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沙野風結子 葛西リカコ
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 葛西さんの描かれた美麗すぎる表紙と淫靡なかほり漂うタイトルに、エロ甘なお話かなと思いつつ手に取りました。が、がっつりシリアス系のお話です。 「オニ」から都を守るために奮闘する陰陽師・桔晶の恋のお話。 内容はすでに書いてくださっているので感想を。 「オニ」は二種類います。 通常の(と言って良いのか…?)「オニ」と、人を喰らう「ヒトクイオニ」。 「ヒトクイオニ」…
fandesu
「ちょっとだけ」と読み始めたんです。40ページを過ぎたあたりから、ずっぽり物語世界に没入してしまって、気づいたら次の日になっちゃっていました。「あれ?あたし、竜宮城行ってた?」という位、時間を忘れます。この本、本当に忙しい時には開いちゃダメです(笑)。 内容というよりは、このお話の世界観をご紹介しますね。 平安時代といえば、魑魅魍魎が跋扈する時代。このお話では、妖の世界から現世に這い出てく…
ぴれーね
こちら、ヒトクイオニが跋扈して、陰陽師が自身の身体で帝の鬼の血を鎮めと、ダークで淫靡な平安朝ものになります。 雰囲気としては仄暗いエロエロ作品。 先を読ませぬ展開に、あっと驚く仕掛け、そして感動のラストと、もうページをめくる手が止められず、最後まで一気読みしてしまいました。 これは面白い!! 内容です。 陰陽道の銘家に生まれた天才陰陽師・桔晶と、家族をヒトクイオニに食い殺された陰…
沙野風結子 あじみね朔生
fiona0109
表紙のあじみねさんの絵で目に留まった作品です。 13歳の年の差で叔父x甥モノです。 主人公の恵多視点で物語が語られているのですが、この恵多がある事が原因で中学と高校時代の一部の記憶を失っています。 今まで何作か記憶喪失モノは読んだことがあるのですが、恵多のように特定の条件が重なると強烈な頭痛が起こり、体も麻痺して動けなくなってしまう、という設定は初めて読んだ気がします。 その事が叔父の章介…
沙野風結子 笠井あゆみ
jozy
思いのほかサラッと読めてしまった作品でした。 則雅への想いを抱えながら感じてしまったり、則雅に見られながら背徳感と絶望感の中で果ててしまう処女執事を期待していましたが、なんだかアッサリとサイに心を開いてしまった印象。 則雅への想いを越えてサイに惚れたとてつもない恋愛だと感心していたんですが、オチを読むと「なんだ最初から好き合ってたのか」と落胆。 サイもなんだか急に一気に優しくなって???まぁ…
165
タイトルからずっと気になっていた作品でした。表紙も笠井あゆみ先生の過激な体位ですよね。 椋一の彰良の呪縛からの解放と四堂によって初めて自我を持ち自分の生きたい道を選ぶことができました。 椋一が不憫で可哀想で辛かったです。彰良に捧げ尽くしてきたことや鬼畜の所業を受け入れさせられるところなど。不幸な境遇で育ち唯一守ってくれた特別な存在の彰良をいつまでも一途に慕い苦しむのがもどかしかったです…
沙野風結子 奈良千春
おさいふポンタ
同シリーズの蛇淫の血や蜘蛛の褥なども読みましたが、赤蜥蜴の閨が一番、極道で無理矢理って感じがしました。 攻めの臣は武闘派で破天荒で破壊願望まであるので攻め方が鬼畜です。 始めの方を読んで、ここからどうやってラブにしていくのだろうと思ってしまいました。 対する受けは強い。 極道相手なので、同シリーズの受けはみんな強いです。 赤蜥蜴の閨の受け光己は苦労人なので我慢強く健気で芯が強いで…
沙野風結子 きりみゆうや
軍服と海パンをだしましたと沙野先生が書いてましたが、軍服は軍服でもナチのだったのですね。 優生学とか始めて知りましたが生理的にダメでした。 攻めは兄に洗脳されてるし、受けは攻めに酷い事されてるのに受けいるのが早すぎる。 他の沙野先生の作品は好きな作品がたくさんあるのですが、すみませんがこの作品は攻めと受けの気持ちに共感できる所があまりなくて萌えませんでした。
高校の頃に因縁のあった神谷と久隅。 優等生で受けの神谷は検察官でエリートに、不良で攻めの久隅はヤクザになり2人は再会します。 久隅は加虐的で受けを堕としたい攻めで、 神谷は自己破壊願望があります。 始めは脅されての関係でしたが、報われない片思いに苦しむ神谷が苦しみを忘れるため、久隅との行為を利用しだします。 そのまま久隅も優しく受け入れていくのかと思いきやそこはヤクザ、無理矢理神…
沙野風結子 座裏屋蘭丸
切なく麗しく格調高いお話なのに、今回もエロシーンでチャレンジをかましてくれる佐野さん。 ご本人があとがきで書いている様に『触手』がメインなのですが、私が感心しちゃったのは天人である桐羽が『感じると浮く』というくだり。一歩間違うとギャグになっちゃう様な話なのですがとてもロマンティック、かつ、震えがくるほど美しい!「このシーンを読めただけでも価値があったーっ」と夜空に向かって叫びたい様な気分です。 …