佐々木久美子さんのレビュー一覧

フィフス 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

何から何まで苦手三昧。

水壬さんも『エスコート』シリーズそのものも基本的には大好きなんですが、こちらはどうしてもダメでした。
でも、シリーズ内でも人気作なんですよね。相変わらずズレてるようです。ゴメンナサイ。


まず、近親(血縁)が非常に苦手なので『ガチ叔父×甥』の時点でもうどうにも無理でした。生理的に受け付けません。←近親なら『義兄弟』がギリギリ。『父子』は義理でも無理だ(余談ですが、だから『スキャンダル』も…

5

SH(シュガ-ハイ) 小説

井上ハルヲ(オハル)  佐々木久美子 

骨太な作家。すごいポテンシャルを感じるな。

えー、数年前から「オハル」には注目しているオレですが。
デビュー作がこれってやっぱタダモノじゃないわこの人…。

全体としては荒っぽいところもあるし、伏線回収が甘いところもある。
ミステリーないしはポリシエ小説としてはちょっと単純すぎるんだな。
早瀬とその上司である菅田、また菅田と柘植の因縁ももうちょっと食いついて書いてほしいところもある。
英田サキや中原一也もそうだがどっか柴田よ●き…

9

ドアをノックするのは誰? 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

絶滅危惧種?

答姐にて、お勧めいただいた作品です。
鳩村さんはあまり数を読んでいないのですがこちらは人気作品で、そんなわたしでもタイトルは知っていました。
この作品40代のオジサンが、30代のオジサンに片足突っ込んだ男性へ「ああ…僕の可愛い人」とか言っているわけです。
なので、冷静な気持ちで読んではいけません。
世界に入り込んで読むのですー!!

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攻めの甲…

7

ドアをロックするのは君 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

愛って深いなぁ…

ドアノックのお次はドアロック、うまい!w
前回は、自分もわがままになっても良いんだと気付いた頼久ですが
今回はかなり甘めになるのかな?という期待を
良い意味で裏切られましたw

甲田の隠し子発覚!?というなかなかショッキングなお話。
セフレが過去に何人もいた甲田には心当たりがないわけでなく
男性にとっては恐ろしいアクシデント…。
はたしてその真相は、というのはさすがにネタバレできま…

3

ドアをノックするのは誰? 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

思った以上にコミカルでした!

鳩村さんブームが私におとずれておりましてw
今回はタイトルだけでいくとオザ○ン??なんて思ってしまったのですが
冒頭は大人の雰囲気バリバリでした!

大学助教授の甲田はアイルランド文学やスコットランド文学を研究し
翻訳まで手掛けている41歳。
彫りが深くて顎鬚が似合って、いかにも口説きなれていそうな男で
美しければ性別は関係ないという…w
その甲田に二人きりの飲みの場で告白された頼…

5

ミステイク 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

女王様降臨

『エスコートシリーズ』三作目です。
今回の主人公は一作目からちょろちょろ登場していた、トップガードの真城となります。

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受けの真城は人材派遣会社『エスコート』ボディガード部門のトップガードで、32歳。
もとSP(警視庁のセキュリティポリス)出身。

攻めの清家は元・真城の部下で現役SP、28歳。
以前は体は大きいけれど子犬のような印象で…

3

記者と番犬 小説

  佐々木久美子 

設定が活かし切れてない?

洸さんの作品、初読みです。
視点は受け。
読んでみて、今後洸さんの作品に手を出すかはかなり微妙になりました。

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受けは週刊誌で記者をしている吉岡、28歳。
細身で綺麗な顔立ちのわりに、手が早い(殴るの方)。

攻めの多岐は吉岡の2つ年下の幼馴染みで、フリーカメラマン。
ワイルドで長身な外見とは正反対の大型ワンコ系。
********…

1

エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

買うならやっぱり文庫版

『エスコートシリーズ』の一作目で、2003年に出版されたものの文庫版です。
加筆修正され、書き下ろしもついています。
わたしは先に二作目の『ディール』を読んでしまったのですが、読んで一作目にも興味を持ち、どうせならばと新しく出ました文庫版を入手しました。
舞台は人材派遣会社『エスコート』のボディガード部門。
一冊ずつカップルが変わりますが、基本はボディガードのお話です。

今回のカップ…

4

ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

文庫化待ちきれず

わたしのイメージで水壬作品は『痛い』なのです。
最初に読んだのが『ラブシーン』だったせいでしょうか。
こちらはエスコートシリーズの二作目です。
が、毎巻メインカップルが違うとお聞きして、一番好みなカップル(年上で飄々とした攻と健気受)であるこちらをチョイス。

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受けの律は落ち着いて見えてもまだ19歳の青年。
現在は秘書として働いています。…

7

エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

書き下ろしのために648円、でも後悔はしません!

書き下ろしのために買いました。

今作は新装版ということもあり、書き下ろしもついているだろうけれど、この二人だっていうことで買わないつもりでいました。
この二人の書き下ろしは別にいいかあと思っていました。
おまけにたとえ脇役で榎本や真城が出ていたとしても、買わないつもりでした。けれど水壬さんのサイトで「ディール」の律っちゃんと延清が出ますとあり、その場で購入決定しました。

延清の出番…

9
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