沙野風結子さんのレビュー一覧

神の飼育―真白き神の恋― 小説

沙野風結子  座裏屋蘭丸 

まるでけだものだ

銀の長髪受け、恋愛より大義の攻め(@あとがき)、触手、座裏屋先生の挿絵と好きな要素目白押しだったはずが、合わさると思わぬ弊害が。

表紙と「飼育」というタイトルからおどろおどろしい雰囲気の触手かと思っていましたが、桐羽も敷島も基本は初心なかわいこちゃんでした。初心というか硬派な敷島が触手をけしかけるなんて下卑た真似をしているのがどうもしっくりこず。高潔な人物好きの自分には2人とも徹底されている…

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

どはまりしました

これぞ沙野さん!

『エロチャレンジャー大王』復活でございますね。
受け様ではなく攻め様がオナクラデリバリーのキャストであることとか、クライマックスで登場する『双頭のあれ』とか、読者を「エロの部分で楽しませたい」と考えられているだろうことがはっきりと見えるので嬉しいです。
こんな感じの『スペクタルエロ』を読むと、私、なんか元気になるんですよね。

あと、今作を読んで、私が沙野さんのお話…

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

絶望から生まれ変わる2人の話

おのれのアイデンテティが揺らぐなか
グローバル化の世界で日本をどう舵取りするのか迷う官僚の重厚な世界なのにあくまでBLでしかも観重すぎず一気に読める上手さ
流石ですとしか言いようがない

1人は生まれた時から
もう1人は後天的に
自分を見失い虚無の淵に佇んでいた男2人が出会い
そこから初めはゆっくりとやがて激しくなる化学変化
足掻くようにもがく様に互いの魂を掻き抱き互いの手を握り立…

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

攻めの可能性無限大

BL読者としての器の大きさを試された気分です。
いつもは読んでみてハマらなかったら「がっかりだったなー」と思うのですが、この作品は「ハマりきらなかったワタクシが未熟なのです!申し訳ありません!」とシッポを足の間に挟んでクーンと項垂れる。みたいな。

タスクが音信不通になってからは、物語にどっぷり浸かったまま一気に読んだ方がいいですね。私は例の双頭のアレのシーン途中で電話がかかってきて一旦読む…

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

想像力の限界

電子書籍で購入。
ごめんなさい。中立評価です。

なんだろう?期待値が高かったのかな?
作家買いしている作者様の作品ということで、あらすじも読まずに購入。
小山田あみさんの表紙が美しく、ワクワクしながら手に取りました。

印象的な出会いから始まり、目に浮かぶような情景が描かれています。

が、肝心なエッチのシーンになると、私の想像力の限界が、、、、
ん?
攻めがどうで、受けが…

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

珠玉の官能表現に萌え転げます

作家買いです。正直最初は、期待値が高すぎたので…、”萌”くらいかな~の印象でしたが、いろいろ勉強になったのと(笑)、あとがきを読んで”なるほど~!”というわけで、”萌2”にしました。”あとがき”が結構肝だと思います。

エリート官僚とオナクラのキャスト(実は彼もエリートだったりするんですが)が”偶然のように”出会い、惹かれあい、危機を乗り越え、そして…ってやつです。
最終的に、メインCPに対…

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

わあ

先生買い。キャラはあまり好きなタイプではなかったのですが、わあ・・とびっくりするところあり、忘れなさそうだったので萌2よりの萌にしました。ねったり!ドシリアスという印象のお話で、本編250pほど+あとがき。おもちゃNGな方はちょっとご注意ください。

経産省事務次官の娘と1時間前に離婚成立した基彬(もとあき)。自宅に帰りたくなくて連泊しているホテルで部屋に入ろうとしたところ、1週間前にメトロの…

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

ふぁぁぁ……

オープニングから期待感を満たしてくれそうな雰囲気しかなくて、、そのまま一気に疾走して大大大満足感に浸った状態で読み終えました。満たされると何もいうことないんだなー…。冷めやらぬ興奮の中、萌えたシーンを妄想しながらプレイバックしてますぅ〜ウッウッウッ…(嗚咽)

全てが自分の中で完璧すぎて、何を書いたらよいのかまとまらないところなんですが、硬派なエロスを味わいたいならぜひ!!男の官能をこれでもか…

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処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

神作品です

衝撃なタイトルとカバーイラスト、しかし読んでみると純愛で息もつかせぬ展開、もうビックリで大好きな作品になりました。
沙野先生のサイトにssやエピローグがあり、こちらを読むとより満足感が増しますので、必ず読むべき!
私は、沙野先生の表現や文体がすごく好みです。処女執事はダントツに良い!
おススメします。

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なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

リバじゃないのに攻めの定義がゲシュタルト崩壊

こ、、、これは、、、、(´⊙ω⊙`;)!!!

攻めも受けも心的外傷を抱えていて
自責衝動やアイデンティティの確立etc.の描写があり、
小山田あみさんの挿絵も相俟って硬派な読み応えを感じました。

後半に向かうにつれ
サスペンス的な面白さも出てグイグイと引き込まれます。

が、しかし。
プレイ面では中々のディープさがあったな~と…!
個人的には色々と衝撃が大きかったです(∩…

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