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沙野風結子 水名瀬雅良
りーこ
ネタバレ
実の兄弟モノです。 弟・翼久(よく)× 兄・海理(かいり) 母親に育児放棄され、子供の頃から助け合いながら生きてきた兄弟。 飢えや寒さに耐えながら、母親が帰ってくるまでお互いを励ましながら待ちます。 でもいよいよ母親が帰ってこなくなって何度か行き詰まりそうになるんですが、その都度母親がお金を置いていってくれている。 そのことで兄の海理は自分たちはまだ見捨てられていないと喜ぶんです…
沙野風結子 高階佑
reku
攻め:姉の元許婚 戒滋 受け:男巫女 水哉 水哉の身体におしるしが現れ、巫女に選ばれてしまう。 その上幼馴染で水哉の想人・戒滋が巫女の対となる輝血様に選ばれた。 神事に向けて皮を剥いておくようにと言われ…という話。 因習モノ大好きな私にはたまらない話でした。 巫女に選ばれてから閉じ込められ、食事を運ぶ無口な世話役と戒滋しか人との関わりが無くなってしまう環境がいいですね。 濡れ場の…
沙野風結子 乃一ミクロ
marun
青ひげ公の城をモチーフにした作品で、サスペンス的でもあるし、ミステリアスでもあり、 オペラの青ひげ公の城のように、プロローグから始まり第1の扉からラストの第7の扉までを オペラと同じような雰囲気で描いている作品でした。 もっとも、青ひげ公の城とは違い、受け様が知らないうちに攻め様に異常な執着をされ、 拉致監禁されて、最後は殺される運命だというような設定が初めから有る事です。 それに、攻め…
茶鬼
題名の通りにグリム童話の「青髭」をかなり土台とした、しかしエンドはハッピーで終わらなくちゃいけませんから「美女と野獣」のような終わりを持ってきたと思われる作品。 題名に「婚礼」ってあるし、あらすじを見ると「花嫁」だし、地雷をにおわすキーワードが二つも・・・ドキドキ・・・ しかしイラストの乃一ミクロさんもちょっと今までの雰囲気とは違って大人っぽい感じに、そして決して可愛い男子っていう外見じゃない…
沙野風結子 梨とりこ
ofnotice
沙野センセイの6Pとあらば、これは買わずにはいられません!!!! しかもファンタジー系じゃないか!うぉー!なんというツボ! 厳密に言うと、6Pではございません。とはいえなかなか面白い。 ハードボイルドが多い沙野作品にしては珍しいアマアマ展開。 1冊じゃなくてやっぱり3冊に分けてシリーズ化してほしいですね~。 カップルが3つ出てくるんですが、それぞれ魅力ありますから。 カップルそ…
沙野風結子 奈良千春
galoo
蛇シリーズの番外編ですが、前蛇シリーズ未読です。 この後読む予定です。 この本単体でも内容を把握するには問題なかったです。 かなりミステリー要素が多い本作。楽しめました。 ただ理不尽さにふつふつと湧き上がるものがありました。 高柳があまりにも気の毒すぎる気がしました。 熾津にはただ単に自分の兄に似ているというだけで憎しみの感情を持たれ目茶目茶にされ、自分の信頼を置いていた部下には手ひど…
沙野風結子 小山田あみ
美しすぎる公安の狂犬と、お化けバイクに乗った野獣のカップルもついにシリーズ完結編。 いままでのBLにはない超辛口ハードボイルドカップルは心ざわめく面白さがありました。 しかし、うわぁ~…評価分かれるぞ、コレ。 導入部分、カワサキニンジャで疾走するシーンはかなりシビれましたw BLっていうとあんまりマニアックなモーターもの出てきませんからなおさらです。 自分は四輪派で二輪はウトいんだけ…
沙野風結子 きりみゆうや
すみません、この作品の設定そのものが個人的には一切受け付けない類のもので、 読み終わった後もすっきりした感じが無くて、ダメでしたね。 この作家さんの内容にしては、痛い感じが少な目かもしれないけれど(笑) 内容的には、茶鬼さんが詳しく書いていらっしゃるので割愛させて頂きますが、 日本の政治的背景はまさに現代日本が抱える問題テーマを押し出していて、 経済情勢がリアルで、ファンタジー好きに…
表紙絵にナチのSS軍服風の御仁が描かれているので、思わずその時代背景のお話なのかと思ってたんですよ。 ところがどっこい!現代でした。 主人公が中小企業の危機的現状を改善したいと、かなり前向きに取り組む公務員の設定でして、その彼がドイツに招待されて視察に訪れるんですね。 そこで出会ったのが、以前からその手腕に憧れと尊敬の念を抱いていた財閥の総帥の御曹司で。 ま、いろいろありまして主人公は拉致…
沙野風結子 実相寺紫子
「獣の妻乞い」のスピンオフ、銀髪の美しい狼とかわいいチビ狼編。 ハードな筆致の沙野先生に似合わず、序盤はとっても愛らしい描写です(驚) チビ狼が野の花に話しかけるシーンはなんともいえない愛くるしさ! 「獣の妻乞い」でチビ狼の睦月は上から目線の やなガキなんですが、こちらでは大変一途であどけない。 「獣の月隠り」は沙野先生、どうやら悩んだらしい痕跡があります。 沙野先生の持ち味は…