沙野風結子さんのレビュー一覧

隠しごとナシの親友 小説

沙野風結子  まつだいお 

ネタバレなしをお勧めします

作家様買いです。
いやぁ、難しかった……。なんかどう書いてもネタバレになりそうなんですけど、”書き下ろし”がないと「はてな?」で終わってました(雑誌掲載時に読んだときはそうでした…)ゆえに、絶対最後まで読んだほうがいいです!!(←アタリマエですけど)攻め視点→受け視点と変わることにより理解が深まります。

受けのあざとさにも色々仕掛けがありそうだな~と思ってたんですが、なるほど~の展開でした…

2

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

大好物だった

ちるちるさんの評価順で辿りついて読ませていただきました。
めちゃくちゃに面白かったです⋯泣きました。
どえらいエロい表紙とタイトルで、おそらく自分から手にとらない作品でした。皆様のレビューに感謝。
大好物の癖がつまった最高作品でした。

この本くらいネタバレしないほうがいい本もないのでは?というくらいミステリアスな内容。最後に謎が解けた時泣いて、やっと解けたのに..!
そこでまた号泣案…

0

隠しごとナシの親友 小説

沙野風結子  まつだいお 

ワケアリ感が面白さに繋がるミステリーファンタジー

ほぇぇぇ〜〜〜……((((;゚Д゚)))))))
登場人物、みんなワケアリの秘密持ちでゾワゾワしました。

タイムリープもので、しかも謎解きミステリーあり。物語はかなり複雑に動きますし、状況もかなり錯綜していくSFチックなファンタジーストーリーは読み応えのボリューミーな一冊です。
アインシュタインの量子力学に話題が及ぶせいか、タイムリープの構造概念のアプローチに説得力が増すのもこのストーリ…

3

隠しごとナシの親友 小説

沙野風結子  まつだいお 

大大大好きなあなたのために。隠しごと”アリ”の、執着。

おおお〜〜...!!

沙野風結子先生の著作、そんなに沢山読んできたわけではありませんが
そんな自分でも”先生らしいなあ...!”と感じてしまう、
SF感漂う切ないミステリーBLでした。



親子の愛、恋情ー
誰かが誰かに執着している糸が、複雑に絡まり合った物語。

甘さもなくはないけれど、
ミステリー要素×シリアス度高めのため、
好みはちょっと分かれそうかな、、?

5

なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

てんこもり!

沙野先生の文章に、小山田あみ先生が絵を描くという幸せよ。
絶対好きに違いない!と思って読みましたが、
いやもう、てんこもりでしたよ、色々笑!
苦痛をもたらすお道具がNGな方はご注意ください。
亡き兄のふりをして生きることを余儀なくされたモトアキと破滅を望んでいるかのようなタスク。
これガチムチ受けかー?!とソワソワしましたが
良かった、モトアキが受けだった。
でもタスクも受けられそう…

0

獣はかくして愛に啼く 小説

沙野風結子  小山田あみ 

復習してから読むべきでしたがおもしろかった!

早く読みたい気持ちを抑えられずに3巻までの復習を全くせず、読み進めてしまいました。
面白かったのですが登場人物が多く、前作までの内容を覚えていられない自分にはなんだっけ?となってしまい難しい部分もありました。

刑事物としてのお話の面白さや緊張感ある展開に、ドキドキしつつ読んでいたら桐山とイトウの変態さにビックリしました。

沙野先生の文章はかっちりした感じなので作品の雰囲気が上品に感じ…

0

視淫に溺れる 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

譲らない攻防

堅物検事×高慢弁護士

お互い気に食わない、利用して黙らせてやる…!
どちらも譲らず上から上からな攻防が良い。

目で見据えることで操れてしまう特殊能力持ちな設定だからこその葛藤や物語運びが面白かったです。
その能力を暴いて弱みを探るつもりが心も体も取り込まれちゃって、
何か言い訳にしとかないとやりきれないとこも面倒で楽しく、強気な振る舞いが崩れてしまうのもとても良かった!

特…

0

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

社会派BL

BL小説史上最も美しいカバーデザインだと思っているのですが、続き物だし、刑事物というか難しい話かなと何年も躊躇していたのですが完っ全にはまりました。

好きだとかお前のことが…みたいな直接的な甘い言葉のドラマよりも、飼う支配する共闘する同じレベルに立つ、という男たちの世界に惚れ惚れ、滾りました。そしてそういう男で何人も女を抱いて来たのに抱かれる側になって快感に戸惑い抗おうとする男前受け最高過ぎ…

0

獣はかくして愛に啼く 小説

沙野風結子  小山田あみ 

2人の真実の愛と、Xデイの最終決戦

「獣はかくして」シリーズ最終巻。沙野先生の創る、ハードボイルドストーリー。漢な、かっこいい2人の最終巻の表紙は、桜色と淡いブルーの春の表紙でした。小山田あみ先生作画の表紙、本当に素敵です。真に想い合う2人の表情にグッとしました。私も、鹿倉の一筋の涙見て、泣いちゃいそうになりました…美しいです…。沙野先生の文章の、2人の心情と、官能的な描写には、読んでいてグッと世界観に入り込みました。深みがあります…

2

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

No Title

初めての作家先生でしたが、これ、前半「疵物の戀」と後半「疵物の愛」で印象というか、読者に与える衝撃が全然違います!後半、すごく良いです。ハラハラ、ドキドキ、エロエロ、切なさ、苦しさ…ぜひ読んでほしいです。

こちらの本、あらすじから受ける印象とはだいぶん違います。なんでこんなあらすじなんだろう(笑)間違ってはいないけど、良さが伝わっていないような…(笑)

お互いの人生を背負い合う2人、幸…

0
PAGE TOP