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M+M
ネタバレ
「小説b-Boy」2010年9月号の特別付録、榎田尤利さんの10周年記念小冊子です。 全体的には、小説とコミックのコラボ企画「恋とは呼べない」「愛とは言えない」シリーズと、マンガ家シリーズが大部分といった印象です。 そんな中、「はつ恋」のスペシャルコミックがあり、はぁぁぁー!と大興奮でした。久我山と曽根が部屋から花火を見る話です。二人とも全裸(事後!?)ということもあり、甘い雰囲気が読…
水壬楓子 佐々木久美子
FlozenLychee
CDから入って原作が読みたくてずーっと探してて、 やっと見つけた本作。 るんるんで読了して、さぁて「ちるちる」さんにレビューっと 思ったら、文庫化されてたんですね。知らんかった。 義理の父親と兄に虐待され、実の母にはそれを見て見ぬふりされ、 全てをあきらめていた律が、自分から掴んだのは ボディガードを生業にする延清という男で。 延清にとっては一夜の相手だったはずが、 オーナー榎…
凛紫水 佐々木久美子
薄雲
もの凄く評価に困った作品。 なんちゃって平安風ファンタジー? とでも言いますか、鬼退治をしにきた領主の妾腹の息子が、あっさり鬼にやりこめられて、めでたしめでたし。 要約しすぎましたが、その間には親に疎まれた子供の悲哀だとか、人の子として生まれながら鬼になってしまった過去だとか、内容としてはなかなかいいのではないか、と思うのですが……うぅん……。 デビュー作ということと、Web作品に加筆修正…
火崎勇 佐々木久美子
アラブの話ですが日本が舞台なので馴染みやすい、ブルーシリーズの3冊目。「ブルーダリア」「ブルーデザート」のスピンオフ作品です。 「ブルーデザート」の主役二人マージドと白鳥が出ずっぱりです。「ブルーデザート」の内容は、イウサールの母親が日本嫌いになったという接点しかないのですが、「ブルーデザート」としっかり絡んでいるので、順に読んだ方が理解しやすいです。 1冊丸ごと表題作です。 イウサ…
渡海奈穂 佐々木久美子
1冊丸ごと表題作です。 友人から恋人への物語としては、比較的王道です。 尾崎(攻め)はカズイ(受け)を6年間思い続けています。だけど、友人としてでも傍にいたいから女の子と付き合ったり努力します。けれど、あるとき想いがあふれてキスをしてしまい、バレてしまいます…。 しかし、好かれるカズイのキャラが一癖あります。尾崎を拳で殴って友人にもどれと命令するような暴君です。一度寝れば尾崎もスッキリす…
久我有加 佐々木久美子
マキヲ
久しぶりに、脳みそが湧くような萌えを感じる作品に巡り会えました。関西弁と時代劇(明治後期)に抵抗がない方には是非とも手にとって欲しい作品です。 タイプは違えど上方落語界屈指の人気若手噺家である椿丸と真吾。実力のある二人が、噺家としてそれぞれ研鑽しつつ、相手の芸、そして人間性に惚れ込み、虜になっていく様子がとても艶っぽく、切なく、温かく描かれています。 会話劇としての面白さもありました。…
鳥谷しず 佐々木久美子
こにしそる
ミッション系のハイスクールが舞台ですが、カップリングは教師と弁護士です。寮が舞台の作品は大好きですが、こちらは寮でなく、生徒の合宿が行われている間、顧問として学園のゲストハウスに寝泊まりすることになってしまった綾崎が、理事長代理でやって来た弁護士の仲塚と同居生活を営むというお話。 綾崎は今は教師ですが、頑張って弁護士になる夢があり、仲塚は綾が弁護士を目指すきっかけになった人物だった…というか…
1冊丸ごと表題作です。光美の目線でストーリーは進んでいきます。 主な登場人物は、主人公の光美、年上の幼馴染である勝男、克己の三人です。光美には兄が二人もいるのですが、そちらの影は薄いです。 祖母のホテル「待宵」を、両親はラブホテルにし、それを売ろうとした克己を勝男は止め、光美をバイトに雇ってホテルを経営します。 光美は克己が好きなのですが、克己には弟のようだと受け入れてもらえませ…
縞馬
表紙の少し企んだような微笑みに惹かれて手にとりました。 が、内容は全く違いましたね(苦笑) 場所と時は違えど、お互い一目惚れ同士、そんなに波はありません、 律(受)はノンケな為、仲塚(攻)は、一目惚れですが自分の恋愛対象は歳上で、律は対象外だから大丈夫と安心させ、律の就職とひきかえに自分の家族に偽装の恋人として紹介したいとお願いします。 その際、偽装がバレ無いように二人きりの時は恋…
いおかいつき 佐々木久美子
表題作と続編「君に向かう旅」の2作品が収録されています。 表題作は真人、続編は千陽の目線で進みます。 真人(受け)は、病弱な母親を守るために、高校時代に従兄弟に陵辱・暴行された過去があり、それから覇気なく諦めて生きていました。結婚も離婚も特に執着が無い。 一方、千陽は何でも容易にこなせることから、人生に飽きていました。 そんな二人が、真人の妻・優衣をキューピットに出会った、と書…