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沙野風結子 笠井あゆみ
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ネタバレ
何度目かの読み直しです。 初めて読んだ時はサイを害獣でなんて鬼畜なんだ!と思ってました。 しかし再読なのでサイの気持ちを考えるとまた違う感想になります。 あんなやつに心酔して尽くして何もかもを捧げている己裕をサイはどんな気持ちで…(泣) 何度も己裕にどう思った?何を感じた?と問い続けるサイ(泣) 己裕からしたら地獄な日々のはずなのに、少しずつ変化がみられ…。 このサイの献身を!…
沙野風結子 小山田あみ
何年かぶりの読み直しで、なんと!初めて読んだときに萌2にしてたなんて〜。 基本的に甘くて溺愛攻めでハッピーなお話が好きなのです。でもたまに痛いのも読みたくなるんですよね。沙野作品はこういうときに私にはうってつけなんです。 薄めの本なのに内容はすごいです! すっかり細かい部分を忘れてて。 お互いこれで良かったんだよ。君たちだから、本気でぶつかり合って辛くて痛かったけど。鎧がわれて…
沙野風結子 高階佑
えいちゃん
タイトルにある〝輝血(かがち)様〟とは、天災から守ってくれる海神様が憑依する依代のこと。 その依代である輝血様と対になる形で巫女が選ばれ、二人で神事(=エロ)を行うことで島が守られる…と言う因習BLです。 うーん…沙野先生のお話はどれも大好きで性癖に刺さる作品が多いのですが、今作は残念ながら余り刺さらずでした。 昭和初期&因習とあって、オカルトな雰囲気は凄く好みだったんですが…… 恐ら…
ゆうかのん
大好き沙野風結子先生。 何作か続けて読んでいるけど、まぁ受けの不憫さといったら泣。 しかしちゃあんと最後には攻め様と熱い想いを共にして文句なしのハピエンになるからつい読んでしまう。 大好きな巫女設定と神事、今回の神様(もはや魔物だけど)は蜘蛛。 弟喰って成り代わってたりまぁ最悪でしたね。 はぁ実の兄弟で…エグいことしますね。 今作のしびれたワード 「俺はお前のヒーローなんだろ?」…
文句なしの満点! 沙野風結子先生のお話に笠井あゆみ先生の絵。 これ以上の贅沢がありましょうか。 表紙は大好きな黒髪受けのあられもない姿、期待度マックス。 処女執事ってことは未通で貞淑な受けなのね、と思いきや。 まさかの"V"にびっくり。 己裕とサイが過去につながってただろうなと予想できたけど、そんな関係だったとは…!! このままハピエンに向かうにはページ数残っ…
巫女と吸血鬼と海賊が好きなんです私。 神事が絡むとエロさ倍増。 巫女設定、推し作家様、推し絵師様、これ絶対好きなやつ!! 沙野風結子先生の作風なのかな、受けが厳しい状況に置かれてのスタート、紆余曲折あって、一途な想いが実りに実ってハピエン♡ だから途中がつらくても走れる。 最初に出てくる鬼灯(ほおずき)のくだりがまぁエロティックで、これは間違いなくキーポイントになるなと思ったので…
しなちくちく
先生の「処女執事」がとても好きな作品。 こちらたまたま見つけて、処女執事と同じく、現代物にファンタジー要素が混じっているのが面白そうだったので、読んでみました。 受けの篠束は、美人て強気な女王様といった感じの弁護士。人の精神を操れる特別な能力を持っている。攻めの西賀は、ずっと柔道を続けてきた、大柄で強面男前な検事。 初めは二人が敵対してバッチバチしています。これがどうBLになっていくのか…
沙野風結子 Ciel
エロスの鬼才、その名に恥じないプレイの数々。良いお話でした。 初っ端から蔓草があ!沙野さんの触手プレイへの探究心?さすがです! お話はとってもシリアスで。百年前の魔女狩りの復讐を託された最後の魔女シオンは、敵の子孫リカルドに眠りから起こされ…。 蔓草のように絡まる思惑。どの蔓がどの根なのか?その事態のその行動の本音はどの人の魂胆なのか?複雑でした。 愛と復讐の葛藤に苦しむシ…
magubo
獣はかくして~シリーズ大好きです。 骨太な男たちのBL小説いつもいつも読み応えがあります。 楽しみに待っていた3作目。 鹿倉さん大変でした…。 しかし、遠野に相対するビッグチャンスを前に2人の関係がそんな形で足を引っ張るなんて…思った以上にビッグラブ(???)w ゼロ→鹿倉の矢印は分かりやすく、なんだかんだとサポートし本気の救助活動し、伝える言葉や繋ぐ身体から熱い感じが伝わってく…
umeair
いや〜、タイトルから表紙から…エチエチなところも、そして内容も読み応えたっぷり、もの凄かったです…(ああ、語彙力。。) 人間の、「他者の命を犠牲にしてでも生き永らえたい」という欲の深さ。 序盤から最悪な印象しかないサイへの見方が、最後には180度変わってしまう面白さ。 則雅への愛を貫きたいのに、サイひどい、許すまじ!なんて思っていた自分を、終盤はたきたくなりました。なんも分かってなか…