佐々木久美子さんのレビュー一覧

愛執の鎖 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

お仕事お疲れ様です

ぎんこーいーん!自分の父親のお仕事だった(とっくに定年退職してます)わけですが、こんな大変なお仕事なんですね。
またひとつ、新しいお仕事を知りました。山下さん(女性)お仕事頑張ってください。

で、本編の感想ですが、三浦さんの流され様とアタフタする様と、大石くんのたまりにたまった熱にニヤニヤしっぱなしでした。
いつもと違う状況下で、隠れた性癖を暴かれたら、みんな三浦さんみたいになっちゃうん…

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SH(シュガ-ハイ) 小説

井上ハルヲ(オハル)  佐々木久美子 

設定は好きなのに

刑事×麻取・・・上司はドS・・・面白そうでしょ?面白そうですよねっっ!
文章もウマいし、人物もなかなかいい。
専門用語もちりばめられてて、よく調べて書いてるな~と感心しますし。
早瀬の上司のドSキャラ、菅田なんて、羊のストライクゾーンど真ん中でしたよ。

でーもー、
なんか萌えなかったの・・・・
刑事と麻取でも、人物がそこそこ魅力的でも、
ドSキャラがとことん冷酷でも、

やは…

3

40男と美貌の幹部 小説

海野幸  佐々木久美子 

年下上司、年上部下

エリート幹部候補生と優秀な営業マンの話。
候補生は華やかな見かけに反して初です。
若くして役職付きなので回りは敵だらけ。勝ち気です。
にっこり笑顔でサラっと嫌味を言う系?
でも恋愛になったら意外にバタバタです。

他の方もおっしゃってますように、期待してた40男と30男の話しにしては、二人とも若すぎでしたが、
年下上司と年上部下の話としては面白かったです。

もっと窓際にいるおっ…

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月暈 コミック

佐々木久美子 

あら、漫画もいいわ~~

 小説のイラストとして大好きな作家さんでしたが、漫画も好みでした。

 時代物です。絵的に攻めがカッコよくて好きでしたが、お話もなかなか切ない! 
 5年前に何があったのか。黒重(攻め)の片腕がないのはなぜなのか。読み進めるうちにわかってくるのですが、まぁその過去が切ないこと。
 一度読み終わったあとに、もう一度読むとまた物語が違ったように見えて、楽しめました。

 この方の時代物、も…

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禁忌 小説

愁堂れな  佐々木久美子 

タイトルがすべてを物語っているので、、、

時代設定が大正
場所は、軽井沢の別荘
主人公は、かつて小説家を志して文豪・三ツ村の内弟子兼お稚児として十余年を過ごしてきた芳
三ツ村に盗作され、失意の日々を過ごしていた芳は、学生時代からの友人、華族の園池に誘われ、静養のため軽井沢の別荘に来たのだが

もう、設定だけで、お嘆美な、官能男色小説の匂いがぷんぷん。
もう、言葉遣いが、半端なくエロい
愁堂先生なのでそれなりにエロはたっぷりで…

2

ドアをノックするのは誰? 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

大人のホロッとするラブコメ

遊び人の大学助教授が、美貌のサラリーマンに交際を申し込む場面から始まった物語。
男が男に交際申し込みという特殊な状況でありながら、
どこか淡々?飄々??とした二人の会話に軽い笑いを誘われました。

自分の告白をアッサリと受け入れ、尽くしまくる頼久に、メロメロになってしまう甲田。
天然で天使と悪魔の顔を使い分ける頼久は最強でした……
そして物語を読み進めて行くうちに、
頼久に振り回され…

3

優しい檻 小説

椎崎夕  佐々木久美子 

隔離された世界

お互い好きなのに、その気持ちを伝えられない関係。
呼び合う名前さえ、昔と同じ呼び方もできない。
素直にすべてを話してしまえば誤解も解けるのに…。
伝えられない気持ちが長年にわたって蓄積され、とっても切ないです。
ケガをして、成り行きで常盤の家に滞在する事になった樹。
結果として監禁なのですが、離したくない、側に置いていたい、という常盤の気持ちがありありと伝わってきます。
最初は辛く当た…

5

優しい檻 小説

椎崎夕  佐々木久美子 

二人だけの世界

あらすじを読んだ時、監禁調教ものかと思いましたが。
淡々と、二人だけの世界が展開される静かな物語でした。

樹を容姿から所作。日常生活全てに関して、
徹底的な管理下に置いた高名な彫刻家・山辺。
愛人関係と思われているが実は………
そんな山辺と樹の歪な関係にゾッとしつつ、
二人はとても寂しい人だったんだと切なくなります。

擦れ違い・誤解の末に、樹の身体を奪い、自分の工房に留める常…

6

ひとでなしの恋人 小説

松幸かほ  佐々木久美子 

ノリよく楽しく、気分爽快

会話のテンポとか、ノリがよく、ちょっとひねりも効いていて、読んでいて楽しかった。

まず、 主人公の瑞樹の性格が良い、そして、竜崎もイイ性格してる

瑞樹は、高校が一緒だった青山が、やくざになっても、普通に友達付き合い(っていうか、瑞樹が完全に青山を牛耳っちゃってる)ヤクザの事務所だろうが、臆せず平気で パンを届けにいったりする。
そこをたまたま、若頭・竜崎に見初められてしまう。

2

残酷な逢瀬 小説

いおかいつき  佐々木久美子 

読んだことあった

タイトルと、粗筋じゃ全く気が付かなかったけど、
この本、前にも読んだことあった。
この手の小説のタイトルって、なんとなく似たようなのが多いから、表紙に惹かれて、ついうっかりまた手にとっちゃったりするんだなぁ


過去の経験の所為で、人生の全てを諦めて、何事もやり過ごすように生きていた真人と、何事も、努力無くできてしまうが故に人生に退屈していた、ナンバーワンホストの羽鳥とが、関係を続ける内…

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