われてた二人が、お互いを光へと導く、素敵な救済のストーリーでした。

繊細で優しい絵柄が印象的な作品です
一冊で完結するストーリーなのでペースはやや早く、展開もふわっとしている部分はありますが、個人的にはそこも含めて作品の繊細で儚い雰囲気を感じました

3

君の夜に触れる コミック

もりもより 

自分のペースでじっくり読んでほしい

ここ数年、何人も「え?これがデビュー作なの?」という作家さんの作品が発表されてきました。
その中でも今年は大型新人さんが大量にデビューされたと思いますが、さすがにこの作品はfromoREDが「夜明けの唄」と同時発売させただけのことはあります。ピカイチの大型新人ですね。
とにかく絵が上手いです。美しく、そして艶があります。一コマ一コマ、見入ってしまいます。

でも残念ながら「夜明けの唄」ほど…

6

君の夜に触れる コミック

もりもより 

とにかく美しくて儚い綺麗なもの

お話に魅了されて一気読みしました。
重々しい雰囲気から始めるのですが、そこには確かに光があって、とっても素敵なお話でした。

語彙力のない私には作品の良さがうまく伝えられないんじゃないかとレビュー少し躊躇してますが、それでもおすすめしたくて書かせていただきました。

もりもより先生の絵がとても繊細で美しく、登場する2人の表情にも引き込まれます。
読み終わったらほわっと暖かくなって、でも…

3

君の夜に触れる コミック

もりもより 

いい塩梅でした。しっぽり・オブ・ザ・イヤー。

物語の進行も絵の繊細さに引けを取らない繊細な表現でした。
私はモノローグに詩的表現が含まれていると、大抵「ポエミー!」と心の中で叫んでしまうシャイな部分がありますが、こちらの作品では私のシャイが発動しませんでした。きっと詩的表現に 温度感も含めて共感できたからだと思います。

さて、作中における受け様・攻め様各々の置かれた状況に関しての描写は、確かに1から10まで描かれてはおりません。特に攻…

4

君の夜に触れる コミック

もりもより 

すっごい好みの絵柄

すごく好きです。線が細くて、人物うまくて、光があたってるような絵柄。
ストーリーはそこまで強弱のないモノ足りなさがあります。もっと酷いものはひどく、コントラストがあればもっとよかったかなぁと思いました。

お話を思い起こすと、ちょっとしっくりしない部分があるので、萌×2ですが、絵柄は神。大好きです。

幸せになってよかったけど、攻め父とのやりとりでどんなことがあったのか、どうやって生活し…

3

君の夜に触れる コミック

もりもより 

光と闇のコントラスト

設定が設定なのでダークな面もありますが、
暗闇に光が差して満ちていく優しく繊細な物語でした。

正直に書けば、ストーリーに不可解な点が所々あり、
特に攻めの稼業・家族については「?」が残ります。

けれどこの作品の特徴は、
画面で心をガッと掴んで引き寄せて琴線に触れてくる所!
こうなったらあとは世界観に引きずり込まれるだけです。
読後はしばらく放心状態になって浸る感覚がありました…

4
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