佐々木久美子さんのレビュー一覧

蜜のように毒のように 小説

杏野朝水  佐々木久美子 

いい話でしたが、感情移入できなかったです

はじめての男との再会ラブです。
世界を股にかけて活躍するカメラマンと、保育士の恋。
ところどころ面白いシーンはあったんですが(とくに、攻めがたまに見せる焼きもちは、ニヤニヤするほど面白かった)、全体的には萌えられなかったです。
あまり感情移入することもないまま、あらすじだけを追う感じで読了しました。
主人公の気持ちの揺れに共感できなかったのが大きいかな。
あと、子供の描き方も好きじゃなかったです。…

0

ひとでなしの恋人 小説

松幸かほ  佐々木久美子 

ひとでなしじゃなかったのでガッカリ

タイトルと、中盤までの展開で、真の「腹黒でひとでなしな攻め」を期待してワクワクしてたんですが、普通にいい人だったので、ちょっとガッカリしました。
「ひとでなし=愛するあまり絶倫になる」という構図は、まあいいんですが、なんともかんとも「それ、ノロケやん」というモニョモニョ気分にさせられました。
あと主人公の「喧嘩っぱやくてすぐに手が出る気の強い男」という設定も、恋人相手ではまったく炸裂してなくて、そ…

1

ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

成長の物語。

「エスコート」トップガード・延清美弦(28)×大学生・水嶋律(19)
「エスコート」シリーズ第2弾。

「ディール」
律は義兄から呼び出されてある公園に行った。
義兄との折り合いは良いとは言い難く不安に思いながら待っていた律の前に現れたのは義兄に頼まれたという男たちで。
男たちは律を襲ってくる。
そこへ延清が現れて…。

延清はどこか暴力的なところがあって。
律を結果的には助け…

2

花色―君をこそ、想ひ初めしか― 小説

栗城偲  佐々木久美子 

百夜通いは自業自得?!

今回は香合わせの才は無いが聞香は得意な四位少将と
帝と小野小町更衣の間に生まれた二代目小町のお話です。

二人の出会いから百夜通いを経て恋人になるまでと
その後の二人の番外編2本を収録。

受様は言い寄る公達にもなびかない才媛にして
祈祷や呪詛に長けた帝の更衣【小野小町】の実子です。

小野小町は更衣としてよりも
巫女としての役割を担う事が多かった上、
自身の命が長くない事…

1

フィフス 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

月1回の逢瀬×17年間≧愛?

叔父・国会議員・門真巽(46)×甥・「エスコート」オーナー・榎本和佐(32)
「エスコート」シリーズ第4弾はオーナー登場です。

『フィフス』
毎月5日は契約の日。
月に1回会って抱き合う。
それが榎本が巽と結んだ契約。
巽の未来を縛る代わりに、巽の自由に振る舞わせる。
その関係はもう17年も続いている。
なのに、その契約日以外に旅行に出かけようと言われて…。

オーナー、実…

8

らしくない恋 小説

火崎勇  佐々木久美子 

大人の初恋

子供の頃から夜の世界の片隅で育ち、若くして父親を亡くしてからは後を継いでキャバレーやバーのオーナーになった土岐が、“らしくない恋”に振り回されるお話です。

経営するバーのバーテンダー・遠賀に一目惚れしてしまった土岐は、綺麗で真面目で頭がよく、トラブル処理も難なくこなす遠賀との関係を大切に育ててきました。
プロポーズしたいくらい好きになった相手の気持ちがわからないがために、少しずつ間を詰めて…

1

らしくない恋 小説

火崎勇  佐々木久美子 

過去の経験も本気に恋には役たたず?!

今回は飲食店をチェーン展開しているやり手社長と
攻様の直営店で働く看板バーテンダーのお話です。

二人の出会いから有る事件を経てまとまるまで。

今回の攻様は父の急死に伴い事業を継ぎ、
旧タイプだったキャバレーを改装する等手を入れて
今では5店をチェーン展開する会社へと成長させた
やり手の社長。

彼は母を早くに亡くし、
幼少期から父のキャバレーに連れていかれていた為
女の…

2

エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

強がってるけど、本当は…。

依頼人・志岐由柾(32)×「エスコート」新米ガード・浅生ユカリ(20)

「エスコート」
ユカリは志岐のガードをすることになる。
志岐との第一印象は最悪だったが、志岐はユカリよりもよっぽどデキる男で。
あまつさえ、ユカリはボディガードのくせに助けられるはめになって…。

シリーズ第1弾。
ガードと依頼人。
けれど、志岐は少しもガードなんて必要としていなくて。
自分の身くらい自分…

2

リミット 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

嬉しくて苦しい時間…。

「エスコート」トップガード・名瀬良太郎(29)×「エスコート」調査部チーフ・柏木由惟(30)
「エスコート」シリーズ第6弾。いよいよラストです。

「クラッシュ」
由惟と良太郎はSP時代に知り合った。
同い年で一緒に組むことも多く打ち解けていったが、ある日、由惟は義兄の起こした事件のせいで辞職することになり良太郎も一緒に辞めてしまう。
2人はその後、エスコートに入って仕事をするようにな…

1

クラッシュ 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

年下の恋人との付き合い方。

謎の青年?七瀬侑生(17)×警視庁組織犯罪対策部管理官・夏目高臣(28)
「エスコート」シリーズの中ではちょっぴり番外編的様相の第5弾。
ひとまず、「エスコート」関係者のお話ということで。

「クラッシュ」
夏目は仕事もできる警視庁のキャリア。
こっそり訪れるゲイバーでも特定の相手は作らない。
一夜限りの子猫ちゃんを物色するだけ。
と、自分の好みからは少し外れるが侑生に声を掛けられ…

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